【  岩 石 山  】   454m 


 
≪ 2月1日(土) ≫
 

 8時45分に自宅を出発、これから添田町と赤村の境界にある岩石(がんじゃく)山に向かう。

 今は無料になっている八木山バイパスを通り、筑豊へ。
 現役の頃、このバイパスが開通する前は八木山峠越えで、春には満開の桜を愛でながら筑豊に向かったものである。
 筑豊はかっては石炭産業でうるおっていたが、この頃の事情は五木寛之氏の「青春の門」でも紹介されている。この小説は映画にもなり、吉永小百合さんが炭鉱の坑道に入られていた映像がよみがえる。

 石炭産業が衰退した後は、地盤沈下など石炭鉱害で大変な時代もあったが、その後は新たな観光資源開発や生産活動で、活気がよみがえってきている。

 10時14分に添田公園に着いた。

 岩石山には、この公園に駐車して、ここから正面ルートや滝ルートから登るコースと、赤村サイトの岩石ルートから登るコースがあるが、今回は、「落ちない石」がメインであるので、赤村からの岩石ルートから登ることにした。

 孫が今年高校受験のために、女房が「お父さん、岩石山の落ちない石を見に行こう!」という。 この「落ちない石」はパワースポットにもなっているようで 、受験生にも人気のようである。

 添田公園から斜め上に道路を登っていき、しばらく走ると右手に広い道路が現れるので、ここを走るとすぐに岩石トンネルがあり、ここを抜けるとすぐに岩石山登山者駐車場があった。

 10時24分着、車が5〜6台が駐車できるくらいのスペースである。福岡からの車が1台駐車しているだけであった。
 
 案内図を確認し、一応第2ルートも確認して、「落ちない石」に近い第1ルートから登ることにした。

 10時45分に登山開始、車道をしばらく登っていくと右手に登山口があった。ここから登山開始する。

 うっかりして、山の案内図を車の中に忘れてきてしまった。おかげで、少々道を間違えてしまった。

 不動明王像の箇所に着いた。ここから右手に踏み固めた後があったので、ここを登っていくと登山道が確認できなくなった。止む無く不動明王象の場所まで戻ると、左手に登山道が確認できた。(案内図を持ってきていれば間違えることはなかった)

 正規の登山道を登っていくと、間もなく「落ちない石」のポイントに着いた。
 しばらく写真撮影で忙しい。デジカメで撮影し、スマホで撮影しと・・・。

 この先も「針の穴」等の巨石群が続き、間もなく休憩所の東屋についた。見晴らしもいい箇所である。

 朝の内は雲が多かったが、この頃にはすっきりした青空となって、春を思わせる陽気となっていた。
 1月になって雨が多かったが、今日はベストの登山日和となった。

 低山登山なので、先を急ぐ必要もなく、のんびりと絶景を楽しむ。

 休憩後、ところどころに階段状の登山道もあって、ここを登っていく。

 山頂が近くなってくると「八畳岩」や「梵字岩」、「獅子岩」などが次々と現れ、楽しめる。

 この「梵字岩」は、ここから「英彦山」が近いために、修験僧が途中で立ち寄り、この岩に梵字が刻まれたとみられている。

 奇岩群を過ぎて、少々下って登り返すとそこが山頂であった。ゆっくり(道迷いもあって)登山で、12時過ぎに着いた。
 1時間15分ほどかかっているが、道迷いがなく、長めの休憩時間を覗けば40分くらいであろう。

 立派な展望台が整備されており、休憩もできるようになっている。

 ここで、昼食タイムとする。八女市からのお一人登山者がおられたが、その内に地元の2人連れが見え、また一人登山者がみえと、なかなか人気の山である。

 食後、第2ルートを下ってトンネルの所に戻る周回道もあるが、登りが十分に楽しめたので、ここを再度下ることとした。

 13時10分に下山開始、途中、再度奇岩群や巨石群を楽しみ、絶景箇所では長めの休憩もとりながら、下りもゆっくり下山で、14時に駐車場の戻ってきた。

 山の支度を解いて、帰路に着く。

 女房が「源じいの森」で温泉に入っていこうかと言いだしたが、風呂上がりのビールをのんびりと楽しみたいので、このまま帰ることにした。

 途中、「道の駅おおとう桜街道」に立ち寄る。ここの道の駅は日本最大とうたっており、もみじ物産館から、天然温泉さくら館、親子ふれあい子供広場からなり、しかもトイレは1億円トイレと表示されている。

 ここで夕食用の寿司を調達し、更に「ふぐの唐揚げ」を購入、これで酒のつまみができた!

 順調に走り、16時前に無事帰宅した。

 さて、早速風呂で汗を流した後、今日はビールの後は冷酒を楽しむとしよう!!!

  ※ 早めに咲いた我が家のクリスマスローズの写真で癒されてください!  
 
 


岩石山  登り  ; 40分    下り : 30分 ( 岩石コース往復)