2019年4月30日(火)

 〜   昭和は遠くなりにけり !  〜

 
 今日で平成も終わる!
 昭和、平成、令和と生きてきたとなると、昭和も遠くなったものである。
 今日は現天皇が退位され、明日は皇太子殿下が新天皇に即位される。

 この平成というのは一体どういう時代であったのか?
 大規模自然災害が非常に多い時代であったように感じる。
 特に、風水害は「これまでに経験したことがないような・・・。」という表現がたびたび聞かれた。
 令和という時代は穏やかな時代になって欲しいものである。

 さて、連休明けの日本市場はどう動くのか?
 何しろこれまでに経験したことがない初めての市場10連休である。
 連休中に世界の市場が何事もなければ、特に問題はなさそうであるが、残るは為替の動きである。日本市場が閉じている間に、思惑的に円高に向かわせようとする動きが出れば一気の円高の可能性もある。
 残るは、東アジアやイスラム圏などの不透明な地勢学的リスク程度であろう。

 一方で好材料としては、3月まで売り越しであった海外勢が、4月に入って、一転して1.3兆円の買い越しに転じている点である。
 また、新天皇の即位、令和時代の始まりということで、ご祝儀相場で意外高の可能性もありそうである。

 とは言うものの、連休明けには2000社を超える決算発表がある。この企業業績によって、個別企業の株価は大きく動きそうである。
 増収増益であってもアナリスト予想を下回っていると、株価は大きく下落するという投資家にとって迷惑なアナリスト予想もある。要はアナリストが適切な予想ができなかっただけであるにも関わらずにである。

 連休前にキャッシュポジションを高めていたので、連休明けは投資対象企業の選別に多忙になりそうである。