【 二 ノ 岳 ・ 三 ノ 岳 】  685m&681m

〜平成19年5月3日〜

 ゴールデンウイーク後半の初日、女房は腰をいため、おまけに風邪を引いたらしい。よって、一泊の登山旅行は諦めて、近場の山に行くことにした。縦走できる山にして、女房は山に登らずに、車で下山する場所へ先まわりしてもらうことにする。

  アケボノツツジが見ごろの高千穂の祖母傾山系へでかける予定であったが、今回は熊本にある「二ノ岳・三ノ岳」に登ることにした。ここは二ノ岳から三ノ岳へ縦走できるコースである。

 ナビを「熊ノ岳(二ノ岳)」にセットし、朝、5時50分に出発する。今日はゴールデンウイークのために、高速下りがすぐにラッシュ状態になり大渋滞になることは明らかなので、早めに出発する。

 7時10分に植木IC(100km)から九州道を降りて一般道へ。3号線から101号線へ、7時33分に更に332号線を走る。だんだんと山道になってきた。
 二ノ岳には「野出」から三の岳への縦走が一般的なようであるが、今回は、二ノ岳には「胸突八丁の坂」直下から登ることにした。

 しばらく332号線を走ると左手斜めに林道に入る道があり、「三ノ岳方面」との案内がある。この林道へ入っていく。やがて右手に広場があり、左手に「二ノ岳」へ向かう道があるが、ここにはロープが張ってあり、進入禁止になっていた。止む無く、更に進んで縦走路の反対側から登りそこに戻ることにした。

 8時ちょうどに二の岳登山口(122km)に着いた。駐車スペースも十分ある。ここから登ることとし、女房は車に待機してもらう。

 8時5分登山開始、しばらくは三の岳を見返りながら登っていく。やがて林間コースになり、傾斜もゆるんで軽快に歩いていく。しばらくいくと山頂にとりつく最後の急登とな る。丸太で階段状にしつらえられた登山道は歩きにくいし風情もない。横に自然道があれば、できるだけそちらを歩くことにする。

 8時27分に山頂に着いた。誰にも会わないままで、山頂にも誰もいない。あまり人気がない山なのか。少しものたりないのか。山頂で少し休み、これから登る三ノ岳を写真におさめる。

 8時41分下山開始。やっと一人の男性にあった。「結構、急登ですよね」と声をかける。59分に下山。このまま三ノ岳に向かう。二ノ岳山頂から三ノ岳山頂までは45分との表示があったが、二ノ岳登山口からは30分との表示。

 すぐに登山口に着いた。登山口からは山頂まで22分との表示があった。9時5分に登山開始、最初は自然道でいい具合であったが、しばらくするとまた丸太の階段状になった。一気に山頂を目指す。21分には山頂に着いた。

 二ノ岳が間近にそびえている。山容は「高千穂峰」に似て、いい感じである。ベンチがあるのでここに座り蜜柑を食べる。自然を身体全体で感じる。
 ここでも誰にも会わなかった。

 9時40分に下山開始、52分に下山した。靴を履き替えて、ナビを動植物園にセットする。しばらく林道を進むと、工事中との掲示があり、全面通行止めであった。 前面通行止めに会うのは先日の天主山に続いて2回目である。

 来た道を戻り。熊本市街地を走る。11時、やっと植物園近くへ来たが、車は大渋滞状況。それでもノロノロではあるが前に進むためにそのまま案内に従って入る。 駐車場は既に満車で、臨時の広いグランドが駐車場にされていたが、ここもすぐに一杯になりそうな車の多さである。

 ここの駐車料金は無料であった、福岡市は確か500円ほどとられたと思う。

 11時10分、無事指定される場所に駐車する(148km)。場所が離れているために歩いて動植物園に向かう。入園料は300円也。 中に入ると、手前が動物園で、先の方に植物園がある。植物園には熱帯植物の温室コーナーもあるので、ここに向かう。

 温室内には予想どおりサボテンもあった。福岡市のものとは劣るが、色々な希少品種も栽培されている。サボテンを写真におさめて、車に戻る。12時20分、出発。

 昼食はうなぎを食べることにし、ナビで店を探す。「やながわ屋」という名前の鰻屋があったので、ここに向かう。この店は地元の方が利用する店のようである。店の方がお客と親しげに話をされている。

 メニューを見ると、特上セイロ蒸しは二段にうなぎが入っているとのことなので、これを注文する。価格は2500円也。漬物は自家製でお代わりをどうぞとのことでいただく。 少し量が多かったようで、お腹一杯になった。

 13時35分出発。植木IC(174km)から九州道へ。15時35分に無事帰宅する。総走行距離は
273kmになっていた。

 

 《二ノ岳》 登り;2 2分 下り;18分  《三ノ岳》 登り16分 下り:12分