【  貫    山  】      771m 


 
≪ 4月7日(日) ≫
 
 
 今年も早いもので既に4月を迎えている。

 恒例の園芸作業で超多忙ではあるが、山登りに最適の季節となったので、桜が楽しめる山ということで、北九州市にある福地山にしようかと思い立ち、過去の登山記録をみると、登り3時間半となっていた。よって、今年初登りにしては少々ハードかということで、平尾台にあるハイキングコースみたいな貫山に決定した。

  7時に我が家を出発、ナビでは1時間20分で目指す茶ヶ床園地着となっていたが、八幡ICから小倉南ICが事故で全面通行止めとなっていたため、八幡ICから北九州都市高速に入り、少々遠回りをして、8時50分に目指す駐車場に着いた。

 駐車場には既に20台ほどが駐車していたが、地元北九州から福岡、大分、山口等々のナンバーが並んでいた。

 身支度を整えて9時に登山開始、しばらくは舗装道路を歩いていく。(車は進入禁止となっている)

 大平山から羊群原の石灰岩の散在する様子は見事である。

 中峠に着くと、皆、腰をかがめて写真をとられていた。若い女性に「何を撮られているのですか?」と聞くと、「翁草ですよ!」とのこと。

 翁草とはキンポウゲ科翁草属の多年草で日本各地で見られる。草姿はスイスの高原でみた「エーデルワイス」に似ている。
 花は最初は下向きに咲くが、やがて上を向いてくる。
 ここでは咲き初めで下向きの花が多かったが、その可憐な花姿を写真に収める。

 少々かすみがかかったような薄曇りの天気であるが、強い日差しよりも有り難い。絶好のハイキング日和である。

 中峠から更に進み、分岐を直進して、いよいよ貫山に向かう。

 林道出合いから少々歩いて、最後の登りを前にして小休止する。

 前回は同じコースを1時間で登ったと記録しているが、既にここまでで1時間以上が経過している。

 ここからの登りは結構な急登で、歩幅を小さくして登っていく。

 駐車場から1時間半で山頂着。山頂には4組が休憩されていた。

 ビニールシートを敷き、ここで中休止(小休止ではなく!)する。

 ガスコンロでお湯を沸かし、コンビニで調達してきたアズキ缶と草餅でインスタントぜんざいを作る。疲れた身体には暖かく甘いものがよく合う。(なお、大福で作る予定がコンビニの大福が品切れであったため、これらで代用したもの!)
 女房も大満足の様子であった。

 残りのお湯でコーヒーを飲む。
 春の穏やかな気候の中で、山頂で飲むコーヒーは最高に美味い!!!

 11時に下山開始、登りとは異なった景観を楽しみながら下山して行く。
 
 下りは早かった。1時間で駐車場着。

 九州道の事故処理も終わっていて、小倉南ICから高速へ。
 順調に走って、13時半前に自宅に戻ってきた。

 さて、これからまた植え替え作業の毎日である。

 多肉の寄せ植えは毎年好評で、今年も20鉢ほどカット苗を植え込み、現在養生中。根付きの確認をして、車庫前の「自由にお持ち帰りコーナー」に出す予定であるが、これらの作業が5月のゴールデンウイークまで続く!

 


登り  ; 1時間30分   下り : 1時間00分