【 由   布   岳 】  1,583m

〜平成18年3月11日〜

 天気予報によると、3月にも係わらず20℃近くまで上がり、4月中旬なみの気温になるとのこと。天気もいいようなので、早速登山を計画し、NHK朝ドラで人気の「由布岳」に登ることにした。

 朝、6時40分出発、いつものルートで「湯布院IC」で高速を降り、由布岳登山口に着いたのが8時20分過ぎであった。ここには無料と有料の駐車場があるが、無料が空いていたのでここに止める。ここまでで走行距離は138kmになっていた。

 すぐ横に、やはり福岡から来た男性2名、女性6名のグループがおられた。趣味のグループとのことであったが、格好がさまになっていたので、かなり本格的に登山をされているような印象を受けた。

 身支度をし、8時50分に登り始める。最初は草原の中を歩いていく。10分ほどでトイレのある休憩場に着く。そのまま素通りする。
 9時20分過ぎに登山道脇にベンチが据え付けてあったので、ここにリュックを下ろし、ジャンパーを脱ぐ。かなり気温も上がってきて暑くなったためである。

 先ほどのグループの方々が見えたので交代で出発する。

 「合野越展望所」着9時34分、ここも素通りし、途中、見晴らしのいいところで広場があったのでここで本格的な休憩をとる。
 コーヒーを入れて飲む。後ろを例のメンバーが通り過ぎ、更に何人かが登っていかれた。やはり人気の山である。

 休憩を終えて登り始め、10時50分に「マタギ」に着く。ここが東峰と西峰の分岐点になる。少々休憩し、ここにリュックとついでに女房もおいて、一人 身軽になって「西峰」に向かう。由布岳は双峰を持つ山で、西峰と東峰があり西峰が由布岳山頂になる。

 マタギからは東西どちらに登るにしても所要は15分とのこと。西峯は鎖場が3カ所ほどあり、結構厳しい山である。よって単独行にする。

 福岡の例のグループが先行されていたので、後から着いていく格好になる。例のメンバーは女性の方々も気後れすることもなく鎖場をこなしていかれる。 ほぼ垂直に近いような鎖場もあるにも係わらず出ある。

 山頂着、11時17分。写真を撮って早々にマタギに引き上げる。

 マタギ着、11時30分、写真をとりながら小休止して今度は、女房と共に東峰に登る。結構急峻な感じではあるが、特に厳しいような感じではない。用心して上がれば難なく上れる。山頂着、52分。

 直接風が当たらない場所を選んで座り込み、ここで食事にする。コンビニで調達したおにぎりを食べる。インスタントのみそ汁もおいしい。山頂で食べるものは何でもおいし くなるようだ。ぽかぽか陽気でそのまま座っていると眠くなる。

 すぐ目の前に、昨年秋に登った鶴見岳がそびえている。遠くに高崎山の見事な山容も見えている。

 山頂には、かれこれ30人ほどの人が食事をしたりくつろいだりされている。福岡の例のメンバーの方々も「お鉢周り」をされて無事登ってこられた。「お疲れさま」と声をかける。

 12時40分、山頂出発。13時50分「合野越」着、そのまま素通りし、13時57分にベンチのあるところに着く。ほんとに少々休憩し、直ぐに出発、無事下山したのは14時20分であった。

 

 登り;2時間30分  下り:1時間40分