〜〜〜  東  京 ・ フェリー & ドライブ旅!  〜〜〜 
≪ 令和4年4月14日(木)〜19日(火) ≫


≪ 4月14日(木) ≫

 ストレリッチアオーガスタが無事開花した。淡いブルーの清楚な色合いはいつ見ても魅力的である。

 この花に見送られながら、今日から東京まで、家族3人でフェリーとドライブ旅に出かける。

 13時半に自宅発、都市高から九州道を走って、新門司港へ。15時15分着。

 名門大洋フェリー乗り場へ。乗用車だけでも既に20台ほどが駐車していた。

 体温チェックにカウンターへ。異常なし!

 ネットで予約していたので、後は車内で待つだけである。しばらくして、係員がQRコードのチェックに来た。

 今回は新造船就航記念ということで、一等船室(ベッド2台とタタミ部分)と車代込みで、22,000円と格安の料金であった。

 16時過ぎに乗船、17時出港、同時にレストランがオープンするので、早速バイキングレストランへ。これも通常は1,600円が1,000円と割安で、おまけに朝食もサービスとなっていた。

 旅の無事を祈願して乾杯する。豪華なディナークルーズであるが、あいにくと曇り空で、小雨に煙る幻想的な海を眺めながらの夕食となった。

 船では食事を済ませると何もすることがないので、船室にて本を読む。
 瀬戸内海を進むので、結構電波が届き、ずっとテレビを見ることができた。

 早々に休む。


≪ 4月15日(金) ≫

 定刻で5時半に大阪南港着。

 これから東京までの長距離ドライブ旅となるが、今日は八ヶ岳高原で泊まることとしている。

 南港北ICから阪神高速へ。色々な路線を乗り継ぎ、7時25分に名神高速の草津PA着、船内ではサービスの朝食券をもらっていたが、朝が早かったのでこれをパスした。よってここで朝食を食べる。軽めの朝定食にした。

 8時35分に多賀SA着、ここで小休止(以下同様)。9時45分に尾張一宮PA着、10時52分に恵那ICから高速を降り、一般道へ。
 ここから恵那峡に向かう。

 11時10分に「ストーンミュージアム博石館」に着いた。ここは日本3大鉱物の産地である岐阜県中津川市蛭川で、まさに石の博物館となっている。

 その鉱物展示館から、石山歴史館、エジプト・クフ王のピラミッドの10分の1の規模の御影石を5,500トン使って作られたピラミッド等があり、十分に楽しめた。

 ここを出て、近くの蕎麦屋へ。コシがあって、食べ応えがある蕎麦であったが、量が多かったので、最後の方は少しタンパクになって来たので、とろろで味変をする。至福の味わいであった。

 食事を済ませて、ここから中津川ICに向かう。12時58分にIC通過、13時50分に駒ヶ岳SA着、14時52分に諏訪SA着、諏訪湖沿いにあって景色もよく、ここには信州ドライブ旅に来た時にも立ち寄った。

 15時35分に小淵沢IC通過、ナビの案内でホテルに向かう。16時ちょうどにホテル着。

 ここは「ネオオリエンタルリゾート八ヶ岳高原」というコテージ型の宿泊施設で、運営は別荘の販売もやっている会社である。
 フロントで鍵と敷地内地図を受け取り、その案内に従って花ホテルのコテージへ。

 広い敷地内に普通に生活されている一般の方々とホテルのコテージが混在している。

 コテージは2階建てで、広いリビングに、寝室には2台のベッド(2階にもダブルベッド)があり、和室のこたつ部屋もあった。
 外には露天風呂もあり、なかなか楽しめるつくりになっている。

 ここは標高が1,100mあって、まだ冬模様であり、暖房はこたつにストーブ、電気毛布と完備されていた。

 夕食はレストランにて、フロントに電話し、迎えにきてもらう。若い女性のドライバーで、手がすいた人が迎えを担当されるようだ。レストランでは和食を選んでおいた。
 生ビールで乾杯し、和食を楽しむ。和食膳はすいものから刺身と定番で出され、メインのしゃぶしゃぶの肉が多めで満腹の夕食となった。

 帰りもコテージまで送ってもらう。真っ暗になると道も分かりにくい。「ここは星が綺麗でしょうね。」と聞くと、「星が満点の夜空が楽しめますね!」とのこと。今日は薄曇りで星は期待できそうにないが・・・。

 早速露天風呂へ。
 しみじみと今回のドライブ旅の計画をふりかえる。

 女房がコロナも落ち着いてきたので、東京にいる孫に会いに行こうと言う。コロナのせいで、しばらく遠出もしていなかったので、いい機会かと、旅の計画を立てだした。最初は飛行機にホテル代込みが格安と提案したが、女房はのんびりと車で行きたいと言う。

 車については、いつまで乗るかと考えざるをえない年齢になってきたので、最後の長距離ドライブになるかと、これで計画を立て直した。結果、船中2泊を含めて、5泊6日の長旅となってしまった。

 のんびりと今回の旅を楽しむこととしよう。久しぶりの長旅だから・・・。

 風呂から上がって、明日のドライブコースを確認して休む。

≪ 4月16日(土) ≫

 今日は、八ヶ岳高原ドライブを楽しむこととしている。

 チェックアウトを済ませて、 8時半にホテルを出て八ヶ岳高原ラインへ。

 高原ドライブを楽しみ、川俣川沿いの展望所にて小休止する。

 すぐ近くに、雪で装った八ヶ岳の峰々が見えている。なかかなの絶景であった。特に川俣川にかかる赤い橋との対比が見事であったが、外気温が6°しかなく、結構冷え込むので早々に車に戻る。

 清里に着いて、観光案内所に立ち寄り、清里のベストポイントを紹介してもらう。係員1番押しが「清泉寮」であった。2番は「萌木の村」であったが、ここはカットする。

 9時40分に「清泉寮」に着いた。大きなテラスから眺める八ヶ岳の高原の春の景色はなかなかの絶景で、山並みが素晴らしかった。
 観光案内所係員お勧めのソフトクリームを食べる、濃厚な味わいで少々寒い中でも美味であった。

 ここから富士山に向かう。

 10時20分発、40分に長坂IC通過、11時45分に河口湖IC通過、「富士ビジターセンター」に立ち寄る。
 VRメガネが無料で体験できるとのことで、これを予約する。

 富士山の全体像から、大沢崩れの詳細等々の画像で、メガネで下を見ると、高度感が十分に味わえて楽しめた。

 スバルラインを走る予定であったが、雲がかかっているので、これは諦め、川口湖畔のドライブに切り替えた。

 12時50分に湖畔のレストラン「湖波」へ。ここでは「ほうとう鍋」が楽しめた。

 富士山は時折雲が切れて山頂が顔を出していた。

 食事を済ませて出発、13時40分に河口湖IC通過、14時5分に談合坂SA着、15時ちょうどに相模原IC通過、高速を降りて、一般道を走り、15時半前に「東横イン・京王線橋本駅北口ホテル」に着いた。ホテルの立体駐車場に駐車する。

 今日は孫たちとの会食である。

 18時半に、約束の中華店に集合、孫たちは後から来るとのことで、先に始める。
 まずはドリンクを注文、メニューを見ているところに孫たちも集合。これで7人での宴会となった。
 東京もまだまだコロナ規制があるようで、娘は皆同居の家族ですと言って予約していたそうだ。
 
 孫たちは二人とも花のJKとなっていた。早いものである。

 料理を楽しみながら、しばし会話が弾む。女房がおみやげのお菓子を説明する度に、孫たちも盛り上がっていた。
 
 明日の計画を立てて、分かれる。

 明日は皆で高尾山を散策し、蕎麦を食べようとなった。

 
≪ 4月17日(日) ≫

 ホテルに娘たちがウオーキングでやってきた。8時にホテル発、多摩境にて娘婿の陽一君の車に乗り換え、全員がそろって高尾山へ向かう。

 高尾山は人だかりで、お祭りでもやっているような人込みであった。相変わらず人気の山のようだ。

 ケーブルカーにて中腹へ。しばし散策タイムである。時間があれば山頂に登りたいが、今日はこれから浜松に向かうので、散策のみである。

 下に戻って蕎麦屋へ。順番待ちであったが、回転は速く、間もなく呼ばれた。

 ざるそばを食べる。恵那峡に続いての蕎麦となったがどちらも美味であった。

 多摩境に戻り、孫たちと別れの挨拶を交わして、これから浜名湖畔に向かう。

 12時20分出発、45分に相模原愛川IC通過、ナビで相模原ICも表示されていたが、ここはナビがパスしたので、降り口だけのICなのか?

 13時30分に足柄SA着、ここからは東名と新東名が並んでいるが、陽一君が新東名がいいとのことで新東名に入る。新東名は80kmと120kmと表示されていた。九州でも100kmはあるが、120kmは初めて見た表示である。

 15時15分に掛川PA着、16時20分に三日月IC通過(通常は5,700円が休日割引で4,040円)、 しばらくすると交差点に宿泊ホテルの案内が大きく出ていた。

 浜名湖畔を走って、16時30分にリステル浜名湖ホテルに着いた。

 早速露天風呂へ。浜名湖を眺めながらのリッチな温泉タイムである。
 やたらと咳ばらいをしているおっさんがいたので、早々に上がり、全身アルコール消毒をして浴衣を着込んだ。

 18時からまたまたバイキングの夕食である。
 品数はそれほど多くはないが、どれもが美味であった。
 小ぶりではあるがうな丼もあった。おいしかったのでお代わりをしてしまった。

 明日の昼食はうなぎにしようと女房が言っていたが、これで満足したようだ。

 生ビールから、久しぶりに赤ワインを楽しんだ。
 旅行中は旅を楽しむために毎日が宴会になるので、帰ってから節制することとしよう。

 部屋に戻って、明日のスケジュールを確認して休む。

   
≪ 4月18日(月) ≫

 8時半にホテル発、浜名湖畔をドライブして「フラワーパーク」へ。

 9時10分着、現在、「浜名湖花フェスタ2022」が開催中である。
 園内をフラワートレインが走っており、これに乗る。

 案内を聞きながら園内を進む。「大温室クリスタルパレス」で下車し、パレス内へ。

 サボテンコーナーに金鯱があったが、我が家の金鯱の方が大きいようだ。

 多肉の寄せ植えは見事なものが多かった。

 10時45分にパークを出発、10時55分に浜松西IC通過、11時55分に刈谷PA着、ここで昼食にする。
 それぞれ、名古屋ラーメン、きしめん、味噌カツ丼と地元の名産を味わう。

 13時45分に土山PA着、天保山手前にて、落下荷物ありとのことで、大渋滞となってしまった、

 ナビは15時40分に南港着の予定であったが、16時15分となってしまった。
 しかしながら、16時前に渋滞が解消し、なんとか16時過ぎに南港に到着した。

 やはり余裕を持って行動していてよかった。

 17時に出港、すぐにレストランへ。
 またまたバイキングの夕食である。
 今回の旅は、5泊中の3泊の夕食がバイキングであった。
 帰って、節制、節制・・・・と。

 ふと、「痩せてやる、これ食べてから、痩せてやる」との川柳が頭をかすめた。


≪ 4月19日(火) ≫

 
5時半、定刻に新門司港着、下船は順番待ちで、やっと6時に出発、九州道へ。

 6時50分に古賀SA着、ここで軽めの朝食をとり、7時43分に福岡IC通過、都市高速に乗り次いで、8時過ぎに無事自宅に戻ってきた。

 今回は、女房の発案で長距離ドライブ旅となったが、このような旅は最後となるだろうと思われる。
 よって、それだけに感慨深い旅となった。

 次回は軽めの温泉1泊ドライブ旅としよう。