〜〜〜 定 例 の ワ イ ン ・ セ ミ ナ ー へ 〜〜〜 |
2012年2月22日、定例のワイン・セミナーに参加!
ワインセミナーに参加していたものの、しばらく御無沙汰していたので、久しぶりにHPへアップする。
今回で何度目のセミナー参加になるのか?
今回のセミナーは、「若いワインと熟成ワインの違い」がテーマとなっている。
味わうワインは、白がフランスワインの「Varietal chardonnay」、オーストラリアワインの「Karibay
Chardonnay」、赤はチリワインの「Mapu」、フランスワインの「Chateau Jordi」の計4種。
参加者は15名で、すぐ前の席に座られた女性は、以前、「福岡の酒ティスティングパーティ」で一緒になった進藤多歌子さんであった。2010年秋以来の再会となったが、全くの奇遇であった。
右隣の女性6名の一団は華道のお仲間とのことで、一団で楽しんでおられた。
清田料理長がでてきて今日の料理の説明をされる。
まずは白ワインからティスティングを始める。白ワインは、赤ワインのように熟成するとより深みのある味わい
深いワインになるのかどうかは分からないが、2つを飲んで比べると、若いワインの方がフレッシュで美味しく感じる。
次に赤ワインを味わう。シャトー・ジョルディはセミナー担当のHソムリエが迷いに迷って購入された自慢のワインとのこと、帰って調べてみると、確かにいいワインであった。
アペラシオンはメドックのマルゴーとサンジュリアンの間にあるムーリ・エン・メドックというボルドーとしては小さなシャトーである。品種はメルロー73%、カベルネソーヴィニヨン25%、プティヴェルド2%で、5大シャトーの一つであるシャトー・ラトールの古い樽を譲り受けたものとオークの新樽を使用して醸造しているという。
1989年ビンテージで、十分に熟成を感じさせられるワインであった。オレンジがかった匂いや、熟成ワインの特徴である腐葉土ぽい香り、後の余韻も長めで、タンニンも十分にまろやかな渋みとなっている。
ニューワールドのワインは全般的に軽やかで飲みやすいものが多いようだが、さすがにボルドーワインは味わい深いようだ。
会場の皆からはチリワインの方が美味しいといった声が多数出ていたが、小生から「シャトージョルディは味わい深い。」と言うと、ソムリエも喜んでおられた。
ちなみに、シャトージョルディは1989年ものでも、価格は3千円弱で出ているようだから、熟成ワインとしては買い得なワインとなっているようだ。
酔うほどになごやかになってきて、写真をとりあい、ほろ酔いでセミナーを終わる。
いつもは歩いて40分ほどかけて自宅に帰っているが、小雨模様なので車で帰る。
今回も楽しいセミナーであった。
≪後日談≫ Hソムリエから、ボルドーの2005年ビンテージは近年で最高の出来で、「グレートビンテージ」と呼ばれているとの紹介があったので、早速、酒屋に行って、ボルドーの2005年物2本、シャトー・オー・ブリオンの流れを引き継ぐ「Clarendelle
R」と、「Chateau Pichon Bellevue」を入手した。しばらく他のワインとともに地下貯蔵庫に寝かしておくことにしよう!!!
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