〜〜〜  大分・田原山(のこぎり山)  〜〜〜 
≪ 令和元年11月9日(土)〜10日(日) ≫


 
≪ 11月9日(土) ≫
 

 6時に自宅を出発、今回は「O型山旅会」の例会山旅である。

 女房が車の中に手紙を置いていた。「お父さん、一人での長距離ドライブは心配だから、これからはできるだけJRかバスにしてね!」とのこと。心配かけないように、あおり運転に出会わないように、安全運転でいくこととしよう。

 都市高速から九州道、大分道へ。恒例の山田SAで小休止し、一人ドライブなので、更に由布岳PAで小休止し、「風の郷」を左手に見ながら、田原山登山口駐車場に着いたのが8時35分であった。

 既に山友の根塚氏も先着(いつも先着の常連!)され、ついで名越さん、最後に有働氏が到着、これでメンバーがそろった。大分、熊本、福岡からの集合である。
 お互いに再会の挨拶(最近はラインで色々な情報交換をしているので、懐かしさはそれほどでもないが)を交わし、登山の準備を整え、道路を横切って9時に登山開始。

 一度女房と登った山ではあるが、既にかなりな記憶が薄れている。
 
 この登山口辺りの紅葉は今一であった。

 大観峰と囲観音との分岐を右手の大観峰方面へ進む。

 結構な急登の箇所もあったがその距離は短い。

 間もなく大観峰は直進とあったが、左手の岩場の高台に登るとそこが八方岳であった。記憶が薄れている。
 前回は大観峰から八方岳と記載していた。要するに、ここが八方岳の基部であった。

 登って来た道を戻り、基部から大観峰へ。 大観峰へはかなり長い鎖場を登っていく。 小高い岩場の先に大観峰があった。

 大観峰からの景観を楽しむ。遠くに九重連山がその雄姿を見せている。岩場はうっすらと紅葉に染まり、感動の景観であった。

 小高い岩場に戻って、まだ10時とかなり早いが、せっかく昼食の準備してきているので、ここでおにぎりタイムとする。

 後から登ってこられた方がこの小高い岩場に向かってこられたので、「大観峰はまだ先ですよ!」と教えてあげる。
 あまり長く絶好の場所を占領するのも悪いので、早々に岩場を降りて、また八方岳に登り返す。

 ここから「登山道周遊コース」へ。ここでもあまり記憶が定かでないが、この道しかない。

 しばらく行くと、岩に足場を打ち込んだ梯子段があった。ここをかって女房も登っていったのだろうか? という疑心暗鬼になったが、登り詰めたところが「又のぞき」で確かに記憶がある。遠くに見事な太陽石(男性のシンボル様)が聳えている。「お久しぶりです! 元気にしております!!」 と挨拶をしておいた。

 案内板から左手に進み、間もなく「囲観音」へ。少々やぶこぎを降りきって駐車場に戻ってきた。2時間程度の少々もの足りない登山であった。

 まだ11時半前であったが、山の支度を解いて車に乗りこみ、安心院葡萄酒工房へ。

 12時半前にワイナリーに到着、まずは売店で安心院ワインを一口のみ試飲、かなり甘口のワインであった。
 その後工房の苑内を散策する。展望台まで登って行くと、見事な展望が開けていた。今日は見事な秋晴れで、更には澄みきった青空に映える若干の紅葉も楽しめた。

 工房を出て、駐車場に戻るときに横にあった売店を覗いてみる。ワインもあったので、ここで赤ワインを1本買って、ホテルで飲むことにした。

 車に乗りこみ、すぐ近くの安心院温泉へ。
 300円の入湯料を支払い、温泉へ。 残念ながら露天風呂はなかったが、十分にくつろげた。

 15時に温泉を出発、15時半前に宇佐リバーサイドホテルに着いた。
 チェックインは16時からとのことで、レストランのデッキを借りて、さっそく宴会が始まった。
 根塚氏が「こんな時間から酒が飲めるのは何とも幸せだな〜」と自己満足されていた。

 早速赤ワインを飲む。 甘口ではあるがさわやかな甘さである。

 話は会の昔話から最近の話まで色々と飛び交い、更には次回の山旅まで話が及んだ。
 次回は遠出して吉野山の観桜登山にすることで一応の決定をみた。
    
 また、会の最後となる例会山旅は、久住登山から思い出の法華院温泉泊まりにすることも決定した。
 後、何回この楽しい山旅が継続するのか?

 部屋に入り、更に宴会を続けるも皆少々飲み疲れてきたようだ。
 おまけに、今日の夕食は3種焼酎飲み比べがついているとのこと。

 その夕食となって、大分の麦焼酎3種を飲み比べる。20度ではあるが、いつも割って飲んでいるために濃く感じる。よって、すぐに水割りにする。まろやかな感じとなって味わい深くなり、和食膳によく合う。

 その内に前立腺の話になって、盛り上がりすぎ、名越さんから「声が大きいですよ!」とたしなめられる。

 部屋に戻って、一人は早くもダウン、一人はカラオケカラオケと元気であったが、誰も同調しないので、おとなしく音楽を聴くだけとなった。小生は山旅の記録をメモしていく。

 静かに秋の夜がふけていく・・・。 

   
 

 
≪ 11月10日(日) ≫

 5時前にごそごそと音がする。
 昨夜、ダウンした人だろうか、それともカラオケ・・・!

 しばらく寝たふりを保つ。
 5時過ぎて起きだし、洗面を済ませて根塚氏が入れてくれたコーヒーを飲む。

 その後、小生が持参した柿を食べる。またまた「柿が赤くなると医者が青くなる!」という話をする。

 7時から朝食、8時にホテルを出発する。今日は耶馬渓の紅葉散策である。

 まずは中津の八面山へ。今日は道路が混雑してバラバラになりそうだから「八面山金色温泉」を一応の集合場所にする。
 途中、「かねいろ温泉」との案内があったので、「金色温泉」以外のもあるのかと思っていたら、同じ温泉であった。

 ここから更に四季の丘を目指す。ほどほどの紅葉であったが、かなりいい写真が撮れたようだ。

 一旦、八面山を降りて耶馬渓を目指す。途中、道の駅「耶馬トピア」に立ち寄り、ここで小休止し、更に深耶馬渓を目指す。

 深耶馬渓には10時に着いた。

 無料駐車場はかなりな数の車であったが、ここに車を止めて、「一目八景」のお立台へ。

 ここでは岩と紅葉の絶妙な組み合わせが十分に楽しめた。下に降りて川を渡り、周辺を散策する。ここでもまたいい写真が撮れたようだ。
 
 かなり早い到着となったので、ここでの全員での昼食は諦めて、一旦解散することとした。

 次回春の山旅での再会を期して皆と別れ、一人、おみやげに生シイタケ5皿(一皿200円で大きなしいたけが4〜5個盛り)を購入し、ここから玖珠ICを目指す。

 玖珠ICから大分道をひた走り、またまた山田SAにて軽めの昼食をとることとした。   

 ここでもお土産にお菓子を物色したが、結局「博多通りもん」と「筑紫もち」と博多の銘菓であるが、他人へのお土産用に買うことは多いが、我が家のお土産にはあまり買 うことがないのでこれにした。

 九州道から都市高速を順調に走り、13時過ぎに無事自宅に帰り着いた。

 今回は定例の山旅会であったが、充実した山旅になったようだ。

 早めに帰り着いたので、早速庭仕事を始める。

 そろそろ鉢植え植物の冬越しの準備にもとりかからなければならない。

 


田原山  登り  ; 1時間00分    下り : 0時間50分 ( 周遊コース)