〜〜〜 叶 岳 ・ 高 地 山 〜〜〜
≪ 令和3年4月16日 (金) ≫ |
≪ 4月16日(金) ≫
コロナがなかなか治まらないどころか、むしろ第4波が懸念される中、
ここ福岡でも感染拡大の様相になってきて、更には変異型ウイルスの蔓延も確認されている。
このままコロナが治まらなければ、いよいよオリンピックの開催も危ぶまれてくるようだ。
今日は菅総理が渡米し、バイデンアメリカ大統領と1対1での対談が予定されている。トランプ氏は安倍総理と親密なようでありながら、その信頼を裏切るような言動も数多く見せられたが、これからはかっての日米の蜜月関係を取り戻して欲しいものである。バイデン大統領、多いに期待しています。
さて、3月の月例登山は事情があって実行できなかったために、その代替登山として福岡市の西区にある近場の叶岳に登ることにした。
叶岳は2回目の登山になる。前回は暑い時期の登山だったので、かなりハードだったイメージが残っているが、今回は気候もいいのでいい登山になりそうである。
8時25分自宅発、同50分に今宿野外センター駐車場に着いた。駐車は他に2台であった。
山支度を整え、ここから歩いて来た道を戻り、叶岳登山口から登山開始、石段を登りながら多くの奉納された鳥居をくぐっていく。
ここ、叶岳には山頂に神社があり、その名も「叶嶽神社」と称す。
この神社は歴史も古く、貝原益軒の「筑前国統風土記」に、「神功皇后がここで願いがかなったことから、山の名を天狗山から叶嶽と改名された。」という。
この神社の主神は「本地仏勝軍地蔵」であるが、この地蔵信仰は近年では、庶民のあらゆる願望を叶える菩薩として崇拝されている。
その名のとおり、「夢がかなう神社」として有名であるが、山頂までの参道には「御願成就」として奉納された数多くの鳥居が立ち並んでいる。それほどに願いが叶った人が多いということである。
山道は整備されており、一部に荒れた所もあるが、登り難くさはない。
時々、見晴らしがいい場所があって、そこにはベンチが設置されており、なかなかに行き届いている。
休憩を交えながら、ゆっくり登山で50分ほどで山頂神社に到着、ここで神社の戸を開けて参拝を済ませる。当然ながらお願いも・・・。 神社の戸は閉めておかないと猪が入り込んで中を荒らすらしい。
近くのベンチに座って小休止する。これまで4名の方にすれ違っただけであったが、ここで4人の男性グループが反対側から見えたので、計8名となった。
ここから縦走して高地山に向かう。
アップダウンを繰り返しながら、45分で高地山に到着、少し下りたところにベンチがあり、ここが飯盛山からの縦走路の分岐点となっている。飯盛山までは「40分〜」と「60分」と二つの表記があった。健脚で40分ということか?
ここで昼食とする。最近の山での昼食はおにぎり弁当よりも、コーヒーとサンドイッチが多くなった。
かっては、コンロでお湯を沸かして薫り高いコーヒーを飲んでいたが、山では火気厳禁の山も多いので、最近では女房がポットにコーヒーを入れてくれている。
山のさわやかな空気に触れながら飲むコーヒーは最高である。
飯盛山から女性が一名見え、離れたベンチに座られた。
ここで少し雨がぱらついたので、急ぎ下山の準備に取り掛かる。
15分ほど下ったところで、右手の野外活動センター方面へ向かう。
三角谷コースとなっているが、まさに三角形の谷になっている。雨が降ると、一気に水道となりそうな下山道である。
登山道としてあまり整備はされていないが、赤テープでマーキングされているので、道に迷うようなことはない。
センターが近づくに連れて、分岐が増えてきたが、山道の方を選んで進んでいると、センターを目の前にして、道がなくなった。
止む無く、崖をよじ登って行く。ここまでの赤テープは何だったのかという思いである。(前回の記憶はなし!)
センターの緑地帯を進み、駐車場へ。13時過ぎに無事戻ってきた。駐車は5台に増えていた。
山支度を解いて、帰路へ、13時半前に無事自宅に戻ってきた。
今回はさわやかな春の登山であった。近場にもいい山があるものである。
さて、今回は3月の月例登山の代行であったが、今月中には月例登山として久留米市にある漱石ゆかりの「発心山」を予定している。少し漱石の足跡を調べてみることとしよう。
※ 今年はサボテンの植え替え時期ではないが、趣向を凝らした多肉の新作大鉢寄せ植えを2枚掲載!
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