《 平成22年03月28日(日)・1日目 》 


 
春3月弥生時、早朝、車で福岡空港へ向かう。空港の桜並木もほぼ満開状態 で見送りしてくれた。
 いよいよ、これから成田空港に向かい、待望のイタリア旅行に出発する。

 空港付近の民間駐車場へ車を預けて、空港のツアー受付カウンターに向かう。既に数組のツアー客が受付を済ませていた。今回利用する旅行会社H社の添乗員は嶋田さんという若い魅力的な女性で、平成18年の富士登山の時の添乗員さんであった。嶋田さんに「また、お世話になります。」と挨拶をする。嶋田さんも思い出されたようで、 素敵な笑顔が返ってきた。

 7時5分、福岡空港から成田空港へ。今回はローマまでJAL便利用(このためにこのツアーに決定)のために、またマイレージが楽しみである。 (後日確認したら、プレミアム会員のため、片道約7千マイル登録されていた。)

 成田では出発まで少し時間があったので、軽く和食の朝食をとる。これからイタリア料理オンリーになるために和食にしたものである。

 セキュリティチェックを済ませて、待合ロビーへ。孫のココちゃんから電話で「お母さんが熱を出している。」とのこと。女房が心配して娘にメールを入れると、娘から「プチ二日酔いしているだけだよ!」とのこと。その後で「具合が悪そうなのをみて、子供が心配してくれていたのは嬉しい!」と感動していた。 

 成田発12時25分、ローマに向けて飛び立つ。

 今回のツアーメンバーは、それぞれ旦那が優しそうな夫婦が我々を含めて4組、祖母と母とひょうきんな子二人家族と、夫婦と娘2人の家族4人組が2組、それぞれそれなりの母娘が3組、孫の高校入学祝いにと優しい祖母とおばあちゃん思いの孫の2人連れが1組、セレブな女性2人連れと、若いギャル風2人連れの2組、また、セレブな女性1人旅が2人、後、自称「佐世保の3婆」トリオを加えて総勢33名。 海外旅行にしては少し多目のメンバーであるが、これもこの企画ツアーに魅力があったからか。

 ツアー期間中、それぞれの方々と楽しく話をしながらイタリアワインを楽しませてもらった。今回の旅行では、往復のJAL機中、及びイタリアレストランで昼食時・ 夕食時と毎日欠かさずワインを飲み続け、ワインを気軽に飲む楽しさが更に広がってきたようだ。

 もう帰ってきたようなコメントになったが、これからイタリアに向かう。

 シベリア上空から地上を見下ろすと、全てが凍ったような景観を呈していて、その幾何学模様が素晴らしい。
 日本時間で21時半過ぎ、イタリア時間で14時半過ぎ(これからイタリア時間へ切り替える)、モスクワ上空を通過、モスクワも凍っている。

 女房が雑誌の星座占いを見ながら、「お父さん、見て見て!」という。開いたページを見ると、女房の星座は「今月は旅、グルメが楽しめる。おしゃれも・・・。」とある。ちなみに小生の運勢を見ると、「金運に恵まれ・・・。」とある。株価が好調に上昇し ていることから、まさに当たっている!!!

 後、2時間で着陸というところで2度目の食事が出される。日本語が達者な外人のスチュワデスさんに「飲み物は何にしますか?」と聞かれ、「ワイン、プリーズ」と答えそうになる。

 ワインはフランスワインで「BARON MAXIUM 2007 Merlot」、メインはメルロー種であるが、まろやかな仕上がりのワインになっていて、飲み口がいい。 女房は白ワインを飲んでいた。

 17時50分、定刻にローマに着いた。旅行者の入国者が多いためか、入国審査をフリーパス状態で終えて、バスへ乗り込む。

 19時ちょうどにローマ郊外にあるホテルに着いた。このホテルにはこれから3連泊することになる。

 今日はイタリアへ来ただけで、これでイタリア旅行の一日目が終わった。
 いよいよ明日から、イタリア観光の始まりである。