〜〜〜   久  住  山    〜〜〜 
≪ 令和3年6月9日 (水) ≫


 
≪ 6月9日(水) ≫

 このページを作成していて気がついたが、今日は3,6,9の日であった。 「だから何?」と言われそうだが・・・。
 このような語呂合わせがいい日は、何かいいいことがありそうな気がするのは小生だけの感覚か?
 「だから何?」とか思わず、どうでもいいことでも、前向きの志向の方が人生気楽に生きられ、得なように感じるが・・・。
 
 さて、6月の月例登山は、久しぶりの久住山にした。

 久住山の山開きは、毎年6月の第一日曜日に行われるが、昨年と今年はコロナ禍で中止となっている。

 なお、この時期が山全体をピンクに染める「ミヤマキリシマ」の最高な見頃の時期となっている。

 よって、法華院温泉山荘の花情報を確認し、最高の開花状況を期待して本日にした。

 4時半に自宅発、漆黒の闇ではなく、何となく空が薄明るい。日の出には早すぎるので、白夜みたいな感じである。
 おかげで、九州道の車の運転も少し楽である。

 5時前に東側がうっすらと赤みを帯びてきたが、雲が張りつめている。

 基山PAはトラックが満車との情報表示、この時間で満車とはと思いながら、走りながらPAを覗き込むと、確かに駐車スペースはトラックであふれていた。このPAは本州から走って来たトラックが、朝の休憩や朝食を取るため、更には仮眠するのにも便利な場所であるためか。

 大分道に入り、やっと太陽が顔を出してきた。

 九重ICから一般道へ。九重町役場の横を通り、四季彩ロードを走って長者原へ。
 道路の向こうの駐車場にはまだ空きがあったので、それほど混雑してはいないようだ。

 やまなみ道路を走り、牧ノ戸峠へ。6時40分に峠着、峠の駐車場にも十分な空きがあった。
 この時期の牧ノ戸峠はいつも満車で、少し外れた空き地に車を止めていたが、今日は本当にラッキーであった。(早速、369のいいことがあった!)

 山支度を整えて、登山開始、今日はビデオカメラも持ってきた。おそらく最後の久住登山になるだろうから。

 展望台までの舗装登山道は、無理しないように足慣らしで登っていかないと、息切れしそうである。

 展望台からは目の前に三俣山から後方に湧蓋山、遠方に由布岳が見えている。ビデオ撮影が忙しい。

 沓掛山まではすぐであるが、手前の広場で阿蘇五岳の涅槃像が雲に浮かんで見えている。

 ミヤマキリシマも咲き誇っていて、その感動の景観を堪能する。

 沓掛山を過ぎると、気楽なハイキングコースとなる。

 朝が早かったので、景色を楽しみながらゆっくりと歩いて行く。

 扇ヶ鼻を過ぎ、久住山を仰ぎ見ながら草千里(西千里浜)を過ぎると、岩場となって、しばらくは歩きにくい道となる。

 ここを抜けると、降りたところが久住別れである。

 ここで驚いた! 人がいない!
 駐車場の登山者はどこに行ったのか?

 いつも、女性用のトイレの前には行列が出来ているが、誰もいない!

 法華院温泉山荘泊まりなのか、はたまた坊ガズルでのキャンプなのか?
 
 山頂には何人かの登山者が見えるが、それにしても少な過ぎる!!!

 小休止して、最後のガレ場に臨む。

 いつも山頂での写真撮影にも混雑で苦労するのに、今日は難なく撮ることができた。

 こんな静かな久住山は初めての経験であった。

 少し下った登山道から外れた平場に、ビニールシートを敷き、靴を脱いで長めの休憩にする。

 女房がアルコールフリーの缶ビールを持ってきていた。冷凍のペットボトルと一緒に保冷パックに入れてきていたので、よく冷えた状態のままであったので、チーズをつまみにビール(テイスト)が最高にうまい。
 しばし、久住山を見ながら至福の時間が流れる。

 しかしながら、今日はかなりな汗をかいた。山でこんなに暑いとはという程であった。

 休憩後、久住別れに降りて、久住山に別れの挨拶をして、下山に向かう。

 下山ものんびりと散策しながらの下山となった。

 駐車場に戻ると、周辺の空き地にも車が止まっていたので、やはり登山者が多かったようであるが、すれ違う登山者はそれほど多いようには見えなかった。

 車に乗りこみ、帰路に着く。

 来た道を戻り、福岡について、「井手チャンポン」にて軽めの夕食を済ませて、17時前に無事帰宅した。

 帰ってテレビニュースを確認すると、今日は久留米市で35.6℃を記録、今年初めての猛暑日となっていた。
 山でも異常に暑かったのはこの異常な暑さのせいであった。

 久住登山はこれで打ち止めとするが、これまで何度も感動を与えてくれた久住山に感謝!  

 

 


登り  ; 3時間20分   下り : 2時間30分