〜〜〜   二   丈   岳   〜〜〜 
≪ 令和3年2月24日 (水) ≫


 
≪ 2月24日(水) ≫
 
 
 コロナがなかなか治まらない中、登山だけは月例で実施していくこととした。

 1月は四王寺山に初めて登ったが、なかなか魅力的な山であった。また桜の時期や紅葉の時期に楽しむこととしよう。

 2月はやはり近場の山で、二丈町にある「二丈岳」とした。

 以前、二丈ゴルフ場に来た時に、一度は登ってみようと思っていた山であるが、これまでは全く失念していた。
 今回、改めて福岡県の山の本を色々と調べている中で思い出した山である。

 以前と言っても、ゴルフを止めたのは55歳のため、かなり昔のことである。ゴルフのスイングを年なりに改造しようと思って、練習を重ねたところ、逆に変な癖がついてしまって、ドライバーがおかしくなったので、この際止めるかとクラブを処分してしまった。新品のボール2ダースはゴルフ友にプレゼントしたら、その友人の奥さんからいたく感謝された。
 我が家は夫婦ともども5月生まれであるが、この友人夫婦も共に5月生まれという奇遇で、毎年、4人で誕生会である「5月会」を開催していたが、その奥さんが倒れられたので、今では中止している。
 
 8時40分自宅発、202号線を走り、糸島市へ。筑前深江駅を過ぎて、海沿いの道を走っていくと、やがて、左手に「二丈渓谷・加茂ゆらりんこ橋」への案内板がある。ここから左折していく。

 道なりに進んでいくと、「加茂ゆらりんこ橋」を左手に見る。駐車場には多くの車がとまっていた。ここからの登山者も多いのか?

 更に進んでいくと、結構せまい道になってきた。ここで対向車に出会うと離合が大変である。

 やがて「真名子登山口」に着いた。福岡からほぼ1時間の所要であった。

 ここにはトイレもあり、更に箱の中には「糸島の山歩き(玄界灘を望む山歩き)」の立派なパンフまで準備されていた。

 登山の準備を整えて、登山開始。

 登山道は分かりやすく、また赤テープでマーキングもされているので迷うことはないようだ。

 木の根が多い登山道を登っていくと、やがて道路工事中の場所に出た。車が走れるような広い道が造成中であった。山の斜面を削っての壮大な工事であった。

 そこを横切り、更に登っていく。岩がゴロゴロした場所もある。

 山頂まじかになると、少し勾配が急になって、そこを登りきると山頂であった。

 見晴らしはまずまずで、山頂表示杭で記念の写真を撮る。

 更に岩を登ると、そこからはパノラマ絶景が広がっていた。登山の本では、海に近く絶景が堪能できる山としてはこの山が福岡一だと評している。

 ここに座り込んで、コーヒータイムとする。眼下に広がる加布里湾から玄界灘の海が絶景で、後ろには浮岳、女岳がまじかに聳える。

 2月とは思えない穏やかな日和であるが、元々、そういう日を選んだおかげである。

 しばし絶景を堪能し、下山に向かう。また登ってきた道を戻る。

 登るときは1名の男性と会ったのみであるが、下りでは2人連れ、、3人連れと次々に出会い、計15名の方々と挨拶を交わした。

 あまり人気がない山かと思っていたら、それほどでもないようである。

 40分ほどで無事下山、女岳に登ろうかとも思ったが、天気がいいのでドライブに切り替えた。
 
 まずは、来た時に確認した「加茂ゆらりんこ橋」へ。

 ここでは更に車が増えて、30台ほど駐車していた。

 駐車場入り口では河津桜なのか、赤い桜が満開であった。また、右手の段々畑には菜の花が満開であった。まさに春爛漫といったところである。

 車を止めて付近を散策、吊り橋を渡って、案内図を確認する。ここから二丈岳に向かう人も多いようだ。

 ここから「伊都菜彩」へ。いつもながら人が多い。ここで夕食のおかずを調達する。

 次に「コメリ」へ。園芸用土を確認し、イチゴの苗があったので5株購入する。女房を喜ばせるために、ベランダ栽培をすることとしよう。

 目的を全て済ませて、帰路へ。

 15時前に無事帰宅した。

 今日は好天にも恵まれ、冬登山にしては最高に楽しめた山旅になった。

 


登り  ; 1時間00分   下り : 40分