〜〜〜  大 分 ・ 紅葉ドライブ旅!  〜〜〜 
≪ 令和2年10月26日(月)〜27日(火) ≫


 
≪ 10月26日(月) ≫


 秋が深まってきたが、我が家の植物でそれが実感できる。

 行き過ぎた夏を惜しむように、ブーゲンビリアが咲き乱れ、とてもサボテンには見えない、メキシコ原産のアリオカルプス属「花牡丹」の花が咲き、夏中休眠していた南アフリカ原産のコチレドン属「阿房宮」が新葉を出してきた。ハウオルチア属の「冬の星座」等も無事夏を越して、葉に元気が出てきた。

 これらの植物は、毎年決まった時期に同じような生育を始めるため、季節の変化が実感できて楽しめる。

 

 紅葉が見ごろになってきたので、早速紅葉登山にでかけることにしたが、せっかくなので、「GoToトラベル」を利用した紅葉ドライブ旅にすることとした。

 ホテルサイトに予約を入れ、宿泊の「GoToトラベル」の割引を受け、更に高速料金の割引(パス割引に加えて、GoToトラベルによる割引)の手続きも済ませて、地域振興券を4枚確保し、8時5分に自宅を出発する。

 今日は秋晴れの最高のドライブ日和であった。

 紅葉登山は別府の鶴見岳にした。

 いつもの大分道・山田SAで小休止し、更に由布岳PAにて小休止する。見上げる秋模様の由布岳が絶景であった。

 別府ICで降り、下道を少し走って、鶴見岳ロープウェイ駐車場に着いたのが10時35分であった。

 山支度を整え、駐車場から登山道に向かう。以下、「鶴見岳登山」へ。

 ゆっくり登山で、時間が押してきたので、ロープウェイを利用して下山し、ここからすぐ近くにある志高湖に向かう。

 夕暮れ時の湖も絶妙の色合いを見せてくれており、ここでも最高の絶景を堪能できた。

 女房が、鯉のえさを購入してきていたが、3袋も買ってきていた。えさを購入する場所まで係り員を呼びつけるかっこうになったので、一袋では買いにくかったらしい。白鳥も喜んでいるようなので、まあ、いいか・・・。

 絶景を堪能し、女房の人柄を再認識して、ここからホテルに向かう。

 ホテルの立体駐車場はすでに満車状態で、3階まで上がってやっと空きスペースを見つけた。

 シャトルバスにてホテル本館へ、フロントでは大行列が出来ていた。まだ17時前である。

 受付で食事の時間を尋ねられ、「遅くなると混むので早い方がいいですよ。」とのことで、17時半とした。
 のんびりと温泉につかって、それからの生ビールが最高であるが、食事で混雑するのも落ち着かないので、早めにした。

 部屋に荷物を置いて、すぐにレストランへ。

 バイキング形式であるが、いつもよりも小鉢形式が増えており、使用したトングは一人一人の利用で、係員がつぎ分ける箇所も多くなっていた。色々な形でコロナ対策がなされているようである。

 ドリンクは生ビールは止めて、最初から赤ワインを頼む。料理の種類が多く、ワインにあうつまみも多い。

 締めは、ふかひれラーメンと寿司とカレーにする。こう書くといかにも量が多いようであるが、いずれも少量である。
 女房は締めのデザートを満喫していた。食後のコーヒーがうまい!

 レストラン出口では30組以上の家族が順番待ち状態であった。早めにしてよかったようだ。

 展望棚湯温泉へ。湯の町別府の立ち上る湯煙を見ながらの夜景はいつもくつろげる。

 温泉から出て、ゲームコーナーでサービスコイン(10枚)で遊んでみる。コインを上から転がし、落ちたところの表示されたコインがもらえるようになっているが、枠があって、この中に完全に収まらないと駄目となっている。それでも3枚、5枚、偶に10枚と当たりが出てコインがなくならないので、近くの母子連れに25枚ほどのコインをプレゼントした。男の子が大きな声で「有難うございます!」とお礼を言っていた。

 部屋に戻るとテレビでは半沢直樹メンバーでの「1000円ガチャ」があっていた。 半沢直樹はなかなか痛快なドラマで、最高に楽しめたが、その後も、出演者があちこちのテレビに呼ばれているようだ。また、録画したDVDを楽しむこととしよう。  
 

  
 ≪ 10月27日(火) ≫
 
 5時半に目が覚める。早速棚湯へ。

 間もなく別府湾から太陽が顔を出し、見事に真っ赤な朝日を拝むことができた。今日も何かいいいことがありそうだ。

 早めに食事に出かける。
 外のデッキが空いていたので、ここに席を確保する。優雅な食事タイムとなった。

 朝食を終えて引き返すと、レストランの入り口はまた順番待ち状態であった。今日も早めの食事にしてよかったようだ。

 8時15分に「GoToトラベル」のおかげで格安でチェックアウトし、おまけに、昨夜のワインからおみやげ代まで地域振興券で支払うことができた。

 ここから「別府・八幡竈門神社」を目指す。

 地獄が集まる地域のはずれに神社はあった。駐車場は広いが他には1台の駐車のみであった。

 神社で参拝を済ませ、拝殿横の多数ぶら下げられた絵馬を見る。「鬼滅の刃」ゆかりの絵馬が多い。女の子は「ネズコ」の絵が多いが、皆絵がうまいものである。それにしてもこの「鬼滅の刃」の人気はすさまじいものがある。

 福岡では、太宰府市にある「竈門神社」や筑後市の「溝口竈門神社」が聖地となって人気が高いスポットになっている。そういえば、作家のペンネーム吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)さん(通称:ワニ先生)も福岡の出身であるようだが、謎に包まれている女性作家とか・・・。  

 神社境内にあった鬼の足跡に足を入れて、鋭気をいただく。

 ここから長者原から牧ノ戸峠を目指す。

 高速はパス利用のため乗り放題で、別府ICから湯布院ICまで大分道を利用する。

 湯布院ICにある道の駅は10時オープンでまだ準備中であった。

 やまなみハイウェイをひた走り、長者原に着いたのが10時過ぎで、車を駐車して付近を散策する。
 三俣山の山腹も紅葉が綺麗であった。近くには観光バスで来た観光客が多数散策されていた。

 味が濃厚なソフトクリームを食べながら、ベンチに座ってさわやかな高原の秋の気配を楽しむ。
 高原の秋は短い。平地よりも早く、間もなく冬模様になる。

 その短い秋を楽しんでいる至福の時間が流れていく。

 ここから牧ノ戸峠に向かう。

 周辺の紅葉が見事であった。

 危惧したとおり、駐車場は満状態であったが、ちょうど登山者は駐車できないトイレ休憩用のスペースが一つ空いたので、ここに車を止める。

 沓掛山まで登ろうかと思っていたが、休憩用のスペースに駐車しているので、展望台までとした。

 久住登山者がまだ続々と登っていかれる。少々時間的に遅い気がするが、法華院温泉泊まりなのか?

 展望台からは、目の前に三俣山が聳え、遥か彼方に由布岳から昨日登った鶴見岳が望める。

 久住山ともしばらくご無沙汰しているので、来春、ミヤマキリシマの時期に最後の登山をするか?

 駐車場に戻ってきて、ここから帰路につく。

 九酔渓経由で走ったが、紅葉はまったく駄目であった。

 九重ICから九州道へ、ナビをつけたままにしていたので、相変わらずナビが山田SAへ誘導する。

 ここで休憩を兼ねて遅めの昼食とする。ここでもコロナ対策がしっかりとされていた。

 大分道から九州道、都市高速経由で、14時半に無事自宅に戻ってきた。

 今回は天気にも恵まれ、快適な紅葉登山から紅葉ドライブ、紅葉散策を格安で堪能できた。
 「GoToトラベル」キャンペーンに感謝!!!