〜〜〜  宮崎県 ・ 五 ヶ 瀬 1 泊 の 旅 〜〜〜 

《 平成21年3月20日〜21日 》 


〜3月20日・金曜日〜

  3連休の初日になるが、今回は宮崎県五ヶ瀬ハイランドスキー場の周辺にある2山、「白岩山・向坂山」と「小川岳」を踏破することとし、五ヶ瀬町に宿をとった。

 週間天気予報では、週末は雨の予報であったが、直前に好転し、早朝までは雨が残るが午前中は曇りで昼からは晴れとなった。土曜日も天気が持続し、日曜日には雨になるという。いつものことながら天気には恵まれている。

 宿は、五ヶ瀬町の観光案内をインターネットで確認していたら、「ごかせ温泉 森の宿 木地屋」というのがあったので、ここに電話で申し込む。 ここは「株式会社五ヶ瀬ハイランド」の経営であるが、1泊2食で8,550円と料金は国民宿舎並に安い。 

 朝、7時過ぎに出発、 高速はほどほど混んでいる。これで通行料金が1,000円になると、いよいよ混雑し、高速道路ではなくなるのではないかと危惧される。益城熊本空港ICで高速を降りて、一般道443号線、445号線、218号線で五ヶ瀬ハイランドスキー場に向かう。途中コンビニで昼食の弁当を確保し、 国道218号線「馬見原」から右折し、スキー場についたのは10時 半過ぎ、ところが目指すカシバル峠とやらがどこにあるのか分からない。林道らしき道に入るも少し走ると広いところに出たが、その先は車道も狭くなっておりなんとなく怪しい道である。スキー場に戻って確認していたところ、1台車が来たので止めて確認すると、やはり林道らしき道が正解らしい。その車についてリフトの下をくぐり、広場から山道を登っていく。しばらく走ると分岐があり、そこを右に行くとすぐ先が目指すゴボウ畑であった。

 登山の準備を整えて登山開始。以下、白岩山登山紀行へ。

 下山してきたのが14時15分、身支度を解いて軽装になり、宿に入るには時間が早いので、ここから「五ヶ瀬ワイナリー」に向かう。五ヶ瀬の町に入りスキー場から45分ほど走ったところで 高台にあるワイナリーに着いた。

 ここでは、最も高いのが「シャルドネ樽」で2,520円、これは売り切れとのこと。辛口で有名なシャルドネの3カ年分の醸造ワインが並べてあったので、試飲をした結果、最もさわやかさがあった2007年醸造分を購入する。
 他には、ナイアガラ種やキャンベル種、デラウェア種などを原料としたワインがあったが、 どうしてもこれまで楽しんだワインの醸造用ぶどうの種ではないため、試飲するとそれぞれの原料の持ち味が出ているものの、今ひとつといったところであった。
 
 ワイナリーを出て、宿へ向かう。以前訪れたしゃくなげが綺麗な3カ所神社のすぐ手前の、広大な敷地の高台にあった。

 チェックインを済ませ和室でくつろぐ。しばらく休んで、温泉に入りにいく。先客が3名おられた。汗を流して ゆっくりと温泉につかる。久々の山登りの充実感にひたりながら、悠久の時が流れる。

 温泉から上がって、食事に向かう。女房と向き合って乾杯する。風呂上がりの生ビールがおいしい。料理は小鉢、刺身からステーキの鉄板焼き、やまめの塩焼き、野菜他のてんぷら、フランス料理風のオードブル盛り合わせ、茶碗蒸し、ごはんは椎茸の炊き込み飯、お吸い物、デザートと豊富で、冷酒は そば焼酎で有名な「雲海酒蔵」のものであったが、少し甘口過ぎた 。

 レストランでは、外来の団体の客もおられたが、宿泊客は夫婦やグループで、スキーシーズンが終わったので宿泊客は少ないかと思っていたら、意外と多かった。この食事であれば、温泉に入って食事を楽しむだけでも満足できる。

 暇な夫婦の会話!
  T「今日は白岩山と向坂山の2山登ったけど、明日は小川岳だけだよ。」
  S「小川だけ?」
  T「小川岳!」
  S「・・・」
  T「この冷酒、甘いねー。」 


〜3月21日・土曜日〜

 6時に起きる。天気はいいようだ。
 7時に朝食に行く。朝食は和食か洋食かを選べるが、和食を頼んでおいたらおかずの品数が多く、食べきれなかった。

 7時50分に出発する。ついでにフロントで、「スキー場のゲレンデまで行きたいが、林道の先には関係者以外は立ち入り禁止との表示が出ている。小川岳に登りたいがゲレンデの下に登山口があるので、ゲレンデまでの道を利用させてもらい、そこに駐車させてもらえないだろうか?」と聞くと、「スキー場の担当に聞いてみましょう。」とのことで電話で確認してくれ、OKとの返事を得ることができた。これで林道歩き(往復約1時間)をしなくてよくなった。お礼を言って出発する。

 昨日の道を戻り、途中でガソリンスタンドにより給油、自販機でポカリを調達、その後、スキー場から林道へ入り、昨日車を止めたゴボウ畑もそのまま通過し、ゲレンデまで一気に登り上がる。管理棟に男性がおられ、「電話があった山登りの方ですか?」とのことで、「そうです、お世話になります。」と挨拶を済ませて適当な場所に車を駐車する。8時45分になっていた。

 登山の準備を整えて出発する。以下、小川岳登山紀行へ。

 下山してきたのが13時35分、身支度を解いて出発する。お礼を言うために、管理棟を覗いて見るも誰もおられなかったので、そのまま下山する。

 熊本で恒例の植木市がまだあっているならば熊本市内に立ち寄ろうかと思ったが、熊本に実家がある友人に電話で聞いてみるととっくに終わったとのことで、そのまま高速で帰ることにした。

 途中、みちの駅「通潤橋」に立ち寄り小休止、その後は一路帰路につく。

 次回は、4月の週末に1回(泊まりか日帰りか)、ゴールデンウイークに2回(泊まりと日帰り)、山登りを計画しよう。



【 タイムスケジュール 】 


《1日目》

 07:15自宅発〜07:36大宰府IC通過(23km)〜08:36益城熊本空港IC通過(119km)〜 (ROOT443、445、218)〜10:30五ヶ瀬ハイランドスキー場着(198km)〜 (登山口不明)〜11:06白岩山登山〜14:28下山・出発〜15:14五ヶ瀬ワイナリー着(226km)〜ワイン試飲〜15:50出発 〜16:13宿・木地屋着(235km)
 

《2日目》

 07:50宿発〜給油〜08:45五ヶ瀬ハイランドスキー場ゲレンデ着(271km)〜08:55登山開始〜(迷う)〜09:30 小川岳登山道確認・登山開始〜13:35下山〜13:48出発〜13:56ゴボウ畑(273km)〜14:01林道出口(274km)〜16: 18益城熊本空港IC通過(353km)〜17:27太宰府IC通過(449km)〜17:53 自宅着(471km)