〜６月７日・日曜日〜

　早朝、３時５０分に家を出発し、久住・長者原へ向かう。

　今日は久住山の山開きの日である。久住山の山開き行事は、毎年「久住山」と「大船山」の交互で行われるが、今年は久住山で行われることになっている。しかしながら、久住山には学生時代から登っており、何回登った数え切れないくらいに登っているので、大船山の方に登ることにした。

　なお、今回、久住方面に決めたのは、今年のミヤマキリシマは害虫にもまけずに、綺麗に咲いているとのテレビの報道があったことも影響している。

　九重ＩＣで下りると料金は割引で１０００円との表示が出た。優遇制度が導入されて初めての利用であるが有り難い。

　高速を下りた辺りでガソリンの残り目盛りが１つとなって、赤ランプが点灯した。しかしながらガソリンスタンドは早朝のため開いていない。そのまま長者原に着いた。

　長者原の正面駐車場は既に満車状態で、駐車場整理員の方が右奥に行けとの案内。そのまま右に入って行くと空き地があったのでそこに車を止めたが、奥にも広い空き地があった。
　昨日はここで山開きの前夜祭があっていたので、長者原周辺の駐車場は車で一杯であったが、登山道の両サイドにはまだ結構な空きスペースはあった。

　６時１０分登山開始。以下、「大船山登山紀行」へ。

　下山してきたのが１８時過ぎ、山の身支度を解いて、別府にある「杉の井ホテル」を目指す。ホテルには「少し遅れて着く」旨の電話を入れておいた。

　ガソリン目盛りの赤ランプがついた状態なので、ガソリンスタンドを探すも「本日定休日」との表示。やむなく、湯布院ＩＣを右手に見ながら通り過ぎ、湯布院の町で ガソリンを補給する。補給後、少し戻って湯布院ＩＣから大分道に入り、別府ＩＣで高速を下りる。料金は割引で４００円と表示されていた。

　杉の井ホテルには１９時半少し過ぎに着いた。部屋に入って顔を洗い、ゆかたに着替えてそのまま食事に 向かう。食事の時間は２０時半までとなっているために急ぎ地下１階にあるバイキングレストラン・シーズに向かう。レストランの入口には料金として大人４,７５０円との表示があった。

　ここ杉の井ホテルには３年前に仕事で泊まり、棚湯で感激した。またプライベートで来たいと思っていたら、メールで１泊２食で９,８００円と格安の案内があったので、早速予約しておいたもの。

　生ビールで乾杯する。疲れていてもビールはおいしい。料理は和洋中と豊富にあり、非常に豪華なメニューである。

　食後、部屋に戻って、棚湯に向かう。この棚湯はまさに湯船がいくつもあって、それが棚田みたいな形になっているものである。この温泉を楽しむためにこのホテルに来たもので、感激である。別府市の夜景をみながら温泉につかる。時間がゆっくりと流れていく。
　
　部屋に戻ると、今日の旅行のメモの整理もできないまま、疲れて寝てしまった。万歩計は３３０００歩を超えていた。


〜６月８日・月曜日〜

　朝、疲れを残したまま目が覚めた。普通であれば早朝の散歩をするところであるが、今日は無理であった。

　棚湯に入る。別府市街地を見下ろしながらの温泉は気持ちがいい。仰向けになってしばらく青空を眺めている。今日は月曜日である。サラリーマン時代にはこのような優雅な時間を持つことを夢見ていたが、それが現実となって実現できている今は感無量なものがある。

　朝食に向かう。バイキング形式で、和洋混合の料理が並べられている。これを取りすぎないように皿に盛りつけるが、それでも種類が多ければそれだけ量も多くなる。いつものことではあるが・・・・。

　レストランにあった新聞を見ると、久住の山開きの記事も出ていたが、その写真は平治岳のミヤマキリシマの群生の中を歩く登山者の写ったものであった。

　１０時にホテルを出て、途中、割引料金を適用させるために、一旦、日田ＩＣで下りて小休止 する。グッディがあったのでそこに入り、多肉植物とカラフルな植木鉢を購入する。また日田ＩＣに戻り、基山ＳＡにて運転を交代し、そのまま帰路につく。 太宰府ＩＣでは割引で１,７５０円（割引都市高速料金５５０円含む）と表示されていた。

　昼過ぎには無事に自宅へ着いた。

　総走行距離は３５２ｋｍとなっていた。自宅に帰りついても、まだ全身に疲れが残っていた。　


【　タイムスケジュール　】