〜〜〜   大 根 地 山    〜〜〜 
≪ 令和3年10月20日 (水) ≫


 
≪ 10月20日(水) ≫

 
10月になって2山目の登山となった。

 前回様子見の若杉山登山で膝に特に支障が認められなかったことから、今回は登り2時間ほどの大根地山とした。

 この山は女房の妹君が友達と登るのに、その案内役をおおせつかったので、前もって登りたいとのことで、これにつきあうこととしたものである。

 自宅発8時50分、都市高速から大宰府ICで降りて、3号線へ。65号線に入り、香園へ。「竜岩自然の家」に入るも、駐車場には入れず、やむなく手前の空き地に駐車する。妹君も既に到着していた。

 今日は朝の内は雨がぱらついていたが、その雨も上がって曇りではあるが、快適な秋の登山日和となった。 

 山支度を整えて、9時50分に登山開始、自然の家の敷地内に入り、渓流沿いに登っていく。

 やがてゲートがあって、これを通過し、しばらくは林道を歩いて行く。

 途中に見慣れない花が見事に開花していた。写真に収め、帰って花の名を確認することとしよう。

 スタートして45分程歩いたところで、ベンチがあったのでここで小休止する。

 ここからは林道を外れて、右手に林道ショートカットの登山道があるが、樹木伐採中とのことで、立ち入り禁止となっていた。

 よって、更に林道を歩いて行くこととなった。

 やがて左手に案内板があり、大根地神社まで1.1kmとあった。ここまで1時間ちょっとかかっていた。

 階段を登っていく。

 10分程登っていくと、鳥居が見えてきて、その先に扇滝があった。ここで小休止する。

 ここまで登山者とは2名会ったのみであった。あまり人気がない山なのか?

 滝を過ぎて、登り続けると、間もなく連続の鳥居が見えてきた。

 手前に、お風呂みたいな水場があった。洗面器が備えてあったので、身を清める場所なのか?

 階段は100段あって、お百度参りの気持ちで登りなさいとのこと。

 数えながら登ると、確かに100段あった。

 以前、宝満山でも100段がんぎの段数を数えたことがあったのを思い出す。
 この山は、その宝満山の裏山みたいな存在である。

 この大根地神社は、天神七大、地神五代の神々が祀られており、霊山として、英彦山や宝満山の山伏達の回峰修験道場であった。九州一円の稲荷信仰の霊地でもある。

 山頂直下にあるその大根地神社に着いた。ここで参拝を済ませ、一旦、下に降りて更に右手に登っていく。(案内はなし!)

 少々の登りで、無事山頂に着いた。ここまで2時間の行程であった。かなりゆっくりな登山である。

 山頂は草場で、刈り込まれたばかりであった。ここにビニールシートを敷く。

 見晴らしがいい!!! 

 目の前に宝満山から三群山が山並みを連ねている。

 シートに座り込んで昼食タイムとし、しばしくつろぐ。たまたま太陽が顔を出し、のどかな日和となった。

 コーヒーを飲みながら、秋の気配を楽しむ。

 ここの山頂には珍しくススキがたなびいていた。

 40分程休憩し、下山に向かう。

 登ってきた道を戻る。

 30分程は登山道であるが、後は林道歩きとなる。

 1時間半程で駐車場に戻ってきた。

 ここで妹君と別れを告げ、帰路に向かう。

 秋の快適な山旅となった。候補には上げていなかった山であるので、妹君に感謝!

 11月には女房のおふくろさんを連れて、原鶴温泉にドライブすることとしており、妹君も同行する予定である。
 


登り  ; 2時間       下り : 1時間30分
※膝痛様子見のため、ゆっくり登山