【 背  振  山 】  1,055m

〜平成16年1月11日〜

 九州百名山踏破を目指すに当たって、まずは自宅から見える最高峰に登ろうということで、福岡と佐賀の県境にある「背振山」を第1の山にした。
 背振山は山頂まで車で行けるが、今回は登山道があって車が駐車できる場所を探しながら行くこととした。早良区内野から脇山に出て右折し入部中原線を通り、板屋から背振山に向かう予定であったが、この辺は水害による土砂崩れがひどく、いたる所で災害復旧工事を行っており、しかも背振山に向かう道は通行止めになっていた。
 やむなく来た道を戻り、内野から263号線へ出て三瀬村へ向う。三瀬村から46号線(中原三瀬線)へ入り、しばらく走ったところにある田中地区の背振山麓地点から左折し背振山に向かう。
 左折してすぐ左手に背振神社があったので 、登山の安全を祈願していく。またしばらく行くと、標高700mくらいのところに案内板があり、山頂まで車で6km、登山道で1.8kmという表示があった。幸い駐車スペースも十分あったので、ここに車を止めて登山道を歩くことにした。
 道は沢沿いに登っていくような感じで、最初の内はわかりにくいような所があるが、そのような場所には木にビニールテープが巻いてあり、迷うことはない。途中倒木も多数あり、道をふさぐような倒れ方をしている木も多いので、かいくぐるようにして登る。
 山頂近くに来ると熊笹が生い茂り、それをかきわけながら進むとやがて車道が見えだし、登山道が整備されているところを上り詰めると車道にでる。ここからさらに山頂までは600mとの表示がある。階段状の道を上り詰めるとそこは駐車場であり、車が3台駐車していた。ここからさらに山頂まで300mあり、階段状の道を登り山頂につく。登りの所要時間はゆっくり登ってちょうど1時間であった。
 風が冷たく、さすがに標高1000mといった感じである。福岡市街を一望に眺め、反対側に佐賀市街から有明海が見える。見晴らしはさすがに素晴らしい。
 お湯を沸かしてみそ汁を作り、おにぎりと一緒に食べる。寒いときは暖かい飲み物が最高である。
 ペットボトルのお茶を沸かして飲み、さらにお湯を沸かしてインスタントのコーヒーを飲む。
 帰りは同じ道を下り、車に乗り込む。途中、蛤岳への案内板があったので様子を見に寄り道をしてみようと脇道に入ったが、結局ここも災害復旧工事中で途中から進入禁止になっており、そのまま 元の道に戻って帰路についた。


〜 ひとりごと 〜

 
九州百名山踏破の第1歩を踏み出した。年賀状に今年の抱負として書いたため、皆に公約したような形になり、励ましの声や、期待していますとの声が多数寄せられた。
 このため、踏破途中で自己都合で勝手に止めたというわけにはいかなくなった。まあ、これらのプレッシャーを心地よい刺激にして、いかに楽しみながら踏破するかを考えることとしよう。

 

 登り;1時間  下り:45分