〜〜〜  関西 ・ 紅葉ドライブ家族旅!  〜〜〜 
≪ 令和元年11月24日(日)〜27日(水) ≫


 
≪ 11月24日(日) ≫
 

 6時40分に自宅発、これから関西への長距離・家族紅葉ドライブ旅である。

 これまで、関西への紅葉旅は平成22年から6回旅しているが、今回その締めとしてドライブ旅にした。
 メインは、「比叡山ドライブウェイ」 と 「高尾パークウェイ」 の絶景紅葉ドライブである。

 今年は、11月になって一気に冷え込みがきて、各地の紅葉だよりが飛び交っていたので、紅葉の状況が若干心配ではあるが、紅葉のベストを期待して出発する。

 ナビは中国道よりも山陽道の方が15分早いと表示したので、山陽道を走ることにした。

 途中で、「中国道は雪注意!」との警告が出されていたので、山陽道にしてよかったようだ。

 SA毎に運転を交代することとして、 美東SA着8時30分、宮島SA着10時15分、ここで広島風お好み焼きを食べ、かつ先日テレビでやっていた「外国人が求める日本のおみやげ」で「生もみじ饅頭」とあったので、これを購入する。もちもち感があってここち好い食べ応えのお菓子で、外国にはない食感であるらしい。

 この番組では当然ながら福岡の銘菓である「通りもん」も紹介されていた。

 吉備SA着13時ちょうど、14時3分に龍野西SA着、この後、新しくできた(延長した)新名神道路を走り、瀬田東ICで高速を降り、(福岡ICからここまでの高速料金は10,370円であったが、休日割引が大きいのか? これを期待して日曜日にしたが!) アパホテル(琵琶湖・瀬田駅前)へ。

 紅葉時期の京都の宿の予約はほぼ無理のため滋賀にしたが、ここは2泊で一人9,000円と格安であった。
 また、日本最大の湖である琵琶湖をゆっくり見たことも無いので、ちょうどいい機会であった。

 16時半過ぎに無事チェックインを済ませて部屋に落ち着き、食事はホテル前の居酒屋に入ることとした。生ビールから居酒屋定番のつまみを数種注文、650kmを超える長距離の無事のドライブを祝って乾杯する。 はるばる遠くへ来たものである。

 近場のドライブは別にして、このような長距離遠征のドライブ旅も、そろそろ終わりかな?・・・ とふと思う。 

  
 ≪ 11月25日(月) ≫

 6時に起き、朝食を済ませて7時40分にホテル出発、ホテル駅前の周辺道路は学童の通学時間帯で、徐行運転で進む
。道路の角で旗を持って学童のために車を制している 女性がいた。学童が通り過ぎると、プイとよそを向いてひっこまれたが、小生ならば「ご協力感謝!」と車に軽く頭を下げるだろうなと思う。これは地域柄ではなく、人柄の相違であろう。 善意に解釈してやって、この女性、最近何か面白くないことでもあったのか? せっかくの社会活動だから、少なくとも、子供達には笑顔で接してくださいね!

 今日はこれから比叡山に向かうが、「三井寺」も紅葉の名所とあったので、比叡山への通り道にあることから、ここにも立ち寄ることにしていた。あまり調べていなかったが、駐車場に車を止めてお寺の中に入って驚いた。とてつもなく広大なお寺である。

 改めて三井寺のパンフを見ると、正式名称を「長等山園城寺(おんじょうじ)」と称し、天台寺門宗の総本山である。平安時代、第五代天台座主・智証大師円珍和尚の卓越した個性により、天台別院として中興され、以来今日まで続く千二百年以上の歴史の中で、源平の争乱、南北朝の争乱等による焼き討ちなど幾多の法難に遭遇したが、智証大師への信仰に支えられた人々によって支えられつつ、苦難を乗り越えてきた様から、「不死鳥の寺」とも呼ばれているとのこと。

 「弁慶の引き摺り鐘」というのがあって、当寺と比叡山延暦寺との本山争いで、弁慶が三井寺の鐘を奪っていき山上に引き摺り上げたが、鐘が「帰りたい、帰りたい!」と鳴ったので、谷底に投げ捨ててしまったが、その後、和解してまた当寺に戻ってきたというもの。その時の引き摺り傷や、谷底に落とされた時のひび割れが今でも残っている。
  
 最高に見頃を迎えている感動の「もみじのトンネル」を通って観音堂まで歩いていき、ここで御朱印をいただく。

 高台から京都の町を見下ろす。まだ朝早いが、今日も町中は大混雑することであろう。
 明日は高尾にお邪魔しますと挨拶しておいた。

 階段を下りて駐車場に戻り、9時40分に比叡山に向かう。ついでに立ち寄るつもりであった三井寺が、思わぬ期待以上のお寺で会ったことに感動しきりで会った。

 比叡山ドライブウェイの「田の谷峠ゲート」を通過し、ほどよい紅葉を楽しみながら延暦寺東塔着10時15分、あるいて根本中堂へ。補修工事中で外観は見えなかったが、中には入ることができた。ここでも御朱印をいただく。

 東塔を出て、比叡山峰道レストランにて琵琶湖を見下ろしながら、以前京都の町歩きで食べた「にしんそば」を注文、ごく軽目の昼食とした。

 以前に京都側からロープウェイにて比叡山に登って来た時は、山頂にあるガーデンミュージアムにて昼食をとったことを思い出す。この時は一方で京都市街地、 反対側に琵琶湖を見下ろしながらの絶景を堪能した。

 西塔はカットし、ここから仰木ゲートで2,200円(ネット割引)を支払い、マキノピックランドに向かう。

 13時45分にランド着、ここは高島市マキノ農業公園で、県道287号線の両サイドにメタセコイアの大木が約500本で並木を形成しているので有名である。

 駐車場は車が多く、観光客であふれていた。メタセコイアの紅葉は今一であったが見事な並木を十分に堪能できた。
 ここは十分にくつろげる場所になっている。カロリーは気にしないことにして、スイーツを食する。まあ、偶にはいいかと・・・。

 14時15分ランド発、信楽の里まで足を延ばそうかとナビで検索したら、16時半着と遅かったので、これはカットし、琵琶湖大橋を渡ってホテルに帰ることにした。

 さすがの琵琶湖である。海水浴ならぬ遊泳場が数か所あった。

 大橋を渡って、16時20分に無事ホテルに戻ってきた。
   
 東京で娘一家と食べた鳥貴族の店もあったが、夕食はぎょうざにした。何十年ぶりかで餃子の王将に入る。ぎょうざに生ビールは最高にうまい!
 
 明日はいよいよ今回の旅のハイライトである京都の高尾ドライブである。   

 
 ≪ 11月26日(火) ≫

 6時に起きて、朝食を済ませて、7時40分に出発、これから京都の高尾に向かう。

 通勤時間帯であるが、反対車線の方が混雑していた。京都の町に入る。いつも歩き回っている京都の見慣れた街並みの中を車で走るのも爽快である。

 山を登りながら感動の紅葉が出迎えてくれていた。
 高尾に着いたのは9時10分、市営の駐車場に車を止める。駐車料金は1,040円と公営にしては少々高めであった。

 裏参道から高山寺に向かうが、ここは災害復旧工事中とのこと。一応、上まで行ってみるも、中には入ることができなかったが、最高に紅葉が綺麗であった。

 車に戻って、来た道を少し戻り、「高尾パークウェイ」へ。

 高尾口にて1,050円(ネット割引)を支払い、すぐに駐車場に車を止める。


 駐車場周辺の紅葉も見事であった。ここで小休止し、更に紅葉ドライブを続ける。

 途中、保津峡展望台に立ち寄る。ここから見下ろす保津峡の紅葉も見事であった。多くのカメラマンが構えているので、トロッコ列車の通過時間を確認すると、後、5分で通過することとなっていた。

 ビデオとカメラの撮影が忙しい。保津峡と紅葉とトロッコ列車と、最高のショットが撮れた。

 車に戻って、車の中からの撮影も忙しい。最高の時期に期待のドライブにきたようだ。

 嵐山に出ると、どこも駐車場は満車状態で、車を止める場所がない。よって車の中から京都旅情を楽しむ。

 渡月橋の近くは更に混雑していたので、小生のみ車を降りて、ビデオと写真撮影をし、ゆっくりと車に戻り、渡月橋を渡る。予定の行動を全て終えたので、ここから大阪南港に向かうが、時間があるので、一般道にて大阪に向かうこととした。

 国道1号線を走る。次に同2号線を走る。ちなみに1号線は東京から大阪まで、2号線は大阪から福岡まで、更に3号線は福岡から鹿児島まで走る。九州はこの他に10号線があって、これは福岡から大分経由で鹿児島まで走る。
 よって、3号線と10号線で九州が一周できることになる。

 途中のファミレスで昼食を済ませて南港着15時15分、今日は17時発の夜行フェリーである。

 ネットで予約しているので、車にいたままQRコードをチェックしてもらうだけで乗船手続きが済む。

 15時50分に早くも乗船、1等船室(3人で貸し切りで、車も込みで27,000円と格安)でしばらく休み、早速展望風呂に向かう。この後はバイキングの夕食が待っている。

 17時からレストランで夕食タイム、まさにディナークルーズである。船は波静かな中を航行していく。
 またまたここまでの旅の無事を祝って乾杯する。今日は女房も運転で疲れただろうが、息子とバイキングの夕食を楽しんでいるようである。

 部屋に戻って、ネットでニュースを確認し、ほろ酔いで休む。    

 


 
≪ 11月27日(水) ≫

 朝、4時半に船内放送があり、後1時間で予定どおりに門司港に着くとのこと。
 夕食バイキングを食べた人には朝食がサービスがついている。

 パンに、サラダに、ゆで卵、牛乳、ジュースといった軽いメニューであるが、我が家も朝はパン食なのでこれでちょうどいい。

 無事着岸し、車に乗りこんで、九州道を走り、7時15分に無事自宅に戻ってきた。
 総走行距離は偶然にもちょうど1,000kmとなっていた。

 今回は期待した紅葉があちこちで見られ、最高に感動のドライブ旅となった。

 京都の紅葉旅は一応これで終わりとするか???