【 津  波  戸  山 】  529m

〜平成19年12月9日〜

 平成19年、今年も早くも12月を迎えた。

 九州百名山は、これまでに48山踏破、平成16年から登り始めて、月1山ペースで予定通りに消化してきている。今年は後2山登れば50山の節目になるので、何とか時間をやりくりして計画する。

 結果、大分の国東半島の付け根にある「津波戸山」にする。「標高は低いがあなどれない山である」とガイド本には紹介されている。以前登った近くにある田原山も相当に険しい山であった。

 12月9日、日曜日、日曜日は月曜日に疲れを持ち越すと困るので、土曜日に計画したいところであるが、女房との時間があわず、日曜日になってしまった。また 今日は女房は夜勤のために18時までには戻ってこないといけない。このために登りが1時間程度の山にした次第。

 6時45分、出発。いつものとおり愛宕ICから都市高速経由九州道へ、7時57分、玖珠ICで一旦高速を降りて(105km)、ETCカードを差し替えてすぐに高速へ。玖珠ICは出るとすぐにUターンしてそのまま高速に入れるので便利がいい。料金は1150円であった。

 職場のS女史が「週末に、大分道を走りながら由布岳が見えるようになるとホッとする。」といったようなことを話していたが、由布岳を正面に見ながらの 「やまなみハイウェイ」はまさに快適なドライブコースである。8時17分、由布岳PA(137km)に車を止めて小休止する。自販機のホットコーヒー缶を買ってベンチに座り、山頂を雲で覆われた由布岳を仰ぎ見ながら温まる。

 8時24分出発、日出JCT経由、速見IC通過、ナビが院内ICで降りろというので、それに従って8時45分に院内IC(166km、1200円)で降りると、突然ナビが案内を拒否しだした。気ままなナビである。改めて地図で確認するも現在地点がよく分からない。ガソリンスタンドでガソリンを補給し道を確認する。改めてナビをセットするとなんとか案内を始めた、朝が早かったので少し眠かったのか・・・。

 国道10号線を走っていると、やがて右手に「津波戸山登山口」との案内があったので、ここから右折し、9時52分、津波戸山駐車場(201km)に着いた。ガイド本では松尾地区公民館を借りるとあったが、ここには広々とした駐車場があった。大きな看板には「津波戸山登山者用駐車場・向野地区町づくり推進協議会」と記載され、その下に「心づけ」を入れるような箱があったため、二人分で200円を入れようとしたら底が抜けていたので止めた。

 10時登山開始、民家の間の道を抜けていく。17分歩いてやっと登山口へ。ここにも大きな案内板が設けられていた。竹の杖も10本以上準備されていた。
 まだ、一部に紅葉が綺麗な木も残されていた。この時期にこの山にして正解であったようだ。しばらく写真を撮りながらゆっくり登っていく。

 11時13分、しっかりした建物があり、左側柱に「津波戸山(九州百名山)登山者休憩所」、右側柱に「津波戸山水月奥之院」とあった。しかしながら中は暗く、とても中で休憩する気にはなれない。

 そのまま登り続けると、尾根筋に出て、左手が「展望台を経て三角点529mへ(10分)」とあり、右手は「540mピークへ・ヤブ多し、登山道無し(25分)」と案内があった。左手に登っていく。

 広く展望がきく所を過ぎ、そのままピークへ向かう。11時27分山頂着。しかしながら展望は全くきかない。そのため、写真のみ撮って来た道を戻り展望がきく場所にて戻り、ここで昼食にする。

 天気もよく、12月とは思えないような気候である。
 食後のコーヒーも飲んで、岩場から下を覗き込むと、大きな岩があり、かえるのように見えた。ところどころに紅葉も残っている。

 12時20分下山開始。26分に分岐点へ、ここから来た道を下っていく。この山にはミニ霊場があり、順路も示されているが、立ち寄らずにそのまま登山道を下山していく。

 紅葉の綺麗な地点で休憩し、13時09分に登山口へ。13時22分無事駐車場へ戻ってきた。

 身支度を解いて、すぐ近くにある「風の郷」に向かう。ここには山香温泉がある。「風の郷」着(211km)13時50分。
 14時50分出発、日出ICから高速へ、15時43分九重IC着(268km)、ここで一旦高速を降りて(1300円)、すぐに高速へ戻る。15時53分玖珠PA(283km)にて小休止、16時5分出発、基山PAにて時間調整し、大宰府IC(361km)通過17時3分、無事通勤割引を受けて、都市高速料金込みで1900円也。

 都市高速は初めて堤IC方面へ向かう。堤IC通過17時15分、本日夜勤の女房をそのまま職場に送って、自宅へ。18時ちょうどに帰宅した。総走行距離は382kmになっていた。

 

 登り;1時間20分  下り:50分