〜〜〜 背 振 山 〜〜〜
≪ 令和3年11月16日 (火) ≫ |
≪ 11月16日(火) ≫
我が家のアリオカルプス属の花牡丹(メキシコ原産のこれもサボテン科に属する)が開花した。今年は花数も増えて10個もいっせいに開花した。この花が咲くと、いよいよ本格的な冬がまじかとなる。
我が家の鉢植え植物の冬支度が必要になってきたようだ。
さて、いよいよ待望の紅葉登山の最適期を迎えた。
今回は、背振山頂駐車場に車を止めて、蛤岳から背振山の登頂を計画していた。
が、・・・トラブル発生で・・・?
8時前に自宅発、三瀬峠に向かう。
263号線から46号線に入り、更に136号線へ。背振山との道路案内が出ている。
9時半前に背振山山頂駐車場に着いた。他には車が1台停まっているだけであった。
山支度を整えて登山開始、駐車場の奥から石段を降りていく。
間もなく「たにし仏」の像があって、そこから更に蛤岳方面へ進んでいく。
すぐ上の稜線には、航空自衛隊の背振分屯基地があるため、その稜線に沿うように木道が設置されている。
しばらくは快適なこの木道歩きが続く。
紅葉の綺麗な箇所も多く、秋の山旅を堪能できる。
一部の木道に腐食箇所があって、山側に迂回するルートもあった。
1時間弱歩いたところで、その先が通行止めとなっており、崖が崩落していた。
左手に赤テープがあって「う回路」の案内のようだ。
少し登って、下りにかかったところで倒木が道をふいでおり、その下をくぐって下りようとしたところで、痛めている左ひざを異常に曲げてしまい、激痛が襲ってきた!!!
生汗が出て来る! しばらく座り込んで様子を見ることにした。
女房が持ってきた生干しして冷蔵庫で保存していたスライス柿を食べる。なかなか美味であった。
来年からは余剰の柿はこの処理で保存することとしよう!
柿の話はどうでもよかった。
しばらく休んでいると、汗も引いてきて、痛みもうすらいできた。
用心のために、膝バンドをセットしておくこととした。
常備している湿布薬までは必要ないようだ。
このまま進むのは、まともな登山道ではないために道も悪く、勇気がいるようなので、ここから引き返すこととした。
また来た道を引き返す。紅葉の散策に来たと思えば十分に楽しめる山旅である。
11時半過ぎに駐車場へ戻ってきた。
ここから背振山頂を目指す。といってもたかだか10分程度であるが・・・。
自衛隊敷地のスェンスの横を登っていく。
無事山頂着!!!
九州百名山登山を開始した時の最初の山なので懐かしい。
ここ背振山は、玄界灘から見える最も高い山で、博多湾から入港する船の目印となって、古くから信仰を集めていた。空海や最澄などもこの山に入山し、航海の安全を祈願していた山である。
この左像は「役行者」の像で、「修験道の開祖」と崇められている。
背振山は、平安時代以降、北部九州における山岳仏教の一大拠点として栄えていた。
この「役行者」像は台座も含めて182pもあり、1704年(元禄13年)に建立されたものであるが、背振山の修験道の様子を伝える貴重な資料となっている。
山頂にて昼食を兼ねて小休止し、下山にかかる。
といってもわずか8分で下山した。
今回は蛤岳登頂の予定であったが、トラブルにて変更し、背振山のみの登山となった。
これも一興であろう!
紅葉は十分に楽しめたので、次回も楽しみである。
登り
; 10分 下り : 8分
これでも登山と言えるのか?
・・・言えるのです!
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