〜〜〜   カ ク テ ル   〜〜〜  


 最近(平成17年)になってカクテルの勉強も始めた。

 とりあえず、「ジン」と「ウオッカ」と「ラム」をベースに、リキュール類を「ブルー・キュラソー」、「ドライ・ベルモット」、「コアントロ」、「カルーア・コーヒー・リキュール」、「グレナデン・シロップ」、「ペパーミント・グリーン」、「カンパリ」、「パッション・フルーツ・リキュール」、「ストロベリー・リキュール」、「クリーム・リキュール」、「グリーンティ・リキュール」、「メロン・リキュール」、「オレンジ・ビター」、「カクテル・レモン」、「ライム」等々を買い求め、更にシェーカーも購入、腰と腕の運動も始めた。

 カクテルについて独自のレシピを作成すべく、色々ベースとリキュールとを組合わせて色と味を試しているところ。最も楽なのは、パッションフルーツ・リキュールにオレンジジュースやトロピカルジュースを混ぜるだけのものである。また牛乳に各種リキュールを混ぜてもいい。女房の母殿はこれがいいと大好評!


 カクテルの王様である「マティーニ」を味わう。007のジェームスボンドが好んで飲む酒とのことであるが、確かに辛口の男酒である。これはジン4/5、ドライベルモット1/5の割合の切れ味のいいカクテルであるが、この配合割合で一冊のレシピが出来るほどのカクテルである。

 ジンの割合を高めるほどに辛口になり、かのチャーチル首相はベルモットの瓶を眺めながらジンのストレートを飲んでいたそうである。しかしながら、まだ極めていない。吟醸酒に惚れ込み、日本酒に慣れ親しんだ舌がこの辛口のマティーニを理解できるようになるまでには時間がかかりそうである。なかなかカクテルの世界も難しい。


 難しいが、カクテルでなくてはいけないムードがある。ホテルの最上階のスカイラウンジで夜景を見ながら飲むのはやはりカクテルである。色々なカクテルを飲むのを今から楽しみにしている。


≪方向変更(平成22年11月)

 現在、ワインにはまっているので、なかなかカクテルの世界に深く入っていけない。
 カクテルの材料をそろえている頃は、主に日本酒の吟醸酒を楽しんでいたので、全く別の世界であるカクテルに関心があったが、現在はワインに執心しており、週に3本はワインを空けている状況である。このために、カクテルはお客さんが来た時のみリクエストに応える形で作っている程度となっている。

 久しぶりにカクテルでも作るかと、リキュールの味見をしていると、アルコールが飛んでしまって味が変わっている。
 よって、これからはカクテルは外で楽しむこととし、「お家でカクテル」は、できるだけ絞り込むこととした。カクテルの世界もそれぞれのカクテルにいわれがあって、楽しそうであるが、やりたい事が他にも多いために、やむなく、カクテルの世界に深入りすることは止めることにした。

 なお、缶カクテルも多く販売されているので、これだと手軽に楽しめていいようだ。