〜〜〜  日  本  酒  〜〜〜 


〜 日本酒雑感 〜 


 日本酒は吟醸酒がいい。 特に「YK35」(35%精米の山田錦 (Y)を熊本酵母(K)で醸造したもの)の大吟醸酒は素晴らしい。まさに米のワインといった感じである。
 この「YK35」で造った酒が増え、一時は金賞受賞がずらりと並び、「味が均一になり蔵元の個性がなくなる。」といった批判が出たという話も聞く。

 一時は、出かける度にこの大吟醸酒を買い求めていたが、買い求めてきた酒は全て早めに飲まないといけない。従って、集めたいのを我慢して、常に2〜3本のストックに止めることにし ている。

 日本酒もワインのように、保存しておくと更にまろやかになるといった吟醸酒ができないものかと思う。

 日本酒にも古酒というものがあるにはあるが、これは低温でじっくりと樽で熟成させたものである。大分県の国東半島にある萱島酒造の「西の関」は甘口の酒であるが、吟醸酒である「美吟」は甘さもおさえられ、さわやかな仕上がりの酒になっているために小生が長年愛用している酒である。ここにも「西の関・秘蔵酒」という古酒がある。これは5年間 樽で寝かせた酒であるが、残念ながら小生の舌には合わない。やはりさわやかな「美吟」の方がおすすめである。(この秘蔵酒も山田錦40%精米で、協会9号酵母(熊本酵母)を使用している。美吟は原料米に八反錦53%精米を使用している が、これは珍しい。八反錦は酒どころである広島で栽培されている酒米である。)

 以前、佐賀県の酒蔵巡りのバスツアー(昼食付きで1500円という格安ツアー!)に参加したことがあるが、 訪れたのは、「宗政酒造」、「井手酒造」、「冨久千代酒造」の3蔵。この時は買わずにはおれずに5本購入してきた。この中に「YK35」があったが、当の蔵元が「YK35」という呼び方をご存知なかった。

 また、福岡の酒どころである城島の「第13回酒蔵びらき」にもバスツアーで参加した。 参加蔵元は、「旭菊」、「池亀」、「筑紫の誉」、「花の露」、「比翼鶴」、「萬年亀」、「杜の蔵」、「有薫」の8社。500円出すと利き猪口で6杯試飲ができる。この時は控えめに大吟醸酒限定にして、試飲で味を確かめた2本を購入してきた。

 娘の夫君の里は群馬県桐生市であるが、ここ群馬も日本酒のおいしい酒が多い。よって群馬のお母さんからよくおいしいお酒を送っていただく。「赤木山」は特に群馬の代表的な酒であり、いつもおいしくいただいている。感謝。

 仲人をした I 君からも、よく酒を送っていただく。最近では八女市にある高橋商店の「繁枡箱入娘・大吟醸」をいただいた。この酒は JAL国際線ファーストクラスの機内酒として有名な酒であり、これもおいしくいただいた。

 先日、たまたま酒屋に立ち寄り、店内をブラブラしていると、「雪漫々」の1升瓶があった。これは山形県の出羽桜酒造の「大吟醸酒」であり、居酒屋で安いところで も1杯800円はする酒である。1升で8000円とのこと、早速これを購入する。4号瓶に小分けして冷蔵庫に入れるも直ぐになくなった。


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