昨日、21時過ぎにベッドに横になってすぐに熟睡し、夜中に目が覚めた。その後はうつらうつら状態で朝を迎えた。時差が身体に影響しているようだ。
5時前に女房の携帯に電話があった。東京の孫のココちゃんからであった。東京は今ちょうど昼の12時である。無事プラハについたことを説明し、まだ朝早い旨を話して早々に電話を切る。
6時に起き出して、身支度を整えレストランで朝食を済ませる。
7時半にバスへ乗り込みホテル発、これからスロバキアの首都であるブラチスラバへ向かう。
トイレ休憩を一度とって、11時45分にブラチスラバへ着いた。朝は霧雨状態でうすくガスがかかった状態であったが、すっかりいい天気になった。
早目についたので、旧市街を少し散策してレストランへ。
さっそく赤ワインを飲む。グラスワインが2ユーロと安い。渋みも軽く飲みやすいワインである。
これからまたワイン三昧の旅が始まったと一人ほくそ笑む。
食後、現地ガイドさんの案内で旧市街やブラチスラバ城を観光する。
昔は、チェコスロバキアと習ったが、1993年にチェコから分離・独立し、ここがスロバキアの首都となったものである。長い間ハンガリーの支配下にあり、この首都となったこともあるほど栄えた都である。
石畳の小路が多い旧市街を歩き、バスでブラチスラバ城へ向かう。城は4角の建物で、その4隅に塔が建っており、独特の風情をしている。ドナウ川を見下ろす高台にあることもあって、街のシンボル的な建物である。18世紀には女帝マリア・テレジアの居城となったこともあり、内部は博物館になっている。見下ろす景色は、ドナウ川の流れと都市の景観が見事にマッチして
、これが中欧かと感動の見事な景観を示している。
観光を終えてバスに乗り込み15時に出発、ハンガリーのブダペストへ向かう。
17時半着、まずはホテルでチェックインする。ホテルの建物は円形で、周囲に部屋が配置されているが、部屋に入っても、円形の一部とは思えない造りになっており、窓を見ると丸みを感じる程度である。窓から見える景色も一部紅葉もあって都市景観も美しい。
また、テレビの画面には「Mr.HANADA
It is a
pleasure to welcome you to 」とのメッセージがあった。この気配りがまた旅情を盛り上げてくれる!
18時半にホテル発、レストランでハンガリーの家庭料理を味わう。ワインは待望のトカイワイン(3.5ユーロ)を飲んだが小さなグラスで味わう程度であった。物足りないので次に赤ワイン(2.5ユーロ)を飲む。
トカイワインはトカイ地方で造られるワインの総称であるが、この中の貴腐ワインもトカイワインと称されている。この貴腐ワインは、フランスのソーテルヌ・ワイン、ドイツのトロッケン・ベーレン・アウスレーゼと並び世界の3大貴腐ワインの一つと称されている。
食事を済ませて、ドナウ川クルーズへ向かう。20時半に乗船、ワンドリンクサービスがあり、シャンパンを頼む。デッキは少々風があるが、ドナウ川クルーズを船内で過ごす
のはもったいない。
シャンパンを飲みながら、川から見るブダペストの街並みや、ライトアップされた王宮や国会議事堂、くさり橋が見事であった。まさに至福の時間である。
くさり橋は夜間の電球を連ねた照明がくさり状に見えることからくさり橋と呼ばれているが、そのくさり橋の下をくぐっていく。
1時間ほどでクルーズが終わり、バスにてホテルへ戻る。
明日はいよいよブダペスト市内の観光である。
※ ホテル : ブダペスト ・ブダペストホテル
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