【  立  石  山  】   209m 


 
≪ 9月21日(月) ≫
 

 秋の連休であるシルバーウイークとなり、イベント等の人数規制等も緩和されたことから、観光地を始め、球場や劇場等もかっての賑わいを取り戻しつつあるようだ。


 コロナは、現在のところ落ち着いた状態になってきているようであるが、このシルバーウイークの結果がどうなるのかが懸念されるところである。このまま収束に向かって欲しいものであるが・・・。

 秋のさわやかな気候に誘われて、女房が山に登ろうという。
 当初は、背振山系の「蛤岳」(862m)を候補にしていたが、情報によると夏の大雨による被害で道路規制がなされているということで、これを取りやめ、最近テレビで紹介されていた「立石山」(209m)に登ることにした。低山であるので、更に「叶岳」(341m)にも足を延ばす予定で芥屋に向かう。

 8時20分に自宅発、秋模様の海を眺めながら、快適なドライブ旅で芥屋へ。
 9時10分に芥屋にある公営第一駐車場に着いた。 車は数台しか駐車していない。

 山支度を整え、ここから歩いて立石山に向かう。
 低山であるので、ウオーキングも合わせて楽しむこととする。

 立石山には南側に登山口があるが、山の中腹にあるため、25分ほどで山頂に着く。よって少々物足りない。
 このため、今回は芥屋海水浴場から、九州自然歩道を利用して登ることとした。これだと1時間ほど登山を楽しめる。

 海水浴場から堤防には、多くの釣り人が魚釣りを楽しんでいおられる。

 やがて左手に九州自然歩道で、立石山への登山口の案内があった。ここから登っていく。

 しばらくは木陰を歩いていくが、高度を上げるに従って、だんだんと見晴らしがよくなってくる。

 芥屋の海から、芥屋の大門、右手には加也山も確認できる。

 今日はさわやかな秋の晴天で、空と海の色のコントラストが素晴らしい。

 やがて岩場の連続になる。さすがにその名のとおり、立石状態である。 

 登り始めから、家族連れが降りてきたり、これを追い越したりと、小さな子連れの家族の登山者が多い。
 極低山であるために、家族連れに人気の山のようだ。

 1時間ほどで山頂に着いた。360度のパノラマ絶景を堪能する。

 昼食には早いので、軽く一口羊羹を食べて小腹を満たす。山では甘いものが美味しい。

 次々に家族連れが登ってこられるので、挨拶が忙しい。

 小休止して下山開始、40分足らずで下山、芥屋海水浴場を前に見ての木陰で、ビニールシートに座り込む。

 靴を脱いで、昼食タイムである。
 おにぎり弁当のおかずは、卵焼きにから揚げ、ウインナーとまさに子供が喜びそうなものばかりであるが、女房が「お父さんが好きなものばかりにした。」とのたもうた。

 秋の空は抜けるように澄みきっている。

 堤防で釣りをしている人が、大きなアジを釣り上げていた。
 そろそろ海釣り公園に魚釣りに行くとするか。

 今日はこの後、「叶岳」に登る予定であったが、あまりに快適な気候なので、芥屋の観光船に乗り、のんびりと観光を楽しむこととした。

 駐車場に戻ってきて驚いた。朝はガラガラであったが、既に満車状態で、空きを待っている車が数台いる。
 想像するに、近くの人気のスポットである「二見ヶ浦」が大混雑状態となったために、ここまで足を延ばしてきた車が多いのではないかと。

 車に乗りこみ、観光船の乗り場に向かうが、危惧したとおり、ここも満車状態で、待つのもいやなので、このまま「二見ヶ浦」に向かう。途中、反対車線の芥屋に向かう車が多い。

 「二見ヶ浦」も予想通り、各駐車場は満車状態で、ここで「お茶」をする予定であったが、このまま素通りし、途中、ファミレスで小休止し、家路に向かう。

 14時過ぎに、無事帰宅したが、今回はコロナによる規制の緩和が、これまでのうっ憤を晴らすように、これほどまでに人々を行動的にするものかと感心させられたドライブ旅となった。
  
   
 


立 石 山     登り  ; 1時間   下り : 40分