〜〜〜  仙台 ・ 松島島めぐり旅  〜〜〜 
≪ 平成29年10月3日(火)〜4日(水) ≫


 
≪ 10月3日(火) ≫
 

 JALからメールが来た。10月末で約4万マイルの有効期限が切れるとのこと。

 よって、東京の孫のところに行こうかと思っていたが、孫たちは新体操の練習で忙しそうなので、東京は止めた。
 さて、ではどこにするか?

 これまで行ったことがない空港に行ってみるかと思ったが、一日1便しかなく時間的に不便なところばかりで、結局、以前も行った仙台に牛タンを食べに行くことにした。家族3人で4.5万マイル使用となる。

 3日は2便の予約が取れた。4日も2便が取れたので、この日に松島の島めぐりをして帰ることとした。

 昼前に自宅を出発、予約していた空港近くの駐車場に車を預け、新しくなった福岡空港ターミナル内を散策する。
 改装工事も終わり、雰囲気もかなり変わっていた。
 オープンスペースにグルメコーナーがあって、いくつもの店が並んでいる。国際空港でよく見かけた風景である。

 ただし、これまでよく利用していたロイヤルが店が狭くなり、テーブルや椅子なども空港内で統一されたようで、かっての豪華さやゆったり感がない店になってしまったのは残念であった。この残念な店に入って昼食を済ませる。夕食がバイキングなので軽めにしてビールも控えた。

 14時半定刻発、2時間弱のフライトで16時15分に仙台空港着、空港アクセス線にて仙台へ、更に東北本線に乗り換え松島へ。
 18時前に松島に着いた。ホテルの送迎車にてホテルへ。

 前回は松島の高台にある「絶景の宿」に泊まったが、今回のホテルは大江戸温泉物語グループの「ホテル壮観」にした。このグループのホテルは全国に34か所あり、九州にも別府と長崎にある。
 「すべての温泉宿で、いい温泉とうまい料理をとびきりリーゾナブルな料金で提供!」がうたい文句 の宿である。

 部屋に落ち着いて、早速バイキングレストランへ。
 和洋中のメニューが多数並べられ、食べ過ぎが怖くなる。
 牛タンだけで5皿いただいた。ここ仙台の牛タン焼きは、肉厚で有名であるが、その歴史は古く、1948年に牛タン専門店がここ仙台で開業したのが始まりで、仙台市内に一気に広まった とのこと。塩味で寝かせたものを焼いた牛タンは、一度食べたらやみつきになる味である。

 仙台牛ステーキも美味であった。

 部屋に戻り、早速温泉に向かう。 露天風呂があったので、ここでのんびりする。
 もう、仙台に来ることも無いだろうと感無量の心境になる。

 かって、現役の頃にはここで担当官会議があり、現地局の方々に大変お世話になった。
 特に同世代の土屋氏とは長いつきあいになったが、今では音信もなくなった。
 この土屋氏は、現役の頃に日本百名山を踏破したつわものであった。
 今、小生も日本アルプスや日本百名山に名を連ねる山々を楽しんでいるが、土屋氏は元気にされているのだろうか?

 

 
≪ 10月4日(水) ≫


 6時に起きる。天気は曇りである。
 テレビをつけると、アメリカダウが好調で、連られて日経平均も上げ基調で好調さを保っているようだ。

 朝食を済ませて、9時過ぎにチェックアウトし、ホテル送迎車で、島めぐりレストハウスへ。
 10時発の仁王丸に乗船、かってはかもめのえさ遣りができ、売店でカッパエビセンが販売されていたが、松の木の保護のために当局の指導で平成26年から中止になったとのこと。 女房が残念がっていた。

 船内に「他のお客様もおりますので、ペットは・・・。」と注意書きがあったが、「おります」ではなく「おられます」ではないのかと一人頭をかしげる。

 快適に島々を回っていく。天気もよくさわやかなクルーズである。
 デッキに出て、特徴的な島々の写真をとりまくる。写真を撮っても、保存するのは少数であるが・・・。

 50分で港に戻り、ここから歩いて瑞巌寺へ。
 この瑞巌寺は臨済宗の寺であるが、現在大補修工事中で、9年間の工事を終えて来月には全山大公開となる。

 ガイドさんの声に耳を傾けると、この寺も6mの津波が押し寄せてきたとのこと。
 ここ松島地域は、散在する島々のおかげで、津波の被害は他地域に比べ比較的に軽かったらしい。
 今では、その被害も感じさせないような、活気にあふれていた。

 本堂に上がり拝観して、更に本堂内の造りや装飾品等を鑑賞しながらぐるりと回って戻ってくる。
 宝物館である青龍殿にも立ち寄る。別途料金は不要であった。
 政宗公27歳の時の木像があったので、目礼し敬意を表しておいた。

 ここから松原海岸駅に向かう。
 ちょうど11時12分の電車が出たばかりであったので、駅前のレストランに入る。パスタのセットコースを注文したので、時間がかかり、11時44分には間に合わず、結局1時間後の12時12分発に乗車して仙台へ。仙台では、レトロバスに乗る予定であったが、あまり時間の余裕がなくなったので、駅前をぶらぶらし、空港へ。

 空港でまたのんびりとし、16時45分発で福岡へ。
 2時間弱で福岡空港着、車を預けた会社に電話して迎えの車に乗りこみ、マイカーに乗り換え自宅へ。
 20時前に無事帰宅した。

 今回の旅はJALマイルを利用しての気楽な旅で、終始のんびり旅で終わった。

 
 後日談 : 旅の翌日、夕食に伊達の牛タン(しかも芯タン)が出てきた。女房が内証で買ってきていたものであった。
 改めてワインを飲みながら高級な牛タンを楽しむ。女房に感謝!!!