【  冠    岳  】  516m

〜平成20年3月15日〜

 10時25分登山開始。

 林道から「煙草神社」へ、コンクリで固めた石段を登っていくと、7分ほどで上り詰め、行く手に「煙草神社(左方向)、材木岳(右方向)」との案内があった。 煙草神社へは帰りに寄ることにして、材木岳方向に進んでいく。38分、右手に材木岳への直登コースの案内表示があったが、そのまま直進し、ゆるやかな登山道を登っていく。

 しばらくすると尾根筋に出て、「経塚(左方向)、材木岳(右方向)」との案内、右手に進み、52分に材木岳に着いた。ここには小さな社があるが、その土台となっている岩の部分が四角や六角の材木状をしている。材木岳とはこのことからの命名である。

 写真のみ撮って戻り、57分に分岐点を通過、そのまま「経塚」方向に進む。ここには「冠岳(西岳)」との表示はない。しばらく進むと左手に「経塚」との案内があったがそのまま素通りし、11時13分に「西岳」に着いた。 冠岳は東岳、中岳、西岳とピークが3つあり、その最高峰が西岳になる。

 山の案内では山頂に鳥居があるとのことだったが、現在では鳥居の柱部分のみが残っている。上部は台風で吹き飛ばされたのか。ここは特に見晴らしがいいわけでもない。昼食にはまだ早過ぎるので、下山途中の見晴らしのいい所で食事にすることにする。

 11時28分、早々に下山開始、37分に「経塚」着、41分に材木岳と煙草神社への分岐点に着いた。ここから右折し、煙草神社方向へ下っていく。48分に林道から登ってきた石段上部に出た。ここを直進し「煙草神社」に向かう。

 すぐに見晴らしがいいところに出て、鎖場があり、その下に鳥居が見える。鎖場を下りて行き、12時4分に煙草神社に着いた。左手に崖がありここを進んでいくと、 崖にある洞窟に小さな煙草の木が1本生えていた。すぐ横に案内がでていて、「このタバコは自然にはえた もので、大変貴重なものです。他に移植しても育ちません。肥料や中耕などしまいで自然のまま育てましょう。」と書かれている。土はからからに乾燥しているが、よく枯れずに生きているものだと感心させられる。

 鎖場に戻り急斜面を登って行く。岩場ではあるが見晴らしがいいのでここで昼食にする。3月半ばというのに、汗ばむような陽気で、のどかな時間がゆっくり流れていく。 コンビニで調達してきたおにぎりを食べる。

 そういえば、山の中ではここまで誰にも会わなかった。

 12時27分に出発、石段を下り、34分には登山口に戻った。
   

 登り;50分(材木岳立ち寄り)  下り: 45分(煙草神社立ち寄り)