〜〜〜  沖縄・ツアーぶらり旅紀行  〜〜〜 

《 平成27年6月21日(日)〜24日(水) 》 

 〜 6月21日(日) 〜
 
 福岡空港発17時30分にて沖縄へ。
 梅雨の合間のこの時期の国内旅行は既に梅雨明けした沖縄が最適である。
 3泊4日のツアーであるが、気軽なぶらり旅としたい。
 料金は二人で7万円であるが、ホテルは3泊ともデラックスクラス宿泊と超格安でセットされている。ホテルライフだけでも十分に楽しめそうだ。
 ツアーメンバーは38名で、13名と6名の団体もいる。

 19時10分沖縄・那覇空港着、現地添乗員の案内でバスに乗り込みレストランへ。「サムズレストラン」というステーキハウスであるが、女房はステーキを、小生はシーフードにする。シーサーの焼き物に入ったカクテルを頼み、熊本市から参加の母娘さん、中津市からの夫婦連れさんと乾杯する。食後ホテルへ。

 沖縄へは仕事でも何度か来たが、観光で来たのは4回目となる。日本でリゾート気分を味わうには最高の場所であり、今回も久しぶりの沖縄を満喫したい。

 ※ 宿泊 ; ホテル日航那覇グランドキャッスル


〜 6月22日(月) 〜


 6時に起き、軽く食事を済ませて部屋でくつろぐ。少々小雨模様である。今日は沖縄上空に前線が滞留し、一日不安定な天気のようだ。

  9時にホテル出発、これから名護市に向かい、「ナゴ・パイナップルパーク」へ。10時過ぎにパーク着。パイナップルやチンスコウ、ワインなどを試食・試飲し、すぐ隣にある「森のガラス館」へ。ガラスをふきながら見事に「駈け上がる馬」を造られていた。 ぶらり旅なので見るだけにし、できるだけおみやげは買わないようにする。

 11時半にガラス館から「古宇利島」へ向かう。屋我地島と古宇利島を結ぶ古宇利大橋(1960m)を渡って、20分ほどで着いた。 「ある日、二人の子供が天から降って来た。」という人類創造伝説の神話が残る島であるが、残念ながら小雨模様で、エメラルドグリーンと謳われる海は諦め、おみやげ店で時間をつぶす。
 
 12時10分発、バスの車窓から眺める両サイドの海は素晴らしい見事な色合いを見せている。
 12時35分「海洋博公園」着。ここで3時間弱のフリータイムとなる。既に雨は上がっていた。
 まずはバイキングレストランへ。20分ほど待ってレストラン内へ。海側の見晴らしのいい席に案内してもらった。生ビールがおいしい。 またまた少々多めの昼食となってしまった。

 食後、「沖縄美ら海水族館」へ。「じんべいサメ」が泳ぐ巨大な水槽は相変わらず壮大であり、海の一部を切り取って、運んできたような景観に驚くばかりである。
 お客さんには中国からの観光客も多い。韓国がMERS の影響で観光客が激減し、特に中国の観光客が韓国を避けて日本に来ているとのこと。観光客が増えることは、観光立国をうたう我が国にとっても有難いことである。

 中国の観光客はカメラをセルカ(セルフカメラの略)棒(他に、自撮り棒とかセルフィ棒とも呼ばれている。)にセットしている人が多い。水族館内は危険防止のために、このセルカ棒は使用禁止と標示されていたが、あまり意に関せずという人が多いようだ。しかしながら、女房にカメラ向けて構えていると、「一緒に撮りましょうか?」と身振りで声をかけてくれる中国人も何人かいた。確実にマナーのいい観光客が増えてきているようだ。

 水族館を出て、急ぎ「熱帯ドリームセンター」へ。熱帯の果樹や花々が咲き乱れている。蘭の種類も多く、十分に楽しめる温室となっている。

 15時25分海洋博公園出発、16時25分「万座毛」着。「毛」は原っぱのことで、一万人座ることができる原っぱというのが語源となっている。ここは沖縄随一の景勝地と謳われる名所で、東シナ海に広がるパノラマ景観が素晴らしく、手前にある「 象の鼻」のような岩場が一段とその景観を引き立たせている。

 16時55分出発、今回はツアーメンバーが皆集合時間よりも早目に集合するために、スムーズなツアー行程となっている。

 17時15分、恩納村にあるホテルに着いた。道中に「おんなの店」との看板が目に着いた。女性限定の店なのかなと女房と話していたが、どうも地名の「恩納」を店名にした店であるようだ。 

 またバイキングの夕食である。窓際の言い席を準備していただいた。
 飲み放題を頼み、生ビールから地元の泡盛、更に赤ワインを楽しむ。赤ワインが少々甘口だったので一杯で終わり締めにウイスキーをダブルでもらう。

 食後、軽い運動を兼ねて目の前の砂浜に散歩に出かける。このホテルは室内用と室外用のスリッパが部屋に準備されていたので、室外用のスリッパでそのまま海岸に出る。
 今日は午前中は雨模様であったが、午後からはすっきりと言い天気になった。
 夕景の沖縄の海岸の散歩である。この時がまさに最高のリゾート気分を味わう瞬間であろう。
 旅情を満喫して部屋に戻り、大浴場へ。沖縄の各リゾートホテルにプールをあるが
、このホテルは珍しく大浴場を備えている。大浴場でくつろぎ、部屋に戻って今日の日本市場を確認する。 ギリシャの金融不安が少し薄れたのか、日経平均は253円も上げていた。

  ※ 宿泊 ; ホテル ムーンビーチ
  

〜 6月23日(火) 〜

 朝6時に起きる。今日は気温は最高33℃の予報、暑い一日になりそうだ。
 食事を済ませてまた海岸を散歩する。
 今日はフリータイムでの南部地方観光のオプションは申し込まず、国際通りをブラブラ歩きし、牧志公設市場で昼食の予定である。

 9時5分ホテル出発、20分に「沖縄の駅ちゃんぷる」着。入場料を払って「琉球村」へ入る。
 沖縄諸島で伝説の生物である妖怪「キジムナー」の家もあった。
 おみやげ店で、今日の日本市場の好調さを祈念して、琉球大判(500円)と小判(100円×10枚)を買う。 

 10時20分琉球村発、11時10分「那覇ショッピングセンター」着。
 各種泡盛がずらりと並んでいたが、見るだけにする。

 50分出発、12時ちょうどに国際通りの入り口になる、「県民広場」着。ここで解散となるが、フリーなのは我々夫婦ともうひと組の夫婦のみであった。

 時間が昼食タイムになったので、まずは牧志公設市場へ。1階で魚を選び、2階で調理をしてもらえるが、ここでも日本人から中国人の観光客が多く、2階食堂も満員状態だったことと、バイキングの食事が続いて若干胃が重ためであったので、軽く済ませ ることとし、ソーキソバとした。

 国際通りは汗ばむ陽気で、ブラブラするにも暑いので、ドンキホーテの店に入り、店内を散策する。
 また国際通りを歩き、おみやげ店を覗きながら戻っていく。

 途中にかき氷の店があったので、ここで宇治金時を食べ、ゆっくりと休む。
 汗もひっこんだので、ここから県民広場前にある「パレットくもじ」へ入る。ここの4階に「那覇市歴史博物館」があるのでここに入る。そういえば、「くもじ」とは地名の「久茂地」からのものと思われるが、何故かビル内に「くもじい」がいたような・・・?

 集合時間が近づいたので、県民広場で待機する。
 ほぼ時間通りにツアーバスが来て、これに乗り込み16時40分発、17時10分にホテルに着いた。

 夕食はまたバイキングで、またまた飲み放題を頼む。今回はスパークリングワインも飲み放題メニュに入っていたので、これに決めた。生ビールからスパークリングワイン2杯、赤ワイン2杯で終わり。
 

 部屋に戻って、日本市場を確認する。今日は381円の上げと、今年最大の上げ幅を記録していた。さては大判・小判を購入したのが早速効いたのか!

 ※ 宿泊 ; サザンビーチホテル&リゾート


〜 6月24日(水) 〜

 朝6時に起きて7時に朝食、食後そのまま海岸に散歩に出かける。
 ホテルの外の門扉はボタンを押すと開き、外からはカードキーをかざして開けることになる。なかなかセキュリティが行きとどいたホテルである。
 今日はもう帰る日になるので、朝の散歩を満喫する。

 部屋に戻って、9時25分ホテル出発、10時10分首里城公園着。入場料を払って首里城正殿内へ。
 いにしえの那覇王朝に思いを馳せながら見て回る。

 11時10分出発、30分足らずで那覇空港へ。
 ここでもソーキソバで軽く昼食を済ませて、13時30分発で福岡空港へ。
 15時15分着、地下鉄にて16時半前に無事帰宅した。
 
 今回はホテルが豪華で、超リッチな沖縄旅行になった。
 以前、JALのマイルが貯まって、これを利用したこともあったが、レンタカー代、ホテル代、食事代等で結局割高なものになってしまった。
 今回のツアーは2人で7万円と格安であったが、その内にまた本場のソーキソバを食べに、沖縄ぶらり旅を計画することとしよう。