〜〜〜 高 千 穂 1 泊 の 旅 〜〜〜 

《 平成20年4月26日〜27日 》 


〜4月26日・土曜日〜

 7時25分に自宅を出て、老人ホームへ夜勤明けの女房を迎えに行く。41分、老人ホーム前で女房を乗せて、54分に開通したばかりの都市高速野芥ICから都市高速へ入り、大宰府ICへ向かう。 一般道が少し渋滞していたため時間がかかった。 

 大宰府IC通過8時6分、九州道へ入り、熊本へ向かう。

 今回は国民宿舎高千穂ホテルに宿泊予約をとった。ホテルへ直接ホームページから入ると満室であったが、旅行社から入り込むと予約がとれた。前回、このホテルの駐車場でユーターンしていると、ホテルの方が見えて道案内をしてくれたので感じがよく、一度泊まりたいと思っていたホテルである。1泊2食で1万2千円と国民宿舎にしては少し高いようだが施設が新しく、立派なたたづまいなのでこんなものかと納得できる。

 九州道はそれほど混雑もしていない。今年のゴールデンウイークは後半集中型になっているためか。
 益城熊本空港通過9時16分、一旦高速を降りて再度高速へ、御船IC通過28分、445号線から218号線に入り、いつもの道をひた走る。清和文楽邑通過10時18分、10時46分に 「道の駅・高千穂」に着いた。ここには初めて立ち寄る。

 巨大な面像が座っている。「あめのうずめのみこと」とのこと。裏面には「たぢからおのみこと」があり、天の岩戸の伝説ゆかりの2命が鎮座ましましている。

 ここで早めの昼食をとる。そば定食とだごじる定食。共に950円也。

 11時24分出発、 天の岩戸への案内を横目に見ながら通過し、冨野尾に向かう。立派な橋を渡り、右折すると左手に小学校があったので方向を間違えていた。ここでユーターンし、逆方向に向かう。しばらく行くと、右手に「二ッ岳登山口」との案内があったので、ここから右折し、コンクリで固めた林道を登っていく。車が1台止まっていたが、先の方は道が不確かなため、少し戻って三叉路の空き地に車を止める。12時18分 になっていた。

 12時30分、登山開始。以下
「二ッ岳登山紀行」

 15時45分に下山してきて、軽装になり55分に出発。時間が早いのでホテルに向かう途中にある天岩戸神社に立ち寄る。16時17分に神社に着いた。ここでは神社の方が境内を案内してくれる。神社の右手にある「天の岩戸」は普通では見えない。案内に従って戸を開け、坂道を下っていくと、深い谷になっていて、その対面に岩戸があるとのこと。かっては岩穴があったが、今では崩壊して穴はない らしい。すぐ前が深い谷になっている 。神聖な場所なので写真は厳禁とのこと。

 16時45分出発、ここからホテルに向かう。17時2分にホテルに着いた。

 チェックインして直ぐに風呂に入りにいく。サウナもあったので、ここで汗を流す。旅先での入浴は気持ちがいい。

 夕食はレストランでする。豪華な食事が出された。サウナの後のビールは特段とおいしい。ビールの後は地元の酒ということで焼酎にする。「東国原」という銘柄の焼酎を頼む。結構飲みやすい 焼酎だった。最近の宮崎は知事効果でイメージが変わってきたようだ。

 部屋に入りテレビを見ていると、疲れと酒の酔いですぐに眠くなった。
 女房がテレビ電話で東京の孫と楽しそうに話をしているのをうつらうつら聞きながら、そのまま眠り込んでしまった。 


〜4月27日・日曜日〜

 6時に目が覚める、洗面を済ませて、早速着替え、女房を部屋に残して高千穂峡へ降りてみる。
 少し肌寒いようだが歩くとちょうどいいかと薄着で行く。

 ホテルを出ると、「高千穂峡は100m先左折」と案内があり、ここから坂を下りていく。結構高度差があるために、ここは登りがきつそうだ。誰もいない峡谷を一人で散策する。

 昼間は大勢の人が押しかけるのであろうが、早朝は誰もいない。静かに自然の美を楽しむ。

 散策から戻りバイキングの朝食を済ませて、7時50分にホテルを出発、今日は比叡山に向かう。登山口まで少し距離があるのでまずはドライブを楽しむことになる。

 国道218号線から左折して鹿川方面に向かい、8時35分に目指す駐車場に着いた。すぐ横の車には4人のメンバーがおられたが、カラビナを腰にぶら下げているのでロッククライ マーのようだ。若い女性であるがたくましい。同じ山にアタックすることにしても、登山とロッククライミングは全く別の世界のように感じる。

 8時45分、登山開始。以下、
「比叡山登山紀行」へ。

 13時50分に下山、靴を脱ぎ、軽装になって、14時に出発、これから日之影温泉に向かう。ここは昔の駅舎の2階を温泉施設にしている珍しい温泉である。14時35分に温泉に着いた。温泉のすぐ横にある第1駐車場は満車のため、すぐ先にある第2駐車場へ車を止める。今日は温泉祭りがあっているために客が多い。

 八代亜紀を一回り小さくしたような歌手の方が舞台におられたが、演芸は終わった後で、抽選会があっていた。ポスターに歌手の名前が書かれていたが、初めてきく名前で忘れた。

 温泉はサウナがあり、ジェットバスがあり、狭いながらも一応露天風呂がありと、500円で楽しめる温泉である。温泉から上がって、宴会の後の静かになった会場で 、横になってくつろぎながら女房を待つ。地元の方が少し集まって、またカラオケ大会が始まったが、結構うまいものである。

 少し会場が賑やかになってきたので、2階から外に出て川を見下ろしていると、さわやかな風が風呂上りのほてった顔をなでていく。このような時間の流れを大切にしたいものである。

 会場に戻り、冷たいお茶を買って飲んでいると女房が上がってきた。直ぐに1階に下りて車に戻る。

 15時30分出発、帰りは阿蘇経由で帰る。この帰り道から見える根子岳の雄姿はいつ見てもいい。今年の秋くらいにはそろそろこの根子岳登山を計画するか。

 立野に近くなると、混雑しているようである。16時50分、立野の大阿蘇大橋の手前で大渋滞に巻き込まれた。やはりゴールデンウイークである。
 それでもゆっくりではあるが流れていき、また車がスムーズに走り出した。17時38分熊本IC通過、17時45分に北熊本SAで休憩する。ついでに軽く夕食を済ませる。

 18時6分出発、19時8分大宰府IC通過、19時32分無事家に着いた。
 


【 タイムスケジュール 】 

《1日目》  07:25自宅発〜08:06大宰府IC通過(23km)〜09:28御船IC通過(130km)〜10:18清和文楽邑通過(170km)〜10:46道の駅・高千穂着(197km)昼食休憩〜11:24発〜12:18二ッ岳登山口着(217km) 〜12:30登山開始〜16:35下山〜16:45出発〜17:02ホテル高千穂着(234km)
 
《2日目》  07:50ホテル発〜08:35比叡山登山口着(264km) 08:45登山開始〜13:50下山〜14:00出発〜14:35日之影温泉着(283km)〜15:30発〜16:50大阿蘇大橋手前で大渋滞(349km)〜17:38熊本IC通過(372km)〜17:45北熊本SA着(381km)夕食休憩〜18:06発〜19:08大宰府IC通過〜19:32 自宅着(485km)