【 田  原  山 (鋸山) 】  542m

〜平成17年3月19日〜

 この「田原山」は、別名「鋸山」と称されるように、多くの岩峰の総称である。結構、鎖場があり、またロープが設置されているらしく、女性でも大丈夫かどうか少々不安がある。

 10時30分登山開始、樹木の下をだんだんと登る。10時53分、「雫石」との表示があって、大きな岩の全面が緑色のこけに覆われている。

 山の斜面にくっつきながらロープをたよりに登りつめると、そこが南尾根であった。11時を少し過ぎていた。南尾根へは立ち入り禁止の札がある。写真のみをとってすぐに「大観望」へと向かう。

 やがて「八方岳」の基部につく。ここに看板があって、季節がいいときはここで混雑するらしく、「大観望から八方岳へのコースと一方通行を」との案内がある。案内通りに右折して「大観望」へ向かう。

 すぐに「大観望」の基部に着く。ここから鎖で登るが結構大変なみたいだから、女房をそこにまたせてひょいひょいと登る。山頂に「大観望」との標識がある。ここでセルフタイマーで証拠の写真をとり、すぐに引き返す。山頂到着時間は11時25分になっていた。

 ここから「八方岳」に向かう。ここがまた結構厳しいところである。女房は登りはいいが、下りが大変なようだ。足の置き場がないとかいいながら降りていく。

 11時40分到着、標識の前で写真をとり、ここで軽く食事をとることにした。「風の郷」で買ってきた鶏飯のおにぎりを食べる。山で食べるものは何でもおいしい。景色もいい。気候もいい。天気もいい。

 食事を済ませて、下りにかかる。12時ちょうどに山の向こうに何かを思わせるにょっきりとした岩が見えていた。やがていくと「股覗き岩」というのがあった。先ほどのシンボルみたいなものと関係があるのかは不明である。

 岩峰をしばらく行くと分岐があり、左に降りれば「囲観音堂」との表示があった。ここから降りていく。12時17分に観音堂に着いた。

 そのまま、下りにかかる。やがて登りの時の道に合流する。ここからは登ってきた道をまた戻ることになる。12時35分に車のところに戻った。

 2時間程度の山であったが、結構きびしく、標高の割には楽しい山であった。

 

 登り;55分  下り:1時間