【 鶴   見   岳 】  1,375m

〜平成17年11月5日〜

 駐車場にて女房と別れ、これから一人で鶴見岳に登る
 女房とは山頂で落ち合うこととしている。

 10時過ぎに登り初め、10名弱の団体を追い抜き、夫婦連れを追い抜き、一人マイペースで登る。登山案内には「一気登山道」とある。「一気」という言葉をみると相当にきつそうな山に思える。

 駐車場から平坦な道を歩いていくと、やがて案内板があり、左に神社に向けて登っていく。苔むした湿気のある石畳状の階段道を滑らないように気をつけながら登っていく。やがて御獄権現社に登り着く。ここで登山の安全と、女房の足の痛みがとれるように祈願する。

 神社に向かって左側に「登山道入口・頂上まで2.3km・1時間25分」との案内板がある。道は自然道ではあるが明確である。

 山頂までの残り距離と所要時間の案内が5分ごとの距離で立てられている。

 途中、紅葉がきれい木立が何カ所かあった。休憩をかねて立ち止まり、写真に収める。今週初めに見た宮城の「鳴子峡」の紅葉は山全体、峡谷全体が紅葉しているという全体の綺麗さであったが、ここでは数本の綺麗な紅葉が緑の中に目立ち、バランスのよい紅葉の綺麗さである。

 しばし、見ほれる程の紅葉も堪能できた。

 残り45分地点では「一気登山道・T地点・海抜1,000m・ゴールまで1.1km・45分」との表示になっていた。

 しばらく登っていると、携帯電話がなった。表示を見ると友人の「善生君」であった。特に用事ではないとはいいながら、電気店にパソコンを見に行きたいので付いてきて欲しかったようだ。山の途中なので無理なことを伝えて、雑談をして電話を切る。山の中にも係わらず、よくつながったものだと思う。

 最後の登りは結構つらい登りであった。右に行けばロープウェイ、左に行けば山頂との分かれ道に出たので、女房に電話をして山頂にいるのを確認し、左の道を登っていく。

 やがて山頂に出た。案内がないが、それとなく石畳を左に歩いていくと山頂に出て、そこに女房もいた。

 結構きつかった。シャツを脱いで座り込むも、やがて寒くなってあわててシャツを着込んだ。

 鶴見岳の裏側に出ると、「鞍ケ戸」、「内山」、「大平山(扇山)」があり、これらの山は全山紅葉であった。「鳴子峡」とは若干趣が異なるが、見応えは十分あった。

 由布岳も綺麗に見えている。

 山頂周辺をぶらぶらして、下りはロープウェイで下りることにした。料金は700円也。所要時間は10分、あっという間に下りてきた。

 

 登り;2時間  下り:10分 (ロープウェイで失礼!)