【 紫   尾   山 】  1,067m

〜平成20年3月16日〜

 9時10分登山開始。 紫尾山ふれあいの森から林道を登っていく。

 22分に東尾根コース分岐点に出た。山の案内ではこのコースは不明瞭と記載されていたが、今はどうなっているのか。距離的には近いようだが、その分急傾斜になるのであろう。

 27分に「千尋ノ滝」の下に出た。橋から滝を見上げる。水量が少なく見事な滝とまでは言えないようだ。橋を渡り、少し登って35分に滝の上に出る。車を止めた広場が見え、登山客がこれから登る準備をしているのが小さく見える。

 倒木等で荒れた登山道を歩き、尾根筋に出た時は10時3分になっていた。

 山頂に向かうような道を登っていくと、あとはそれほどアップダウンもない楽な道を進み、35分に林道に出た。

 林道を数歩左に進み、すぐにまた左手にある登山道へ入っていく。入り口には 登山道を示す赤いテープがこれでもかというくらいに木にマークされていた。

 44分に上宮神社へ。更に進むと赤い鳥居を抜けて、51分に車道へ出て、更に登っていくと広い駐車場があった。トイレに立ち寄り、 下界を見渡すと雲海がかかっていた。標高が上がったために霧から抜けたのであって、下はまだ霧がかかっている。少し雲海の写真を撮って更に車道を登っていくと、11時ちょうどに山頂に着いた。山頂には 山の名前を記した表示板はないが、立派な方向盤が設置されている。

 方向を確認しながら写真を撮る。雲海が素晴らしく、このような景色はめったにお目にかかれない。富士山から見た雲海以来である。 韓国岳や桜島の山上部が雲を突き破ってそびえているのが確認できる。
 あまりな絶景に1時間以上も景色を堪能していた。(昼までに下山する予定で昼食の準備はしていなかった。)

 12時5分に下山開始。アカガシコースに回っていく。インタ-ネットで調べたところでは、このアカガシは倒木となって見る影なしと出ていたが、ここの案内表示はそのままであったので、一応状態を確認しにいく。

 やはり痛々しく倒木のままであった。根元に、「この木は日本の巨樹100選に指定された」との表示が何ともむなしき感じられる。

 12時52分に尾根筋から下っていく。13時11分に滝の上に出る。ここは登ってくる時は30分かかったが、下りは20分弱であった。林道を歩き、11時29分に登山口に下りてきた。
山蛭にはまったく会わなかった。


 

 登り;1時間40分  下り:1時間30分