《 平成24年5月8日(火)〜9日(水)・2日目 〜3日目 》 


 9時にホテルロビーに集合し、空港へ向かう。

 空港に着いても時間はたっぷりあるので、空港内をブラブラして過ごす。

 12時45分発のLAN航空でペルー・リマへ向かう。機内食が2回出されたが、何とも質素な食事であったが、ワインはおいしかった。昼食ではインカコーラを飲んだが、サンドイッチによくあった。
 このインカコーラは、現在はコカコーラの経営となっているが、コカコーラがどうしても地元のインカコーラには勝てないので、とうとう買収してしまったといういわく因縁つきのものである。

 リマに着いたのは夜中の0時過ぎである。ここで、乗り継ぎ1時10分発でブエノスアイレスへ向かう。

 7時45分にブエノスアイレスに着いた。入国カードは15日前に廃止になったとのこと。
 アルゼンチンの日本との時差は−12時間である。まさに、ちょうど地球の真反対になる。はるばる遠くへ来たもんだという思いがこみ上げてくる。

 ここで2時間足らずの観光の予定であるが、時間が足りず、独立運動が始まるきっかけとなった5月革命に由来する「5月広場」で降りて少し歩いたのみで、後はバス車内からの観光となり、「7月9日通り」、「コロン劇場」等を見て回る。
 独立記念日に由来する「7月9日通り」は、南北4km、最大幅140mの16車線という広大な道路である。並木の中には、幹がとっくりのように膨らむ「酔っ払いの木」も数多く見える。

 10時半に空港に戻り、チェックインし、荷物を預け、セキュリティチェックも済ませて待合室へ入る。

 4番ゲートが10番ゲートへ変更とのこと。10番ゲートに行くと係員も誰もいない。まだ時間があるものと思い、配られた弁当を食べていると、またゲートが4番に戻ったとのこと。これが南米かと変に感心する。

 早々に弁当を片づけて4番ゲートに戻ると先客が既にバスに乗り込んでいた。バスが一杯になって発進すると、20mほど進んで止まった。車道を斜めに横切っただけであった。これなら歩いた方がよっぽど早い!メンバー皆で大笑いし、これが南米かとまた感心する。 

 これからイグアスに向かう。1時間少々で着いた。バスに乗り換えて、ブラジルへの国境越えである。パスポートを預けて、現地ガイドとK添乗員が手続きに行く。待つこと10分ほどで終了、無事ブラジルへ入国する。

 16時過ぎにホテルへ入る。ここで2連泊なのでゆっくりできる。
 やっとここまで来たかという思いが強い。

 夕食はホテル内レストランで、4人テーブルなのでS夫婦と一緒に食事を楽しむ。K添乗員が4人テーブルで一人で寂しそうに食事をしているので、ワインをサービスすると同じテーブルにやってきて一緒に食事をすることになった。話が盛り上がり、気が付くと他のテーブルには誰もいなかった。

  ※ ホテル : イグアス ・ VIALE CATARATAS HOTEL&EVENTS