チリワインはまだ歴史が浅いが、品質が高く価値が安いので評価されている。

　チリのワインは１５５０年代にスペインの宣教師がぶどうを持ち込んだのが起源となっている。１９世紀にフランスから「カベルネ・ソーヴィニヨン」、「メルロー」、「マルベック」、「セミヨン」、「ソーヴィニヨン・ブラン」などの品種を持ち込んでいる。その後、フランスで、ぶどう根アブラムシ病虫が流行したが、チリではこの虫がいないため世界で唯一自根でぶどうが栽培されている。
　※　他の国では全てフィロキセラ耐性のある台木に接木されて栽培されている。


【チリワインの産地】

�@　マイポ・ヴァレー地域　；　首都サンチャゴがある。ぶどうの高貴種が多く栽培されている。

�A　ラペル・ヴァレー地域　；　ぶどうの高貴種が多く栽培されている。

�B　クリコ・ヴァレー地域　；　ぶどうの高貴種が多く栽培されている。

�C　カサブランカ・ヴァレー地域　；　ぶどうの８０％がシャルドネ。