【 次  郎  丸  岳 】  397m

〜平成17年7月17日〜

 車で道がよく分からないまま走っていると、左手に鳥居が見えて、住吉神社との表示があった。しかし鳥居のみで、その奥にある建物は無人の公民館のようであった。

 インターネットでいくつかのルートを確認していたが、その中の一つのコースであることは確実であるが、目指す「今泉ルート」ではない。しかしながら探すのが面倒なため、ここに車を止めて、ここから登ることにする。ここは「後山コース」と呼ばれるコースで健脚向きとあった。11時12分登山開始。

 登り初めは木陰の登山道でよかったが、やがてここを抜けると一気に日差しが強くなった。今日は天気が良すぎるようで、昨日の冷酒がこたえる。登山の時は前日の酒は控えめにしないとこたえるようだ。

 今日は冷たいお茶を身体が要求するだろうと思い、コンビニで氷のブロックを買ってきた。氷と一緒にお茶のペットボトルを保冷袋に入れておく。しかしながらまあまあの冷え具合で少し不満がある。それでも乾いたのどをうるおすにはいい加減であった。

 途中には階段もあり、一部には鉄製の階段まであった。登山道は整備されているが、結構疲れる。日差しが強いのと、昨日の酒と・・・

 休みながら山頂を目指す。尾根をぐるりと回って下って登ったところに「住吉神社コース」への分岐点があった。下りはこちらのコースを行くことにする。分岐点通過が12時21分。

 ここから、次郎丸岳山頂まで730mとあった。まだまだ相当な登りになる。

 途中に巨大なきのこがあったので、杖と一緒に写真をとる。

 やがて、山頂近くになって巨大な岩が構えていた。これを登ればすぐに山頂である。岩にはロープが設置されていた。これを頼りに登る。思ったよりも簡単に登ることができた。
 少し登って山頂に着いた。そこには1団体、6人の先客がおられた。山頂も日差しが強く、テントで日陰を作って、そこで休まれていた。山頂着は12時55分であった。

 タオルを岩の上に広げてしばらくすると、よく乾いていた。ここでお茶を飲むもまだ冷え方に不満がある。氷はあまりとけていない。コップは準備していない。しかしながら氷を持ち帰っても仕方がないので何とか利用したいと考え、結局氷のビニール袋の中に直接お茶を入れてこれを飲むことにした。最高の冷え方でこれで生き返った!!!

 しばらく天草の島々を楽しみ、写真に収めて下山する。下山開始13時40分。

 下山ルートは「住吉神社ルート」にしたが、「後ろ山コース」に比べ距離が短い分、結構傾斜もきついところもある。少し湿気があるところはよくすべる。3回ほど「オット」というような箇所があった。

 途中、草が生い茂って道がよく分からないような箇所があったが、ここを抜けるとすぐに民家があって、間もなく道路に降りてきた。
 何のことはない。そこは車を止めた箇所からすぐ近くであった。

 道路にも標示があったが、この表示は、熊本方面から松島に向かってくる車を対象に表示がされており、今回のように天草の奥から松島に向かう道では分かり難い表示になっていた。

 下りは一気に降りてきた感じである。下山は14時27分であった。

 

 (後山登山口)登り;1時間45分  下り (住吉神社登山口):50分