【  高 尾 山  】   599m

〜平成21年11月09日〜
 

 日本で最も登山者が多い(年間約250万人)山、高尾山へ登る。
 今回は、時間の合間をみての登山になるので、ケーブルカー等を利用した簡易登山になる。

 
 ケーブルカーは8時00分から15分おきの運行、リフトは9時00分からの運行となっている。470円を払って8時45分発のケーブルカーに乗る。乗車時間は6分間ほどであるが、日本で一番の急傾斜を登っていくので、結構長く感じる。 

 ケーブルカーを下りた地点の高度は「475m」との案内表記。一昨日、子供たちからもらった手持ちの高度計を見ると「445m」との表示、少し誤差があるようだ。

 ここから登山を開始する。8時55分登山開始。

 登りは、メインの「1号路」を登っていく。間もなく、「4号路」との分岐点があるが、帰りはここを下ってくるつもりである。

 階段を登りきってすぐに、三叉路に出て、右手に仏舎利塔があるので、ここに立ち寄っていく。若い女性が一人で休憩されていたので朝の挨拶を交わす。

 登って来た道を戻り、山頂に向けて登っていく。右手に「十善戒」というのがあったので、写真におさめ、後で読むことにした。

 9時16分に山門着、21分に薬王寺へ着いた。ここの入り口の紅葉が素晴らしかった。お寺の方に聞くと、この紅葉がいつも最も早いとのこと。ちょうど最高の見ごろであった。

 お寺の左手の登山道を登っていくと、10分ほどで山頂に着いた。山頂の表示がないので、周囲を探してみると、やっと隅っこの道標に「高尾山頂」との表記を見つけることができた。   

 富士山が綺麗に見えている。素晴らしい景観である。来るときに、上空から見えた富士山も見事であったが、冠雪が美しく映えている 富士山を見上げる方が格段に映える。こんなにはっきりと見えるものかと感心
する。写真に収め、ビデオにも撮る。

 次々に登山客が登ってこられる。中には小学生もいる。今日は学校を休んできているのかなと少し気にかかる。

 40分ほど山頂での景色を楽しんで10時15分に下山開始する。

 下山は自然道である「4号路」を下っていく。斜面が厳しく、少し湿っているところで危うくすべりそうになったので、一歩一歩足元を踏みしめながら歩いていく。 すれ違う人に声をかけると結構返事が返ってきた。東京といえども、このような場では人とのふれあいが感じられるものだと改めて感心し、嬉しかった。

 11時ちょうどにリフト乗り場まで下りてきた。下りはリフトで下りていく。リフトもケーブルカーと同じ470円であった。ビデオで撮影しながら下っていく。

 下ったところの紅葉も見事であった。山全体としてはまだ少し早いようであるが、ところどころに目を見張るような紅葉があった。ここもその一つであった。

 まだまだ人が次々に来ている。平日であるにもかかわらず、お祭りでもあっているような雰囲気である。やはり東京都民の憩いの山であるようだ。

 ビデオやカメラをバッグにおさめ、急ぎ、駅に向かう。
 

 登り;40分  下り:40分 (いずれも展望台〜山頂)