【 万   年   山 】  1,140m

〜平成18年3月11日〜

 由布岳に登った足で玖珠町に向かい、万年山に登ることにした。

 由布岳を下りてきたのが2時半、210号線を走り、水分峠を直進すれば「やまなみハイウェイ」(高速道路ではないが昔からこう呼んでいる)になるが、ここを右折してそのまま210号線を走る。玖珠町に入ってすぐのところに「万年山登山口」との大きな案内板が 左側道路上にある。ここから左折する。

 そのままずっと走り続けると、万年山温泉(美人湯)があり、更に登っていくとやがて牧場に出る。ここが「万年山」の登山道になる。

 万年山案内板があり、「耶馬日田英彦山国定公園」と書かれている。

 登山口から締め切られた柵を越えて歩いていくと、すぐに開け放された牧草の入り口に出る。ここから牧草の中を歩いていく。なんとものどかな登山である。

 農場のあちこちに白い固まりの、「ロールベール(ラップ)サイレージ」がたくさん置かれている。この技術も、中の草の水分をどの程度に保つかとか、ラップを二重にするか三重にするかとかで色々な技術があるようだ。

 通常の生活環境の中では見かけない風景なのでもの珍しく感じる。

 左サイドには涌蓋山の勇姿が見えている。

 途中に避難小屋もあり、湧水もあったが、何となく味があるような感じであったので、うがいに止めた。

 山頂付近に「万年山の由来」という案内板があり、「万年山の地名(ママ:山名ではない)は、つぎのような由来があります。大昔、樟の巨木を切った時、根本の土をはねあげてできたところから「刎山」と名付けられたということです。また、一説には、万年山の三文字を仮名で書けば「ん」と刎ね上げた音が出るので、山の名を「ハネ山」と名付けたともいいます。」と書かれていた。

 山頂へは案内では50分とあったが、40分で着いた。残念ながらかすんでいて、久住連山もうっすらと見える程度である。しかしながら、前回登った涌蓋山は、はっきりと見えている。

 風が冷たくなってきたので、早々に引き上げ、30分で下山した。

 

 登り;40分  下り:30分