〜〜〜  熊本 ・ 阿蘇ファームランドへの旅  〜〜〜 

《 平成25年8月8日〜9日 》 

 
〜 8月8日・木曜日 〜

 
 我が家のひょうたんは順調に生育し、既に大小取り合わせて8個の第一回目収穫を終え、 現在加工中であるが、まだ次々に雌花が咲いて小ひょうたんが育っている。
 これらのひょうたんが夏が終わるまでに十分に成熟してくれればいいがと期待している。

 今日から1泊2日で阿蘇ファームランドに出かける。夫婦に息子、娘、孫2人の計6人になるので、7人乗りのレンタカー「WISH」を借りた。アクセルから足を離すと、すぐにエンジンブレーキが効きだし、また フットブレーキの効きが良すぎて、その運転加減が難しい。  

 8時50分に荷物を積み込んで自宅を出発、10時前に広川SA着、ここで朝食を兼ねて小休止する。相変わらずここのサービスエリアは人気のようで、車と人が多い。

 10時半に出発、一路、阿蘇ファームランドを目指し、12時ちょうどに着いた。
 阿蘇高原であるが、それほど涼しいわけでもない。

 宿泊者専用の駐車場に車を止めて、受付にてチェックインする。今回は、スティパックにしたため、19種類のメニューの中から自由に3種が選べることになっている。ヴィレッジへは16時から入れるとのこと。

 クロークで荷物を預かってもらい、早速、サービスメニューの一つであるランチにワールドキッチンに向かう。
 和洋中のバイキングで料理の種類が多い。孫の二人も慣れたものである。
 これから運転することもないので、生ビールを飲む。昼から飲むビールもまた格別である。

 食事を終えて、サービスメニューの中から、手作り体験館でのジェルキャンドル作り体験を選ぶ。皆それぞれに趣向が違って、出来栄えもそれぞれに味がある。
 
 次にサービスメニュー外であるが、ドクター・キッスフィッシュを体験する。孫のところよりも小生のところに多く集まるのは、えさとなるものが多いためか?

 15時半になったが、暑さ真っ盛りといったところで、娘と孫は「元気の森」へ、他はビレッジへ向かう。

 ビレッジ内で小休止して、早速阿蘇健康火山温泉へ。露天風呂に行くと、ワイン風呂あり、ミネラル風呂ありと、とても入りきれないくらいに各種の風呂がとりそろえられている。
 ワイン風呂に入り、空を仰いでゆったりと流れる雲を眺めていると、中国人の子供達が大挙入ってきて、大声ではしゃぎあって、静けさから喧騒に変わってしまったので、早々に上がる。
 博多湾にも中国からの大型観光船がまた就航を始めたとのことで、中国からの観光客が増えてきているようである。

 そういえば、中国の観光旅行会社は、ツアーの出発前に旅行中のマナーのセミナーを始めたとのこと。世界遺産に落書きしたり、ゴミをポイ捨てしたりと、一部の人ではあろうがマナーが悪いためのセミナーである。旅行 先では世界の人々が皆楽しく、かつ心地よく感動を味わいたいものである。

 孫たちもビレッジに帰ってきて、風呂に向かう。

 風呂から戻って、皆で夕食に向かう。選べる夕食の中から、バーベキューを楽しみにしている孫達のために焼肉レストランにする。ここでも生ビールがうまい。孫たちは「肉! 肉!」と食欲旺盛である。

 帰りにはイルミネーションを楽しみながらビレッジに戻る。
 星が綺麗だったので、さっそく「iーpad」を持ち出し星座ソフトを起動して星空観賞会とする。


 明日も天気はよさそうだ。
 

〜 8月9日・金曜日 〜

 朝、6時半に起き、しばらく本を読みながら過ごす。

 食事は昨日のワールドキッチンへ。

 10時にチェックアウトを済ませて、クロークに荷物を預け、サービスメニューのおもしろ水族館アクアに入る。ウーパールーパーすくいあり、ザリガニ釣りあり、クワガタ、カブトムシ等もいて、孫達も十分に楽しめたようでよかった。

 11時20分に阿蘇ファームランドを出発、ブレーキの効きのいいレンタカーに乗って玉名に向かう。ここには、女房の妹の旦那がサラリーマンからリタイアしてソバ屋を開店している。

 熊本ICで高速に乗り、菊池ICで高速を降りて、13時過ぎに目指すソバ屋へ着いた。

 店は「風の丘」と称しているが、時折涼しい風が吹いてはいるものの、店内はクーラーがないので暑い!

 最近の日本列島は各地で連日36℃を越える猛暑が続いており、40℃を越えるところも観測されている。
 温暖化の影響なのか? 日本では原子力発電所が止まったままなので、その分、CO2の排出量は増えてはいるが、その影響が直ちに出るものではない。それにしても、我が国は原子力発電所を無くしてしまうと、基幹エネルギーは何に頼ればいいのだろう。再生可能エネルギーは基幹エネルギーを補完する意味ではその役割があるが、これに全面的に頼るわけにはいかないので、結局は化石エネルギーに頼るしかなくなる。化石エネルギーはこれから経済発展を遂げようとしている発展途上国にとっても最も使いやすいエネルギーであり、需給の面からその価格もジリジリと上がってきそうである。また、順次原子力発電所を廃止していくにしても、廃炉に向けた費用や使用済み核燃料の維持管理費などの原子力関連費用は全て電気料金に上乗せされることになる。その結果、電気料金は更に高くなって、我が国の製造業は競争力がなくなり、次々に海外に移転していき、国内では失業者があふれることになりそうな気がする。
 こんなことを考えていると、益々暑くなってくる。

 お客様サービスといった観点からはやはりクーラーが必要であろう。これだけの暑さの中を訪ねてきてくれたお客様に、おいしいソバと、ほっとくつろげる空間を提供するには、やはりもっと涼しさが必要であると思われる。
 が、開店して初めて迎える夏であり、経営方針があってのことだろうから、弟君に敢えて提言はしなかった。

 ソバはおいしかった。孫たちも「おいしい!」と御満悦の表情であった。

 孫たちがしばらく水遊びなどをして楽しみ、15時に出発、17時過ぎに無事帰宅、荷物を下ろして、ガソリンスタンドにてガソリンを満タンにし、レンタカー会社に車を戻して18時に帰宅した。

 早速、庭全体の植物への水やりをし、点検する。ひょうたんのつるがまた一段と伸びている。

 そろそろ第2回目の収穫をするとしよう。

 ※ 8月12日;40個強の第2回目の収穫(赤写真)を行った。また、加工作業が大変である。