〜〜〜  東 京 2 泊 の 旅 〜〜〜 

《 平成21年3月13日〜15日 》 


〜3月13日・金曜日〜

 13日の金曜日、仕事を終えて急ぎ空港へ向かう。

 空港に着いたのが6時20分、チェックインして女房を待つ。間もなく現れた。

 3階にあるJALレストランで夕食にする。 ビールと料理のセットメニューが5種類ある。この内、2セットをセレクトし、他に少々つまみを注文し、窓越しに見える見える福岡の夜景を見ながらビールで乾杯する。

 19時55分発、東京へ。羽田空港からモノレール、JR山手線にて新橋へ。
 今回は、日航銀座ホテルが改装記念とかで特価でのメール案内がきていたのでここを2泊予約していおいた。着いたのが23時少し前、チェックインし て部屋に落ち着くも、せっかく銀座にきたので少しぶらついてみるかと外へ出てみたが、小雨混じりの中で風が強いため、早々に引き上げた。


〜3月14日・土曜日〜

 今日は当初の予定では、千葉の海に遊びに行くことにしていたが、天気がよくないようなので、娘婿の陽一君の里である群馬方面にドライブすることにしている。昨日同様に、相変わらず 雨交じりの風が強く、天気はよくない。

 7時半に秋葉原に着いた。ここから総武線へ乗り換える予定であったが、強風のために運転を見合わせており、運転再開時間は未定とのこと。よって、タクシーで亀戸に向かうことにした。
 しかしながら、タクシー乗り場は長蛇の列で、強風の中を傘をさして並ぶ気もしない。駅の反対側に向かっていると、そこにちょうど空車のタクシーが来た。女房が手を挙げると 直ちに寄ってきて止まってくれたので、これに乗り込み亀戸に向かう。運転手さんに助かったと言ったら、さっきのお客さんからもそう言われたとのこと。

 亀戸に着いて、しばらくすると息子も浅草橋からタクシーでかけつけた、これで全員がそろった。準備をして総勢7名で車に乗り込み群馬に向かう。

 9時過ぎに出発、高速に乗って群馬方面へ向かう。3時間ほど走って、右手に赤城山、左に榛名山という絶好のロケーションにある利根川沿いの赤城町にある「陽一郎園」に着いた 。ここで苺狩りをする。
 ここでは大人1,500円(幼児は900円)で30分間苺が食べ放題になる。練乳が入ったプラ容器を渡され、苺が実っている広大なフレーム内で苺をつまみながら歩き回る。孫の七星と心彩も満足そうにしていたが、最も満足していたのは娘の康子で、昼に予定しているうどんが入るだろうかと今から心配している。

 12時40分に出発、伊香保町の水沢に着いた。うどん専門店が連なっている一角にある「水沢うどん・大澤屋」に入る。ここは駐車場も広いのにほぼ満車状態であった。
 120名が収容できる大広間に案内されて、奥のテーブルに座り込み、舞茸天ぷら付きざるうどんを注文する。舞茸の天ぷらが皿からはみだすほど大きい。麺はこしがあって美味しかったが、味噌だれもよかった。

 14時20分、ここから伊香保温泉街に向かう。 間もなく着いた。かっては相当に賑わった温泉街であるようだが、既にさびれてきており、廃墟みたいな建物があちこちに散在している。長い石段を降りていくと、台湾の九分を思い出すような風情であり、感慨深いものがある。

 15時25分、ここから、桐生市に向かう。途中大型ショッピング店に立ち寄り、更に桐生市では有名なのこぎり屋根のレンガ造りの建物である「ベーカリーカフェ・レンガ」で焼きたてのパンを購入し、その後、陽一君のご両親と一緒に食事をすることにしている 場所に向かう。
 少し高台にある「きのこ茶屋」は、なかなかしゃれたたたずまいで、きのこ様の建物に案内される。ここは美味しんぼでも74巻でも取り上げられている茶屋である。
 鳴神山コース(炭火焼きコース)を人数分注文する。ビールに、酒はご当地の「赤城山」を注文する。

 係りの人が焼いてくれて、こちらは食べるのみ。焼き具合もほどよく、酒がおいしい。群馬のお父さんは、今は「NPO法人桐生再生」で活躍されていいる。 パンフ等の写真はほとんどがお父さんが撮影されたものとのこと。1年前に立ち上げて桐生市の近代化遺産等の案内をされているが、 最も人気のコースが1コースの「のこぎり屋根めぐり」とのこと。既に観光コースにも取り入れられるなど発展著しく、 法人活動もお忙しいようだ。

 お腹がいっぱいになって、ここから東京へ戻る。駆け足でのドライブになったが、群馬は周辺に温泉も多い。今度はゆっくりと草津温泉にでも泊まりで楽しむことにするか。
 


〜3月15日・日曜日〜
  
 朝、6時半に目が覚める。起き出して外を見ると昨日の朝とはうって変わって、ビルの合間から青空が見え、いい天気になっている。早速着替えて、朝の銀座を散歩する。
 1昨日の夜も少しぶらついたが、着物姿やドレス姿の女性があちこちで店のお客さんの見送りをしていた。やはり銀座は銀座であり、社交界としてまだまだ活気を帯びている・・・ように見えた。

 カラスが多い。ゴミ袋を食い破ってえさをついばんでいる。中には青いメッシュをかぶせて防護しているものもあり、こちらは鳥害にはあっていない。

 しばらく歩いていると、胡蝶蘭が無造作に棄ててあった。お客さんからもらったもので、花が終わったからゴミとして棄てたものであろう。横目で見ながら通りすぎたが、もったいないので、まずビニール袋を調達し、チェックをして葉 と根が元気なものだけを拾い上げて3株袋におさめた。買えば1株1,000円はする。

 今日は、上野動物園に行くことにしている。9時に亀戸に行き、息子とも合流してそろって出掛ける。陽一君はマンションの契約関係で忙しいため、昼頃に合流することとしている。

  上野動物園は何十年ぶりになるのか。駅から動物園に向かう人の数も多い。まずはモノレールで西園へ行き、また東園へ戻りとしばらく楽しんで、12時前に園を出る。駅前で陽一君に合流して、ここから空港に向かう。

 羽田空港の第2ターミナルへは初めて行った。ここはANA便の発着のため普段は用事がないためである。ここで「赤坂離宮」に入る。ランチメニューで手軽な料金で 中華を楽しめるようになっている。
 それぞれ好きなものを注文し、食べ終えてから、第1ターミナルまで歩き、ここでおみやげを買って別れる。 孫の七星はぐっすりと寝ており、代わりに心彩が手を振ってくれる。

 これで2泊3日の旅がほぼ終わった。後は福岡に帰るのみである。

 また、明日からは仕事だ!