【    油   山 ・ 2  】   597m


〜平成29年5月21日〜
 

 4月末の登山に次いで、油山への2度目の登山 である。

 前回はBコースを往復したので、今回はAコースから登り、Cコースで下山することとした。

 8時半に自宅を出発、9時過ぎに「油山市民の森中央駐車場」に着いた。

 支度を整えて、水車小屋を右手に見ながら、階段を上って管理事務所で地図を入手し、9時半に登山を開始する。
 相変わらず、中央広場には家族連れが多い。

 最初から結構な勾配の階段状の登山道を登っていく。10分少々で中央展望台に着いた。更にらせん階段を上って、展望台に登っていく。
 福岡市内が一望に見渡せる。福岡ドームがはっきりと見えている。今日はさわやかな天気で、最高の登山日和となった。関東方面は今日は30℃超えとか・・・。
 展望台の下では母娘でビニールシートに座ってくつろいでおられた。何ともほほえましい。
 
 また登り続ける。10時26分に片江展望台からの登山道に合流した。小生の担当医は、小生の勧めで
山登りを始められたが、油山にはこの片江展望台から登っているとのことであった。

 途中、小休止していると、4人の方が登ってこられた。このコースもまあまあ人気のコースのようだ。


 10時55分、国見岩に着いた。この岩は、黒田公が城下の配置を眺めた場所とのいわれがある。確かに見晴らしはいい。 しばし景観を楽しんで登り続ける。既に尾根筋になっているので傾斜は緩い。

 しばらくすると、追い抜いていかれた女性がもう戻ってこられた。「山頂はすぐ先ですよ。」とのこと。Bコーストの合流点に気づかないままに、11時10分に山頂に着いた。

 前回よりも福岡市内がよく見えている。

 その景観を楽しみながらおにぎり弁当を食べ、持参のコーヒーを飲む。
 女房は少し腰が痛そうであるが、しっかりとここまで登ってきた。
 
 11時47分に下山開始する。下山はCコースでキャンプ場方面に降りていく。
 ちなみに、管理事務所から山頂までのそれぞれの距離は、Aコースが1.8km、Bコースは2.6km、これから降りていくCコースは2.2kmとなっている。

 結構、急登が続く箇所もあった。そのような場所には、中間点あたりにベンチが設置されている。ここを登ってこられた方もおられたが、結構きつそうであった。「頑張ってください!」と声をかけていく。

 しばらくするとキャンプ場に着いた。家族連れや若者グループで賑わっていた。周りの赤い花の石楠花の大木が見事であった。

 12時40分に無事管理事務所まで下山してきた。

 油山はこれまでに片江展望台までは何度も訪れていたが、その時はこの山は登山の対象とは見ていなかった。
 たまたま、他県在住の山友から油山はどうかと聞かれて、初めて登山の対象に見直した山であった。

 街の近くにある山なので、それだけに登山道も多い。色々な楽しみ方ができそうである。
 次回は、荒平山まで縦走してみるか? 

 さて、久住山の山開き(毎年6月の第一日曜日)が近づいてきた。山開きが近いということは、そろそろミヤマキリシマが見頃になる時期である。今年は、久しぶりに全山ミヤマキリシマに覆われる平治岳に登ってみることとしよう。 
 

 登り  : 1時間30分  下り : 50分