【 可   愛   岳 】  728m

〜平成19年11月3日〜

 11月3日の土曜日、11時40分登山開始。

 インターネットでは、「可愛岳の山開きは11月3日、日本一遅い山開き」との記事もあったが、 山頂では何か行事があっているのかどうかはわからない。登山口でもそれらしい様子もない。時間が時間だから既に行事が終わった可能性もある。

 駐車場から少し戻り、「薩軍敗走路」である南尾根ルートから登っていく。 明治10年8月17日午後10時に可愛岳突破と記録にある。その道を当時をしのびながら登っていく。狭い道である。

 やがて杉の木が伐採された荒地に出た。登山道もはっきりしないが、人の新しい踏み跡があるので、そこをたどって登っていく。少し登っていくと、登山道がはっきりとしたところに出た。杉の木の伐採で登山道が隠されてしまっていたようだ。 登山道は楽な道であった。

 登山口からちょうど1時間で「ザレの頭」に出た。「ザレ」とは何なのか・・・。
 さらに進むと、30分で平らな所に出て「ザレの平」と案内板にある。「ザレ」とは・・・。

 しばらく行くとやがて、北登山道からの合流点に出る。ここから左折して進む。 少し進んで更に左手に行くと、13時35分に「千丈覗」に着いた。ここから延岡市内が一望に見える。

 ここから山頂を目指して、結構急な登り道を登っていく。尾根筋に出ると、大きな花崗岩がゴロゴロとした道を進んで行く。目の前にある小高いところが山頂かなと思ったらその先に下りの道があり、この繰り返し が続く。結局、小高いところを10山ほど越えると、14時15分にやっと山頂に達した。山頂かなと思って期待して登っていくと更に先に道があるのは結構気分的に疲れる。

 ここで鮎飯と塩焼きの鮎と甘露煮の鮎を食べる。山頂で食べるとまた一段とおいしい。

 しばらくくつろいで、14時50分下山開始、帰りは烏帽子岳経由で降りていく。烏帽子岳着15時35分、烏帽子岳との表示の裏手に小さな広場があり、ここからの見晴らしがいい。座り込んでしばらく景色を楽しむ。

 15時45分出発、16時に林道に出た。女房が少し疲れ気味なので、歩幅を狭くしてゆっくりと降りていく。16時45分、無事下山し駐車場に着いた。  

 

 登り(南尾根ルート);2時間35分  下り (烏帽子岳経由):1時間45分