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〜平成18年5月4日〜
登山開始、10時15分。
登り初めてすぐに「あけぼのつつじ」の群生に出会う。ちょうど見頃であった。「みつばつつじ」もまばらにあって、共に咲き誇っている。まさに花の競演であった。
したがって、写真をとりながらの超ゆっくり登山となる。
この山は山頂に十数基の円墳があるといわれ、それが諸塚の名前の由来であるという。西登山口から登ると、これらの塚を越えながら登ることになるので、階段を登っては少し下り、登っては下りを繰り返してやがて山頂に到着する。7つの峰からなるため、「七ッ山」とも呼ばれているという。そういえば山の横に「六峰街道」とあるのもこのせいなのかどうか。
2合目の表示があり、いつの間にか5合目の表示があった。更に登り続ける。やがて山頂に着いた。写真をとりながらのゆっくり登山で、11時5分になっていた。
山頂には結構人が多い。ゆっくり休むことにする。
方位表示があり、山名の記載もあるが、祖母山や阿蘇山の方向が樹木で見にくいが、その他の方面は見晴らしがいい。
東方向には「矢筈岳」や遠くに「行縢(むかばき)山」が見える。西方向には「祇園山」や「揺岳」が聳えている。祇園山の山容が素晴らしい。
延岡市にあるこの「行縢山」というのは変わった名前であるが、乗馬の際に使用した「行縢」(皮脚絆)に似ていることからつけられた名前であるという。
北方面に、少し樹木の間から見えるのが「祖母山」から「大崩山」までの山群か。
山頂でゆっくりして、11時55分に下山開始。
下りは森林浴コースで降りることにする。こちらのコースは階段もなく、ゆるやかな坂を下っていくことになるが、途中に倒木が道をふさいでおり、これを乗り越えたり、下をくぐって降りていく。すぐに登りの道に合流する。
また、あけぼのつつじの群生を鑑賞する。うぐいすが鳴いている。写真におさめるも、枝が邪魔をして何とか鳥と分かる程度でしかなかった。
遠くに阿蘇山が見えている。根子岳のおかげですぐに確認できる。この山も早く登りたい山の一つである。
下山、12時50分、靴を脱ぎ、身軽になって出発する。
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