〜〜〜  福 岡 ・ 原鶴温泉ドライブ旅!  〜〜〜 
≪ 令和3年11月2日(火)〜3日(水) ≫


 
≪ 11月2日(火) ≫

 我が家のストレリッチアオーガスタにまたまた花芽が2個出現した。これから寒さに向かうのに無事開花するのであろうか?
 また、夏越しを終えたイチゴの苗にも花芽が付いた。これも無事、実になるのであろうか???


 全国的にコロナが急速に治まり、諸々のコロナ制限が緩和されてきたので、早速温泉ドライブ旅を計画した。

 
まずは近場の温泉を検討し、県内の朝倉市にある原鶴温泉にした。

 カニ食べ放題が付いたバイキングで、更に飲み放題も付いている「原鶴グランドスカイホテル」にした。
 前から目を付
けていたホテルである。

 ゆこゆこネットで予約を終了する。

 朝倉市にあるキリンビールの工場には毎年見事なコスモスが咲き乱れているので、ここを目的にし、ついでにビール工場の工場見学をしようと、キリンビールのホームページを確認すると、今年はコロナがあって、コスモスは植えていないとのこと。

 コスモスがないと目的を外された感じであるので、ここは止めて秋月の散策をすることとした。

 自宅発9時30分、今回は我々家族3人と女房の母親と妹君の5人での温泉ドライブ旅となった。

 快適な秋のドライブである。

 1時間で大分道の甘木ICで高速を降りて秋月
へ。

 10時55分秋月着、駐車場に車を止めてここを散策する。

 秋月は、筑前の小京都と呼ばれ、古い建物が並んでいる風景は「日本の原風景」と称されている。
 秋月氏から小早川氏、黒田氏の治世を経て現在に至る千年以上の歴史がある街並みである。水路や石垣は鎌倉時代に整備され、その後黒田氏によって秋月城や上級家臣団の屋敷が整備された。

 ここを歩いていると、タイムスリップしたような感覚になり、歴史の重みを感じる。

 紅葉にはまだ早いために人もまばらであったが、シーズンになると道路まで大混雑になる。一部に紅葉の綺麗な枝もあった。

 1時間弱散策し、ここを出て、途中ソバ屋に立ち寄る。

 うどんが3杯、そばが1杯にざるそば一枚、小生がざるそばである。
 つなぎが悪いのか、短く切れやすいそばであったが、味は抜群によかった。

 ここを出て、朝倉の3連水車へ。


 30分程で三連水車の里に着いた。三連水車は稲刈りの時期には停まっているが、この里に設置されている実物大のモニュメントは年中動いていて、写真スポットにいい。

 広大な芝生の公園にはたくさんの小学生が遠足に来ていた。

 実物の3連水車はかって水害で損傷していたが、今では復旧されているとのこと。

 椅子に座って、女房が買って来たソフトクリームを食べながら秋の気配を満喫しながらのリラックスタイムである。
 

 ここの売店には色々な物産を売っていたが、園芸コーナーには多肉植物もあり、5種類程の多肉を寄せ植えして千円ほどで売っていた。小生も大量にサボテン多肉植物を栽培しているが、終活に向けてどう処分していこうかと模索中である。

 小休止して、すぐ近くにある山田堰へ立ち寄る。

 築後川にかかるこの広大な堰は、1663年に干ばつで苦しむ農民のために築造され、1790年に現在の形となって残されている。
 築後川の水圧と激流に耐える堅牢な構造
物で、「傾斜堰床式石張堰」と呼ばれ、国内唯一の傾斜式堰である。

 アフガン支援の中村哲医師も、ここをモデルにアフガンに取水堰を築造されており、その記念碑もここに建てられていた。

 説明がないと堰とは分からないような壮大な施設である。

 まだ14時前と時間が早いので、原鶴温泉近くの道の駅に立ち寄る。
 道の駅にはそれぞれの顔があって楽しめるようだ。

 「道の駅原鶴・ファームステーションバサロ」と名がついているので、バサロとは何かと職員の方に聞くと、この地方の方言で「たくさん」を意味する言葉とのこと。

 店内を覗くと、収穫したばかりの富有柿がバサロとあった。
 我が家にも「次郎柿」の木があるが、今年は300個ほど実がなって、綺麗なものを選んでご近所や友人たちに配っている。
 従って我が家ではカメムシの吸汁跡のあるようなものや、傷が付いたものばかりを食べているが、甘くておいしい柿である。
 
 この店に柿の実をスライスして乾燥させたものがあったので、我が家でもこれを試してみることとしよう。

 少し早いが温泉ホテルへ。

 15時前であったが、フロントに確認するとチェックインOKとのことで、ここでチェックインを済ませる。

 二部屋確保し部屋へ。

 18時まではフロント前のフロアで、生ビールとおでんが飲み放題、食べ放題とのこと。
 なかなかしゃれたサービスである。温泉から上がって楽しむこととしよう。

 早速、
温泉に入る。
 先客が3名おられたが、露天風呂には誰もおられなかった。一人露天を楽しむ。
 秋が深まってきて、いよいよ紅葉のベストシーズンを迎える。紅葉の山旅をどこにしようか楽しく思惑する。
 外を流れるさわやかな風が心地よい。

 温泉から上がってフロント前へ。生ビールにスパークリングワイン、各種酎ハイがあったが、スパークリングワインにする。
 おでんでもワインがよく合う。グラス2ハイを楽しんで4部屋に戻る。

 17時半からはカニ食べ放題付きのバイキングで、しかも飲み放題となっている。
 レストランでは、マスク着用とトングは手袋をしてと、コロナ対策が施されていた。
 カニはズワイで身が細く、それなりのものであった。よってカニ満喫とまではいかなかった。
 なお、女房のおふくろさんは、カニが大好きで、かっては通販にて購入していたとのこと。
 このホテルにしてよかったようだ。

 生ビールからまたまたスパークリングワインへ。

 料理の種類が多く、少しづつとってもかなりな量になる。

 皆、満足の様子でよかった。


 食事をして部屋に戻ると、しばらく本を読んで、早めの就寝とする。 

  
 ≪ 11月3日(水) ≫
 
 6時に目が覚める。早速温泉へ。

 露天風呂にて朝のさわやかな空気を満喫する。
 まさに至福の時間が流れる。

 バイキングの朝食を終えて、朝の散歩に出かける。今日も天気が良く、さわやかな秋の気配を感じる。
 宿泊したホテルが秋の青空に映えている!


 チェックアウトを済ませて、9時前に帰路に着く。

 ナビが帰る方向とは逆の杷木ICへ誘導する。朝倉ICよりも近いから、こちらに誘導したようだ。

 おかげでナビがま
たまた山田SAへ誘導する。
 かっての旅記録に記載したが、ナビが学習機能でSAまで誘導するようになった。

 ナビの顔を立てて、山田SAにて小休止し、出発、10時半に無事帰宅した。

 今回は、コロナ後の温泉ドライブ旅ということで、軽めの行程としたので、早めに帰り着いた。

 女房の妹君が、「次の旅の予約金です」とお金を渡されたので、年内にもう一度温泉ドライブ旅を計画することとしよう。