【 鹿   嵐   山 】  758m

〜平成17年11月12日〜

 11月12日土曜日、昨日、女房がイタリア旅行のため上京したため、今日からしばらくは単身生活が続く。

 しかしながら、この紅葉の綺麗な季節に家にじっとしてもいられない。先週は別府鶴見岳や久住高原ロードパークの紅葉が見事であったため、今週くらいで紅葉も終わりになるかもしれない。
 よって、今回は紅葉の名所である耶馬渓にある「鹿嵐山」に登ることにした。

 7時20分に家を出発する。玖珠PA着8時30分、走行距離はちょうど100kmになっていた。軽く食事をして、45分に出発、51分玖珠IC通過(106km)、ここから387号線を走り院内に向かう。

 「院内道の駅」手前から左折して小高い山道を越えて、広い道路に出ると、ここが小稲で、ここから左折して鹿嵐山に向かう。
 小稲は分かり難いが、左折して左を振り返ると鹿嵐山への案内と「小稲」との表示があるのが確認できる。振り返らないと確認できないのも不親切な表示である。

 間もなく行くと鹿嵐山が左手に見えてきた。第1登山口、中央登山口を通過して、第2登山口のある駐車場に車を止める(145km)。時間は9時55分になっていた。途中、紅葉の綺麗なところで車を降りて写真をとったために若干時間がかかったようだ。

 ここには数台の車がいて、大勢の人がいた。これから山に登る1つの団体のようだ。

 10時05分、準備を済ませ、挨拶をして団体よりも先に出発する。

 しばらく登っていると、地蔵峠に着く。お地蔵さまへの案内があるので、足をのばしてみる。道を下っていると、おだやかな顔をしたお地蔵さんがこちらを見て出迎えられた。

 元の道に戻り、先に進むと「万里の長城」呼ばれる尾根道を歩く。この辺りの景色が「地蔵峠の景」といわれるところである。
 しばらく行くと、山頂が見えてきた。こちらから見ると、きれいな富士山のような山容である。山頂まで1000mとの表示があった。

 残り300m地点からは、ロープがあるものの、地面がしめっている上に、落ち葉がたまって滑りやすく、登るのにも苦労する道であった。降りてくる方もおられたが、「大変な道ですね。中央登山道からは、こんな道はなかったですよ。」と話をされた。

 山頂かなと思ったところには、山頂まで5分との表示があったが、平坦な道でなんなく山頂にたどりついた。11時20分、登山時間は1時間15分であった。

 3人連れの男性がコーヒーを沸かして飲んでおられた。ビニールを敷いて、靴を脱いで座り込み、しばし景観を楽しむ。

 紅葉の美しさはないが、山々の景観は素晴らしい。遠くに由布岳も望める。

 中央登山道から下山することにし、11時50分、雌岳の方向に向かう。降りきって雌岳に登り始めるところに中央登山道があった、ここまで10分であった。ここから下山する。結構、急勾配の箇所があり、また滑りやすいところもあって、3回ほど 滑ってころんだ。

 下山し、12時20分、道路に出た。ここから第2登山口にある駐車場に向かう。7分で駐車場に着いた。
 靴を履き替え、身軽になって車に乗り込み、12時35分、耶馬渓に向かう。

 元来た道を戻り、387号線に出てここを右折し、道路案内に従って「本耶馬渓」に向かう。道路は500号線となっていた。間もなく右側に「羅漢寺」との案内があったので、右折して羅漢寺に向かう。右折してすぐにあった。13時30分、178km。

 降りて、しばらくぶらついて、すぐに車に乗り込み、50分発、深耶馬渓に向かう。

 深耶馬渓手前で大渋滞になる。駐車場が混んでいるための渋滞であろう。のろのろの運転が続き、やがて「一目八景」のある所についたが、大混雑のため、車を止めるのは諦めて、そのまま、時折景色を楽しみながらのろのろ運転をしていく。
 「一目八景」を通り過ぎても、しばらくは渋滞が続いていたが、その内に抜け出して順調に走りだした。

 玖珠IC通過15時30分(213km)、山田SA着16時ちょうど(259km)、無事帰宅、17時ちょうどで、距離は320kmになっていた。
  
 

 登り;1時間15分(第2登山道)  下り: 30分(中央登山道)