【  大  船  山  】  1,786m

〜平成21年6月7日〜
 

 6時10分、長者原登山口から登山開始。天気はいい。

 7時24分に雨ガ池を抜けて、坊ガつるへ。ここは通い慣れた道である。 そのために、今回は地図を持ってこなかった。結果、下山時に思わぬ時間を要することとなった。

 8時30分坊ガつる着、ここではテントが相当数張られており、昨日からキャンプをされた方が多いようだ。

 ここで小休止し、座り込んで周辺の山々の風情を楽しむ。平治岳山頂付近が赤く染まっている。ミヤマキリシマが綺麗に咲き誇っているようである。

 8時50分に出発、ここから大船山に向けて、まずは段原を目指すが、ここからは久住山を目指す人やミヤマキリシマが綺麗な平治岳に直接向かう人も多い。

 朝が早かったせいか、女房が少々疲れ気味なようなので、できるだけ歩幅を狭くして登っていく。

 10時30分に段原に着いた。ここで少し長めの休憩をとる。ミヤマキリシマが綺麗に咲き誇り、小生は写真撮影で忙しい。

 大船山山頂には多くの人がいるのが見える。ガイドブックには、ここから山頂までは20分程度とある。

 長めの休憩を終えて、11時30分いよいよ山頂を目指す。

 11時50分に山頂に着いた。一応ガイドブックどおりに20分で登ってきた。
 山頂は人だかりで、記念の写真を撮って、早々に座り込む場所を探す。少し、山頂直下に平坦な場所があり、 いくつかのグループが座り込んでいたが、まだスペースは十分にあるのでそこへ下りていく。

 場所を確保し、シートを敷いて座り込み、コンビニで調達してきた弁当を食べる。食後のコーヒーがおいしい。

 1時間ほどくつろいで、12時50分に出発する。段原に戻り、ここから来た道を戻るか、北大船山を経由して平治岳下の大戸越に向かう か迷ったが、 ミヤマキリシマが綺麗なので、後者を選択した。おかげでミヤマキリシマを十分に堪能できたが、時間が相当かかることになった。

 13時55分大戸越着、そのまま、坊ガつるへ下りていく。
 途中の分岐点に案内があり、坊ガつるへ向かう方向と、「下山路」との記載がある。この下山路の意味がよく分からないが、坊ガつるに出ずに、雨ガ池に出るコースがあるのかなと 勝手に思いこみ、こちらの下山道を下っていく。

 相当歩いてやっと林道へ出たが、ここまで来て間違っていたことが分かり、改めて坊ガつるへ向かう。16時10分に坊ガつるに着いた。ここから雨ガ池を目指すことになった。相当に遠回りしたようである。

 坊ガつるで16時を過ぎていたので、ここから2時間程度で下山しないと暗くなってしまう。女房が疲れているようなので、女房のリュックも背負ってやり、急ぎ下山する。 17時5分雨ガ池を通過する。
 背中のリョックが揺れ、この負担が膝にきて、膝が少し痛み出す。それでも一途に下っていく。途中、ガスがかかってくるかと心配したが、それもなく、18時5分、なんとか 明るい内に麓にたどり着いた。

 今日は6時に入山し、18時を少し過ぎに降りてきたので、休憩時間を含めて12時間以上山の中にいたことになる。

 途中にあった、 「下山路」との案内は不親切ではあるが、小生の勝手な思い込みによるもので、下山道とあっても、長者原からの登山道にはそのルートの案内がなかったので、異なる登山道であると判断できなかったのはおそまつであり、大いに反省すべきできごとであった。
 

 登り;4時間30分  下り:3時間30分  ※ いずれも  登山口〜山頂 のゆっくり登山時間