【 祇   園   山 】  1,307m

〜平成19年4月28日〜

 ゴールデンウイークの初日、女房は孫とたわむれに勇んで東京へ飛んで行った。

 天気がいいので、今回は熊本県矢部町にある「天主山」に一人で登りに行く。今年になって熊本県の山ばかり登っていると前回記したが、今回も熊本県になった。近場の山が残り少なくなったためである。

 朝、5時50分に出発、7時5分、熊本SAにて軽めの朝食、7時20分出発、7時33分、益城熊本空港ICで高速から降りる(120km)。235号線から443号線、218号線と前回と同じ道を走っていく。前回は445号線を五家荘方面へ走っていったが、今回はそこを右目にみながら通り過ぎ、更に先の方から案内に従って「内大臣川」方面へ走っていく。8時44分に「内大臣橋」へ着く(163km)。

 ここから内大臣林道へ入っていく。しばらく走っていくと、この先工事中とあり、「全面通行止め」との案内。歩いて工事現場を見にいくと、確かに道が完全になくなり、橋の付け替え工事を行っていた。もっと手前で案内をしてくれていればいいもの にと思ったが、工事現場には2人の作業人が黙々と作業をしているのみで責任者みたいな人はいない。そのまま車に引き返す。

 目標の山を変えて、すぐ近くの「小川岳」にしようかと思ったが、この山は登りで3時間かかる。今から登山口までいって登りだすのも大変だと思い、地図で見ると「小川岳」の先に「祇園山」があった。ここは登りが1時間なので、多少移動に時間がかかってもいい。

 ナビを「祇園山」にセットし直す。1時間15分との表示が出る。9時10分出発、ナビどおりに走ると山越えの道になった。180号線との表示がある。また工事中がなければいいがと思いながら走る。なんとか山を越えて無事218号線に出た。

 10時6分、五ヶ瀬町役場前を通過、祇園山方面へ右折する角に、「祇園山の山開きは4月29日」との表示が出ていた。10時20分、無事登山口に着いた(215km)。乗用車が数台、大型バスが2台止まっていた。団体がぞろぞろとバスを降りてくる。ツアーの登山客であった。

 準備を整えて、10時30分登山開始、登り初めから急登の連続で足の疲れよりも先に息が切れる。 途中に「山頂まで45分」との案内があった。それに加えて「かめさんガンバレ! うさぎは25分」とある。
 山頂までほぼ急登の連続であるが距離は短いので、45分で山頂に着いた。

 山頂は庭園風の様子で、趣がある。アケボノツツジはまだつぼみであった。連休後半には見ごろか。ここでコンビに買ってきた弁当を食べる。味噌汁はない。よって、いつものリッチさにはかけるようだが、景色をつまみに食べる弁当はおいしい。

 12時08分、下山開始。先に下りていった方々に追いついたので、追い抜かず、邪魔をしないようにゆっくり降りていく。12時43分に下山。ゆっくり下山で所要は35分であった。普通では30分で十分か。

 12時48分、下山。靴を履き替え、身軽になって、50分に出発。昨年高千穂に来たときに立ち寄った「三ヶ所神社」に寄っていく。ここはしゃくなげが綺麗な神社である。13時18分、300円の入場料を払って駐車場に車を止める。しゃくなげは、既に終わりのもの、まだこれから咲き出すもの等があ るものの十分見ごろであった。西洋しゃくなげを1鉢購入する。

 14時出発、14時20分に「道の駅・清和文楽邑」に寄り(244km)、身体を伸ばし、運転の疲れをとる。40分に出発、15時46分に益城熊本空港IC通過(294km)、16時47分、基山PAで小休憩(380km)。17時10分出発、17時18分大宰府IC通過、そのまま都市高速へ入る。
 17時43分、無事帰宅した。総走行距離は413kmになっていた。 

 今回は、ドライブ時間が9時間強、登山時間が1時間強という結果であった。
 

 登り;45分  下り:30分