【  久 住 山  】  1,787m

〜 平成27年6月6日・7日 〜
 

 6月6日土曜日9時40分、明日の久住山山開き登山にでかける。久しぶりの山開き登山となる。
 九州道を大分方面へ。山田SAで小休止し、九重ICで高速を降りて走っていると、「町田バーネット牧場」の案内看板があり、レストランのマークもあったので、ここで昼食とした。11時50分牧場着。
 上ロースと上カルビーのバーベキュウセットを注文、ビールは我慢したが少々多めの昼食となってしまった。

 12時40分出発、時間が十分にあるので、飯田高原から瀬本高原に向かい、「くじゅう花公園」へ。途中、「あざみ展望台」に立ち寄る。阿蘇五岳が見事な山容を見せていた。今日は中岳もおとなしそうにわずかな白煙をたなびかせてい る程度であった。前回(4月26日)は失礼しましたと謝っているように見える。

 花公園着13時40分。久住山山頂周辺は雲が覆っていたが、しばらくすると山頂から雲がなくなり、山が一段と胸を張り、自慢の山容を誇っていた。「明日は山開き登山でお邪魔するよ 。」と山頂に伝える。
 花公園は、バラがそろそろ終わり、温室の中にはベゴニアが咲き誇っていた。球根ベゴニアはさすがに豪華であった。
 公園を15時25分発、瀬本で「三愛レストラン」に立ち寄り、すぐにホテルに向かう。16時前に「九重観光ホテル」に着いた。 早速、温泉に入って、夕食の時間までくつろぐ。

 18時から夕食、また、豊後牛のステーキが出てきた。生ビールから赤ワインを楽しむ。1時間ほどで食事を切り上げて、19時15分にホテルの車で送ってもらい、長者原の「くじゅう山開き・前夜祭」の会場へ。
 既に「富永祐輔コンサート」が開催中であった。キャンプファイヤーの準備がされた回りに座り込んで、そのコンサートを楽しむ。19時45分から前夜祭が始まり、女性の指導の元に、「山の歌」と称して、「上を向いて歩こう」、「四季の歌」、「手のひらを太陽に」、「ふじの山」、「青い山脈」、「坊がつる讃歌」と順番に歌っていく。その後、キャンプファイヤーが始まる。ドラマチックに仕立てた点火式で、子供たちが点火する。

 また、歌が始まったが、ホテルの迎えのバスの時間が迫ってきたので、ここで切り上げ、バスに乗り込んでホテルに戻る。身体が冷えたのでまた温泉に入って休む。明日は山開き登山である。 
 
 7日、5時に起きる。登山の準備を整えて、とりあえず駐車場所の確保のために、6時に車で「牧ノ戸峠」へ向かう。しかしながら、峠の駐車場から周辺の空き地は既に満車状態で、数台のパトカーが迷惑駐車の取り締まりをしていた。少し離れた道路の空き地に車を止める。峠まで歩いて5分の場所となった。
 既に、多くの登山者が登り始めていた。この時間から登ると、2時間半ほどで山頂に着くので、9時頃には山頂に着くことになるが、山開きの神事は10時からである。そのまま山頂で待つつもりであろうか?

 しばらく登山者の様子を見て、6時45分発の臨時バスでホテルがある牧ノ戸温泉に戻り、10分足らずで朝食と清算を済ませて、7時3分発のバスで 再び峠に戻る。ホテルからは、しっかりと「おにぎり弁当」と「温泉入浴券」もいただいた。

 峠から駐車場所に向かい、準備を整えて峠に戻る。入山届を出して、トイレを済ませて7時半に登山開始。
 6時半頃はトイレにも行列ができていたので、既に登山者のピークを過ぎているようである。
    
 今年の「ミヤマキリシマ」は虫にやられて駄目だとのこと。確かに涸れこんだような木々が目立つ。
 今回のザックは女房が買ってくれた新しいザックである。なかなかの優れ物で、背中の身体の線に合わせた調整が可能で、ポケットも多く、すこぶる使い勝手がいい。女房に感謝!

 通いなれた登山道を登っていく。ここからの登山は何回目になるのか? 学生時代は同じ年の春と秋の2回、ここから登ったこともあるので、既に20回は軽く超えているようだ。
   
 沓掛山周辺のハシゴ場で少し時間がかかったが、それほどの混雑もなく、山頂着10時5分。山頂といっても、神事の最中なので、少し手前で待機する。 大混雑状態である。
 取材のヘリが上空を飛び回っている。その内に神事が終わったのか拍手があり、ホラ貝が鳴り、万歳があって山開きの行事が無事終わったようだ。少し離れているので、詳細は不明のままである。
 10時半から山開き記念のペナントが配布される。ホテルでもいただいたが、山開き登山記念のためにここでも2人分で2枚いただく。

 山頂で記念の写真を撮り、山頂近くの岩場に座り込んで、早目の昼食とする。 ホテルでいただいたおにぎり弁当がおいしい。女房がアルコールフリーのビールも準備してくれていた。これも最高に美味であった。
 今日は薄曇りと天気に恵まれ、少し汗ばんだが梅雨時にしては最高の山開き登山となった。ちなみに、昨年の山開きは雨だったとのこと。

 11時15分に下山開始、13時5分に無事峠に戻ってきた。 
 ここから九重観光ホテルに戻り、温泉へ。山登りの後の温泉は最高である。三俣山を目の前に眺めながら露天風呂でくつろぐ。

 ホテルフロントにお礼を言って、14時15分出発、途中山田SAに立ち寄り、16時過ぎに無事帰宅した。 

 久しぶりの久住山の山開き登山であったが、来年は別の山の山開き登山を計画することとしよう。 
 

 登り;2時間30分  (牧ノ戸峠往復)  下り ;1時間50分