【  二   ッ   岳  】  1,257m

〜平成20年4月26日〜

 12時30分登山開始、林道の中ほどに車を止めたので、しばらく林道を歩いていく。やがて車が何台でも止められるような広場があり(駐車は0台)、その先の林道終点も整備されており1台車が止まっていた。そこが登山口である。

 道は結構な勾配ではあるが、それほど疲れるような険しさではない。無理をせずに歩幅を狭くして登っていく。

 1時間足らずで林道に出た。ガードレールがある立派な林道である。

 そこに4名の方が下山してこられたところで、「どこから登って来られたのか?」と聞かれたので、「冨ノ尾からですよ。」と答えると、「どのくらい時間がかかりましたか?」との更問いに「1時間足らずですね。」と答える。すると、「1時間で来ましたか。」との驚嘆の声!
 何でも、冨ノ尾とは反対側になる日之影町赤川登山口から登ってきたが、登山道が分かりにくく、やぶこぎもあり、時間もかかって大変だったとのこと。

 林道の右手、山の斜面にアケボノツツジが綺麗に咲いている。今が見ごろといった感じである。アケボノツツジはソメイヨシノのように、葉がない状態で淡いピンクの 造花のような大きな花をつけるため、見ごたえがある。

 少し林道を歩き、左手にあるコンクリの階段を登っていく。1段1段の奥行きが狭く何とも危なっかしい階段である。下りは相当に気をつけて降りないと危ない。

 馬の背みたいなやせた場所を気をつけながら歩いていく。やがて左手に岩場がありここからの展望がいい。そこから少し歩くと3差路になっており、右に行けば北峯の山頂、左に行けば南峰である。南峯の方が3mほど高いが、ピークハンターとしては山頂のみを極めて、できるだけ早く下山し天の岩戸神社に立ち寄りたい。

 右手に行くと、すぐに山頂に出る。山頂周囲はヒカゲツツジが群生しており、黄色い花が咲いている。山頂からの景色を堪能しながら座り込んで蜜柑を食べる。

 休憩もそこそこに出発する。下山は来た道を戻る。階段前の馬の背に着くと結構風が強い。吹き飛ばされないように注意しながら馬の背を歩いていく。

 登りは勾配を少しきつく感じたが、下りは楽なものである。しかしながら、足が靴の中でずれて、つま先が痛くなる。途中で膝バンドをして降りていく。

 登りよりも20分ほど短縮して降りてきた。   
 
 

 登り;1時間40分  下り:1時間20分