〜〜〜  別府温泉・地獄めぐりの旅  〜〜〜 

《 平成22年01月25日〜26日 》 


〜01月25日・月曜日〜

  昨日、ファイナンシャルプランナー技能士資格試験を受験し、採点結果、15問中12問正解で無事合格ラインに達していた。

 やっと試験を終えたので、早速、温泉旅行に出かける。今回はJRで旅することとし、別府を目的地とした。

 博多駅で弁当とつまみと缶ビールを買い込んで列車に乗り込み、10時ちょうど発のソニックで大分に向かう。

 仕事では昨年までよくJRを利用していたが、最近は遊びで出かける時はもっぱら車である。JRを利用するのは何年ぶりのことになるのか。

 列車の揺れるにまかせて女房は心地よさそうに居眠りしている。窓外の景色を見ながら飲むビールがうまい。
 
 別府駅に着いて、構内にある観光案内所で鶴見岳の霧氷の状況を尋ねると、早速電話で確認してくれて、残念ながら今は見れないとのこと。先週末から寒波が下りてきていたので大丈夫かと思っていたが無理であった。

 やむなく「べっぷ地獄めぐり」に切り替える。観光バスが13時発となっているので、喫茶店でコーヒーを飲みながら時間をつぶす。 駅前を忙しそうに人が行き来しているのを眺めながら時が流れていくのを待つ。 

 13時発、大型バスにガイドさんと我々夫婦以外には夫婦1組のみ。北浜バスセンターから更に夫婦1組が乗り込まれ、なんとかお客が6名となった。しかしこれではとても採算がとれないだろうと余計な心配をしてあげる。観光バスの料金は3600円だが、この内2000円(正規の料金)は地獄めぐりの入場料である。

 地獄めぐりは「海地獄」⇒「鬼石坊主地獄」⇒「山地獄」⇒「かまど地獄」⇒「鬼山地獄」⇒「白池地獄」⇒「竜巻地獄」⇒「血の池地獄」の順で回る。最初の6地獄は歩いて見て回り、 その後バスに乗り込んで場所を移動し、残りの2地獄を見て回った。この地獄めぐりも何十年ぶりかであるが、それなりに見応えはあった。(個別のコメントは省略)

 15時30分に北浜バスセンターに戻り、ここで観光バスから降り、運転手さんとガイドさん、同乗者に別れを告げる。まだホテルに入るには少々早いので 、まだ登ったことがない「別府タワー」に初めて登る。料金は200円 と安い。 

 ここ「別府タワー」は1957年(昭和32年)の完成で、日本で3番目に古いタワーとのこと。(1番目は名古屋テレビ塔、2番目は大阪の通天閣)

 別府市内が眼下に広がり、360度の展望は素晴らしい。海岸沿に今日泊まる「富士観ホテル」が見えている。
 この展望台は22時まで入場可能であるので、夜景が綺麗な夜がお勧めである。

 少々早いが、16時過ぎにホテルに入る。

 ゆかたに着替え、早速ホテル12階にある露天風呂に入る。時間が早いので、一人貸し切り状態である。

 別府湾を見下ろしながら、リッチな気分に浸っていると、ふと「やっと試験も終わったか・・・」と改めて安堵の気持ちが浮かんできた。

 しかしながら、試験は終わったものの、これからやりたいことが次々に浮かんでくる。

  @ 買い込んだ投資関連書籍50冊強の読破
  A 6年間の投資実績の総括、独自の投資戦略の確立
  B 膨大な写真ネガのデジタル化、あわせてポジ写真の整理
  C 手持ち各種リキュール類での作成可能なカクテルレシピの作成
  D ワインの勉強、買い込んだ関連書籍の読破、データベース化
  E 今年のこれからの登山計画の作成
  F イタリア旅行のための関連情報の収集、整理
  G 春に向けた鉢植え500鉢の植え替え準備、地上フレームの建て直し 
 
 等々と目白押しである。また、そろそろ所得税の確定申告の準備もしておかなければならない。

 その内に数名が風呂に入ってきた。挨拶しても言葉が通じない。韓国から来た方々であった。

 夕食は蟹食べ放題のバイキングコースもあったが、ゆっくりできる部屋食の伊勢海老コースで予約をしておいた。テーブルに料理が豪華に並べられる。
 伊勢海老のぷりぷりとした歯触りが心地よく、ビールがうまい。さしみも新鮮でおいしい。今日は焼酎を頼み、これを飲みやすくするためにお湯で更に薄めて飲む。
  
 食後、また露天風呂に入りに行くも、韓国の方々で満員状態であったので、早々に引き揚げる。
 テレビを見ながら、このような旅もたまにはいいかと女房と話しながら夜は更けていく。


〜01月26日・火曜日〜

 6時半に起き、朝風呂に入り、バイキングの朝食を済ませて、海岸に散歩に出かける。結構風が冷たく気温も低いようであるが、見上げる鶴見岳にはやはり樹氷は見えない。

 海岸沿いは工事中であり、大々的に整備されているようである。
 波打ち際では数羽のかもめが波とたわむれている。ゆりかもめの冬の羽は白いので、これはセグロカモメか?

 1時間ほど歩き回ってホテルに戻る。
 チェックアウトを済ませてぶらぶら歩きながら別府駅に向かう。10時22分発のソニックで博多に戻る。今日は午後から「2010年新春野村投資セミナー」が開催されるのでこれに間に合うように戻らなければならない。

 帰りはくつろいで帰りたいためにグリーン車とした。飲み物サービスがあるとのことでコーヒーをいただく。
 女房がグリーン車に乗るのは新婚旅行以来だとはしゃいでいる。

 博多に着いて、天神まで100円バスで行き、荷物をコインロッカーに預けて軽く昼食を済ませ、セミナー会場に行く。

 セミナー会場は637人が入る大会場で、係の人が「申し込まれた方が全員おみえになると満席になる。」と案内されていた。最近は投資に関心がある人が多いようである。

 説明は野村証券の福岡支店長さんがされる。資料は立派な90ページの冊子になっている。
 話を総括すると、過去「0」が付く年は相場状況がよかった。今年はその「0」がつく年である。各企業はリーマンショック後、その対策を講じてきたので、昨年は 業績が悪かったが、今年はその対策の効果が出てくる年になるので業績はよくなる。世界的には中国を中心に成長が著しく、先進国でも堅実な成長率が望める。よって野村証券としては、今年は強気の相場感を持っている。 ・・・というような話の内容であった。

 資料には今年、更にはここ数年にわたり有望と思われる個別銘柄も多数紹介されている。これらの銘柄については独自に、分析をしてみることとしよう。

 セミナーが終わって女房と落ち合い、イタリア旅行に着ていくコートを買って帰る。これからイタリアの情報収集を行いながらの準備が楽しくなる。