〜〜〜 F-style party ; 福岡の酒ティスティングパーティに参加 〜〜〜 



 ソラリア西鉄ホテルにて開催された、福岡県酒造組合主催の、「福岡の酒;35蔵、200アイテムティスティングパーティ」に参加してきた。

 受付で、アンケート用紙の他は何も入っていない紙袋と、首からぶら下げるナンバー札と、ワンプレート料理引換券をもらい、入り口でワンプレートと引き換えて会場に入る。

 その入り口で、以前、福岡シーホークホテルで開催された「日本酒セミナー」でお会いした、若竹屋酒造場の篠田副社長さんに再開した。篠田さんも思い出されて挨拶を交わす。篠田さんは今日は組合の世話役係でお忙しそうだ。

 本日の参加者は400人ということで、相当に広い会場である。 中央にイベントスペースが設けられ、回りに丸テーブルが25台と料理テーブルが2列に配置され、壁際の周囲にずらりと各酒造メーカーさんが並んでいる。

 冒頭に県組合の会長が挨拶される。福岡で消費される酒の内、福岡の酒は2割しか飲まれていない。よって、これを機会にもっと地元の酒を愛飲して欲しいとの要望。 その後、乾杯してパーティが始まる。

  さっそく、以前美味しくいただいた若竹屋酒造場さんの「渓」をいただく。相変わらずさわやかな口当たりで飲み口がいい。それから、各酒造メーカーさんを回り、吟醸酒限定で飲んで回る。

 大吟醸酒も結構あって、それぞれに味わい深い。料理も出されるが、人が多いために、刺身などはあっと言う間になくなってしまう。

 会場中央に酒袋が吊るされ、したたり落ちる酒、いわゆる「雫酒」が供される。初めは行列ができていたが、その内に誰もいなくなったので、それから近づき、ゆっくりと味わう。フレッシュな味わいで、少し炭酸ガスも含み、これもおいしくいただく。計5杯飲んでしまった。

 「西の関」にも「雫酒」がある。愛飲している「美吟」は4号瓶で3千円ほどであるが、「雫酒」はこれよりも5百円ほど高い。たまたま酒屋にあれば購入していただくことも多い。

 ところで、同じテーブルに魅力的な女性のお二人連れがおられた。お一人は中島靖代さんという、福岡ソフトバンクホークスの応援団であり、福岡酒造組合の「福酒撫子」であり、佐賀酒造組合の「SAGAきき酒会」の塾生でありと、多才で、本職はと聞くと、小さな声で「ナースです!」とのこと。
 お連れの方は、進藤多歌子さんという某保険会社のチーフコンサルタントをされている方で、この方もお酒が強そうで、いかにも美味しそうに飲まれる。

 中島さんの知り合いの方で、話をしていると、北九州市の「角打ち文化研究会」に所属していますという女性の方もおられた。
 会場には他にも若い女性連れのグループも多い。最近では吟醸酒などの冷酒をたしなまれる女性も増えてきているとの話も聞いていたが、ここにきて改めて納得できた次第である。なんとも頼もしい限りである

 中島さんから、「佐賀酒造組合の主催で同じような催しがあるが参加しませんか?」と誘われたが、開催日が今月の21日ということで、この日は京都に紅葉ぶらり旅にでかける日であったので、残念ながらと丁重にお断りする。 
   
 盛り上がって、パーティは終わった。

 ワインセミナーには2カ月に1回参加しているが、日本酒にはワインとは異なった趣がある。今後も、このようなイベントには積極的に参加していきたい。

 さて、来週は、イタリアの有名な「フェラガモ」社が作るワインである「イル・ボッロ」のワインディナーがある。イル・ボッロの最高責任者である、 サルバァトーレ・フェラガモ氏を囲んでのディナーであるが、これも楽しみである。