〜〜〜  宮 崎 1 泊 の 旅 〜〜〜 

《 平成21年10月15日〜16日 》 


〜10月15日・木曜日〜

 朝、6時半に自宅を出発、今回は宮崎の九州百名山に名を連ねる2山の登山に行く。 日南海岸のドライブも久しぶりである。

 退職して、何かとバタバタした用件が多かったが、念願のカナダ旅行も終えて、やっと腰を落ち着けて登山に行くことができる状況になった。

 今回の登山は、宮崎県にある「双石山」と「牛ノ峠」の2山。

 益城熊本空港 ICで乗り換えて、通勤割引適用(
1,350円)、途中、坂本PAにて小休止し、更にえびのICでも乗り換えて、ここでも通勤割引適用(1,350円)、清武IC(自宅からちょうど300km、ここでは昼間割引適用(1,550円)、ちなみに、大宰府ICから清武ICまでの直通では6,000円になる)で降りて、338号線を走り、「清武町・永田」信号から右折し、飫肥街道(27号線)へ入る。

 今回は、日南海岸の散策時間を確保するために、最も山頂に近い九平登山口から登ることにした。途中、右手に塩鶴登山口を確認、8台ほど車が止まっており、数人の登山客がこれから登山されるところであった。ここから登ると 山頂まで2時間半ほどかかることになる。

 10時半前に目指す登山口に着いた。姥ケ嶽神社の鳥居があり、周辺には車が10台ほど停められていた。登山客が多いのかなと思っていたら、今日は神社の行事があるとのこと。登山の支度を整えて出発する。

 以下、「双石山登山紀行」へ。

 12時半に下山、山の身支度を解いて、日南海岸を目指す。

 まず青島に立ち寄ることにする。おみやげ屋に車を止め、青島神社まで足を延ばす。いい日和に恵まれて、景色を堪能しながら、そぞろ歩きで橋を渡っていると、団体旅行の方々が足早に追い抜いていかれる。 バス旅行も気楽でいいが、ゆっくりしたい時でも時間に制約があるのが唯一の難点である。

 空の青さと海の青さ、鬼の洗濯板に立つ白波、青島の緑、遠くに宮崎シーガイアの白いドームが見えている。のんびりと秋の景色を楽しむ。

 40分ほどブラついて出発、14時過ぎにフェニックスレストランに着いた。ここはいつの間にか「道の駅フェニックス」となっていた。ここで軽く食事をとり、日南海岸の景色を堪能して出発する。

 15時20分前に「鵜戸神宮」に着いた。女房が「ここに来たことはあるが、駐車場から神社までの道筋が記憶にない」という。階段を登りトンネルを抜けると神社に着く。

 本殿でおまいりをし、かわらけ投げをする。「男は左手で」とのことで、投げていると5個目にやっと入った。これからのドライブと登山の無事を祈願する。
 
 16時に出発、16時半過ぎに無事「南郷プリンスホテル」に着いた。
 
 さっそく、海を眺めながら露天風呂に入り、風呂から上がって夕食に向かう。
 夕食は「伊勢海老・宮崎牛コース」で、 伊勢海老のしゃぶしゃぶ、伊勢海老のスープ、伊勢海老とホタテのグラタン、伊勢海老とウニのスパゲッティ、黄金汁(伊勢海老の味噌汁)等々、伊勢海老三昧でビールからワインがおいしい。
 宮崎牛は残念ながら筋が硬く、最初から小さく切って石焼にしたら、食べやすく味わい深かった。おかげでワインを少し飲みすぎた。
 
 明日は、「牛ノ峠」下山後、生駒高原のコスモスを見に行く予定である。


〜10月16日・金曜日〜

 6時に起きて、部屋から朝日を拝む。
 このホテルは、全室海に面しており、窓からすぐ下に広大な海が広がっているという、絶景のホテルである。

 露天風呂に入りに行く。ゆったりと至福の時間が流れる。

 遠くに釣り船であろう船が見える。広大な海を見ながら、そろそろ海釣りに行くかとの思いを巡らせる。

 朝食はバイキング、相変わらず、スクランブルエッグ、ベーコン、ウインナー、野菜サラダ、トースト、野菜ジュース、コーヒー、デザートで済まそうと思っていたら、宮崎地鶏のカレーというのがあったので、これも小皿についで食べる。味が濃く、地鶏はやわらかく、おいしいカレーであった。 朝から食べ過ぎであるが、「これから山に登るから、まあいいか」と自分で納得させる。

 8時40分にホテルを出発、222号線をひた走り、都城を目指す。都城に着いて、12号線に入り、宮村小学校を過ぎて右手の里道に入っていく。その曲がり角に「牛 ノ峠登山口まで7.3km」との表示があった。

 高畑川沿いに登っていく。途中に「登山口まで3.8km」との案内もあった。分岐があったが、右手の高畑橋を渡っていく。しばらく行くと、右手に作業小屋があり、 ここにも「登山口まで1.5km」との表示があった。

 結構な悪路で、あまりスピードを出さず、ゆっくりと登っていく。それでも時々車の底部で「ゴトッ」と音がする。あまり石ころはないが、道の真中が少し盛り上がっており、車1台が通れる幅しかないのでしかたがない。それでも石がゴロゴロとしている林道よりは走りやすい。

 ガイドブックに載っている目指す登山口に着いて、車を駐車させていると、地元の方がお二人、小型トラックでみえた。話をしていると、「この先にも広い駐車場がある」とのこと、そこまで案内するといわれるので、後をついていくことにした。
 その先は新たな林道の新設工事中で、広く掘削された場所があり、その掘削で途切れた登山道が、道の両サイドに階段状に整備されていた。 地元の方にお礼を言って別れ、ここから登ることにする。10時40分登山開始。

 以下、「牛ノ峠登山紀行」へ。

 12時ちょうどに下山、軽装になって出発、また悪路をゆっくりと下っていく。

 都城ICから宮崎道へ入り、霧島SAにて昼食にする。ここはチキン南蛮が地元料理とのことで、これにする。チキンも柔らかくおいしかった。 

 食後、すぐ先にある小林ICで高速を下りて、生駒高原に向かう。今は「コスモス」が見ごろである。

  この高原も久しぶりである。コスモス園は平日のためか、お客はほどほどであった。コスモスは既に咲き終わった花も多く、ほどほどの見ごろであった。ここは高原のコスモスということで、甘木にあるキリンビール工場前のコスモスや能古島のコスモスとは少し趣を異にする。

 さわやかな高原の秋を満喫して、15時前にここを出発する。

 小林ICから高速に戻り、えびのICで乗り換え、益城熊本空港で乗り換え、大宰府IC通過17時40分、18時過ぎに無事帰宅した。

  ※ 総走行距離;745km
 

【 タイムスケジュール 】 


《1日目》

 06:30自宅発〜07:52益城熊本空港IC乗り換え(120km)〜09:08えびのIC乗り換え(220km)〜09: 56清武IC通過(300km)〜10:27「双石山」登山口着(312km)〜「双石山」登山〜12:30下山・登山口発〜12: 55青島着(331km)〜14:05発〜14:12道の駅「フェニックス」着・昼食休憩(335km)〜14: 55発〜15:17鵜戸神宮着(354km)〜16:02発〜16:36南郷プリンスホテル着(376km)
 

《2日目》

 08:40ホテル発〜(国道222線)〜都城市・三股町〜10:30 「牛ノ峠」登山口着(445km)〜12:00下山・登山口〜12:10発〜13:10都城IC通過(467km)〜13:28霧島SA着(495km)〜(昼食休憩)〜13:57発〜13:59小林IC(498km)にて降り、一般道へ〜14:06生駒高原コスモス園着(502km)〜 (散策)〜14:40発〜14: 49小林I通過(506km)〜15:02えびのIC乗り換え(525km)〜16:12益城熊本空港IC乗り換え(625km)〜 (工事による大渋滞)〜17:41大宰府IC通過(723km)〜18:06 自宅着(745km)